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がん保険は必要?
がん保険をはじめとする医療保険は今の日本で加入する必要性はあるでしょうか? ネットで検索して出てくるような記事はあらかた読みましたが、たいていは保険会社の人間やフィナンシャルプランナーなどが書いたもので、中立性に欠けると思いました。ほぼ例外なく「公的保険では賄いきれない保障を提供する」という結論に導いており、保険への加入を勧めるものばかりです。 公的保険で賄いきれない部分は、追加で保険料を払って(今現在の健康な生活の一部を削って)まで備えるべきものでしょうか?
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- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
>公的保険で賄いきれない部分は、追加で保険料を払って(今現在の健康な生活の一部を削って)まで備えるべきものでしょうか? これは、価値観の問題です。 大雑把な数字ですが、日本における契約率は、死亡保障が9割、医療保障が8割、がん保障が4割です。損保の自動車保険は9割。 例えば、死亡保障の保険金ベースで考えると、65歳ぐらいまでの掛け捨ての定期保険が大半で、ほとんどの人が貰えない(ほとんどの人が、65歳時点で生きている)。 簡単に言ってしまえば、ペイしない。 それでも、9割の人が契約しているのは、万一、自分が死んだとき遺族にお金を遺す価値がある、必要性があると考えているから。 医療保険・がん保険も、ほとんどの人は、ペイしない。 それでも契約する人が多いのは、病気になったとき、お金の心配をしたくないという事に価値を見いだすからではないでしょうか。 例えば、公務員ならば、身分が保障されているので、大病をしてもクビになることはないし、一定の給料も貰える。しかし、非正規ならば病欠すれば、直ちに収入減になる。 また、入院するならば個室が良いという人もいるでしょう。 そんなことに、価値を見いださないならば、契約しなければ良い。 一着、数十万円もするオーダーメイドのスーツを買う人もいれば、1万円のぶら下がりで十分という人もいる。 オーダーメイドのスーツを買うことが無駄かどうかは、価値観の問題でしょう。 保険会社の人間が保険を勧めるのは当然でしょう。 保険会社と関係ないファイナンシャルプランナー自体、日本では少数なのですが、中には、医療保険は無駄と言っている人もいます。 勧める人が保険会社よりで、勧めない人が中立というのは、勧める・勧めないで中立かどうかを決めるのは、論理的根拠が薄いのではないでしょうか。 価値があると思えば契約すれば良いし、ないと思えば、契約しなければ良いだけのこと。 質問者様の他の方へのコメントですが、 >公的保険で賄えないような治療や医療サービスが本当に必要となる可能性が実際どの程度あるか 例えば、先進医療の保険料は、保険会社にもよりますが、単体で500円ぐらい、医療保険の特約ならば100円ぐらいです。 それで、最高300万円(陽子線・重粒子線治療)ぐらいの保障があるのですから、実際にはほとんど使えないということ。 ほとんど使えないが、「ま、100円ならば良いか」という価値観で契約するのではないでしょうか? ちなみに、先進医療の最高額は、ランゲルハンス島移植で2千万円ですが、対象がI型糖尿病(先天性糖尿病)で、この病気の人は、そもそも民間の医療保険に契約できない。 保険とは、基本的に「他人を助ける行為」ですよ。 保険で本当に助かる人、いわゆるペイする人は、ごく一部です。 そのごく一部の人を助けるためのシステムが保険です。 そして、ひょっとしたら、自分が助けられる立場になるかもしれないというリスクをカバーするために参加するのです。 (自分のリスクをカバーしないで、他人を助ける行為を「寄付」と言います) そこに、価値がないというのならば、契約しなければ良いだけのことだと、私は思います。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6890/20373)
家族のいる人が 自分のためではなく 残される家族のためにかける。 そういうのならいいんじゃないでしょうか。 最近の私の親戚の話ですが 兄弟が複数いて 遺産を分割すればすぐに消えてなくなるだろうと考えた親が 長男に家を相続させることにした。 その長男が癌になり 長期療養の末に亡くなったのが今年のこと。 家はその療養費のために人手にわたり わずか200万円の預金が残っただけでした。還暦をわずかに越えた年でした。 人生はどっちに転ぶかわからないので 保険というものがあるのでしょう。
- kikiegao121
- ベストアンサー率23% (46/198)
質問者様は凄く勘違いをされているようですね。 日本人で本当に健康な人なんて一万人に一人ぐらいなんですよ。 と言うことは、質問者様が言われる健康な生活の一部を削るということ自体が可笑しいんですよ。 ただ、保険に入らなくても貯金をしていても良いのですが、金利が悪すぎますよね。 昔のように郵便局の定額貯金が満期になったら元本が倍近くになるのであれば保険も特に必要はないのですけどね。 それと、ガンには公的保険では賄えない治療があり実費は大変ですよね。 だから私は県民共済のように掛け捨てではなくてガン保険にも加入できる商品に加入しています。得とか損とかではなくて、安心を持つためのお金があっても良いかと思いますよ。病気は若いときに発生すると大変ですからね。
お礼
本当に健康かどうかが問題ではなく、医療保険のお世話になるほどの病気かどうかという話です。あなたの仰るとおりとすれば、1万人に9999人は医療保険のお世話になると? 金利が悪いから保険に入るべきという発想が理解出来ません。必要ないものは金利に関係なく不要ではないでしょうか。保険は不測の事態に備えるものであって、お金を増やす手段ではないですよね。まさか積立型や年金型の保険のことを仰ってますか?それは保険ではなく投資や資産運用の話であって、ここで問題としている話ではありません。掛け捨ての保険部分のみの要不要を知りたいのです。
- chomicat
- ベストアンサー率55% (586/1047)
今日は。 私自身がん保険(掛け捨て)を38年掛けて、先日廃止にしました。 掛け捨てですから半年分しか戻りませんでした。 そのまま溜めていれば300万円以上になってます。 現在84歳、がんの気もありません。 でもね、現在これだけ癌が多くなってくると、先進医療を受けるには、無保険の場合目の飛び出るほどの金額になります。 昔人間なので、今までがんで死んだ同級生は367名中5名のみ。 現在、癌にかかる人は多いからやはり先進医療、差額ベッド代のがん保険は安心の為に掛けるべきでしょうね。
お礼
問題はその「目の飛び出るような金額の治療」が本当に金額に見合うだけの価値があるかどうかなんですよね。本当にその価値があるというなら、いざというときのために保険で備えるのもありだとは思いますが。 どうも怪しい医療者もどきが保険屋とグルになって、エビデンスの不十分な治療法を「高度先進医療」などと仰々しく宣伝して無知な患者を騙しているように思えてなりません。確率の低いバクチのようなものなら、手堅く保険で備えるという堅実な姿勢とは相反しますよね。
- maiko04
- ベストアンサー率17% (345/1956)
治療費はそんなにかからないとおもいます。 問題は 入院中に無給になるための家族の生活費です。 死亡なんてなった日には家族が路頭に迷います。
お礼
別の方の回答にも書きましたが、少し論点がずれているような気がします。 よく保険の話で「残された家族のため」という言い回しを聞きますが、家族がいようといまいと払った保険金に見合わなければ入る意味はありませんよね。どのみち未来は確率的にしか分からないものです。「運悪く不幸が起こってしまった場合に困らない保障」にいくらまでなら払うべきかを知りたいのであって、割高でも入るべきというのであればそれはつまり、今現在の健康な体で自由に使えるお金を必要以上に犠牲にしていることになりませんか?そりゃ保険会社も商売だから彼らの利益分は上乗せして支払う必要性は分かりますけどね。
お礼
少し論点がずれているような気がします。自分のためとか家族のためとかではなく、払った保険金に見合う価値(リターン)があるかどうか知りたいわけです。先進医療や差額ベッド代は確かに高いですが、公的保険で賄えないような治療や医療サービスが本当に必要となる可能性が実際どの程度あるか、その治療により最終的に幸せになれる確率は? 保険が効かない治療というのは、最終手段としてそれこそ藁にもすがるような気持ちで受けるものだと聞きます。そうした治療に手を出すという、言わばバクチのために手堅く保険で備えるというのはどうも違和感があるのですが。