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鉄道車両の連結器って、ナゼ同じじゃないの?
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写真にある物は密着型連結器と言われるもので、主に電車や気動車など、動力分散式(機関車で引っ張る貨物列車のように動力が一か所にあるのではなく、複数の車両に分割されて存在する)車両で使われるものです。この連結器は連結状態では連結器同士が完全に遊びなく密着するので、発車や加速減速などの際に連結器の遊びに背負って生じるショックがなく乗り心地は良いのですが、握りこぶしのような形(自動連結器と言います)のものよりも強度が低いのです。電車などのように動力が複数の車両に分散されている場合なら、加速や減速・発車や停車の際でも一つの連結器にかかる力はそれほど大きくないので、十分に耐えられます。ところが貨物列車のように先頭に機関車があり、その後ろにつながる貨車には動力がないような場合は、重量のある貨車を引っ張る力のすべてが、機関車と一両目の貨車をつなぐ連結器にかかってしまいます。とても大きな力がかかるため密着連結器では耐えられないのです。昔の機関車で引っ張る客車などでは、客車でも自動連結器が使われていたことがありますが、発車の時に連結器に遊びがあるため、ガクンという衝撃があり乗り後事委のいい物ではありませんでした。先に上げた二つのタイプの連結器のあいのこのような密着自動連結器という物もありますが、強度は自動連結器よりは落ち衝撃は密着連結器よりは落ちるという感じですね。そのほかにも一部の機関車などでは客車や電車も貨車もどちらとも連けるする必要があるた場合に使う、双頭連結器という物もあります。これは密着連結器とつながる形の部分と自動連結器とつながる形の部分の両方を90度向きを変えて付けた先端部を持っていて、その部分を回転させることでどちらとも連結できるようにしたものです。まぁ、実際には同じように見えるものでも、鉄道会社によって寸法が異なったりしますので、実際には多数の形があります。最近では相互乗り入れなどのためもあり、同じ規格の物を使う場合が増えていますが、見た目によく似ていいても、会社が違うと連結できないなんてことも普通にあります。 参考URL 自動連結器 https://isok.jp/rail/term/term_na/cautcp.htm 参考URL 自動密着連結器 https://isok.jp/rail/term/term_mi/tltacp.htm 参考URL 双頭連結器 https://www.photolibrary.jp/img568/314961_5456004.html
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- maiko04
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色々違います。 線路幅、架線の電圧など。
お礼
線路や電圧が違うのは知っています(;^_^A
- 中京区 桑原町(@a4330)
- ベストアンサー率24% (1002/4032)
握りこぶし型(写真)は昔の自動連結器です。 この型は連結した時に少し隙間が出ます、そのため出発時に1両目が動いき、少し遅れて二両目が動き、さらに遅れて三両目が動き・・・・の様になる。 貨物列車がスタートする時にガチャ、ガチャ、ガチャ・・・と言うのを聞いたことがありませんか? 最後の車両までが動き出すまでは低速で動き衝撃を和らげなければならない。 電車の速度が速くなるに従いこの隙間が問題になる。 そこで密着型(あなたの写真)の連結器が開発されたのです。
お礼
貨物列車のうるさいガチャガチャガチャ、聞いたことあります(>_<) コブシ型が古くて、私の画像の方が新しんですね。 じゃあいずれは、画像の方に統一される可能性があるんですね。
お礼
連結器って、車両の種類や乗り心地などを色々と考えて作られているんですね。 どの連結器が良いとは、一概に言えないんですね。 また同じ連結器のように見えても、サイズなどが違うんですね。 たかが連結器、されど連結器という感じですね^^