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畝の端の葉物野菜は真ん中より生長が遅い!?
- 畝の端の葉物野菜は真ん中より生長が遅くなることがあります。
- 家庭菜園では一度に収穫できないため、時間差をつけて収穫する方が良いです。
- 畝の端の野菜の生育が遅いのは、日照や風などの環境要因が関与している可能性があります。
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畝端は畑の縁近くにある事が多いとか、家庭菜園では畑全体を一度に土起こしして土作りをまんべんなく行う事が無い場合もあるので、土環境に差が出ている事も考えられるのではないでしょうか。 畝端や畑の縁近くは作業で多く踏みしめる事が多いので土が硬く土起こしが充分で無くて土壌の中の通気や水分の染み込み方が良くなかったり、土作り時に混ぜる石灰や堆肥が真ん中ほどは充分な量混ざってなかったりでpH値や肥料成分が真ん中と差がでてしまい影響したなども考えられます。 あと案外気づかないのは外部から、菌や土壌に棲み着く害虫の卵など混じった他所の土が入り込んで畑の縁付近に多く存在していたりする事も育ちに影響する事があります。特に車のタイヤの溝に入り込んだ他所の土に含まれていたり、外部の人もよく畑近くを通ったり畑に入り込んだりすると、畑の縁付近の土の中で殖え育ちに影響する事も。 これの酷い例では私の知人の住むところで、国道からかなり離れた昔は畑に囲まれほとんど車の通りが無かったのに、その先に団地が出来たことで通勤経路となって家の前の道路の通行量が目立って増し、道路に落ち溜まる車のタイヤ溝の土が土埃や雨で流され自家用野菜を栽培している小さな畑に入り込んでしまい、外部から運ばれたらしいセンチュウ被害が目立ちはじめて数年で土の汚染が酷くなり対処も無理になって家庭菜園を諦め宅地に変更し売却してしまいました。私がよく通る他所の街でも、交通量の多い道路横の農家の畑がセンチュウに汚染されてしまって、「土壌汚染に付き立ち入り禁止」の目立つ大きな看板が5年間くらい立てられているのを見かけました。 今では北海道の富良野や美瑛も観光客が人気のある景観スポットの農地や農道に撮影目的で勝手に入り込み、その人たちの靴の裏や車のタイヤの溝で運ばれてきた外部から持ち込まれた菌や害虫が近年目立って発生し始め作物に影響が出てしまい、観光客が入り込まない様に畑の持ち主が有名な木を伐採してしまったり、立ち入り禁止の看板を立て警告する様になっています。 農家でも、外部からの土での菌や害虫の卵の持ち込みを気にする人は家の作りも玄関とは別に農作業で出入りする専用の出入り口があったり(農作業着の洗濯機も別)長靴に付いた土や泥が洗い落とせるように出入り口横に洗い場を設けている所も多いです。 菌や害虫の卵が混ざった土が畑に持ち込まれるのを防ぐ事は特にジャガイモの種芋を専門で栽培する農家で厳しく予防されていて(以前ジャガイモ種芋生産地域の近くに住んでいました)、その土地の広い範囲の農家の畑全てがジャガイモ種芋栽培だけで(何軒かで共同経営している所も)病気や害虫被害防止のためや種芋に残留させるための農薬使用の種類・散布回数も厳しく決められ、種芋出荷の基準に満たない物でも種芋なので残留が強く食べられないし捨てるのも簡単では無いので、土作りは特に気を付け基準に満たない芋を出来るだけ出さない様に土の状態を保つのと栽培には気を遣っているそうです。 畑の縁近くや畝端の土から菌や害虫の卵を退治するには冬にその範囲だけでも土を天地返と寒晒しを行い、春になったら畑の縁付近と真ん中のpHを確認してから畑全体が平均になる様に石灰を混ぜ1週間ほど寝かせた後、堆肥を真ん中付近は土の2割、畑の縁や畝端は3割くらい混ぜ更に1週間寝かせてから、畑の縁付近や畝端ほど土が柔らかく成る様に耕してみてはいかがでしょうか。 一度行って改善すれば毎年は無理でも2~3年ごとに行う事で土壌中の悪い菌や土壌中の害虫が殖えすぎないうちに退治でき、堆肥の効果が良く表れれば地力も良好に保てて収穫成績も今より良くなる事と思います。
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- fujic-1990
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農家を止めて随分になりますが、ふつうは、端っこは真ん中よりも光がたくさんあたりますから、畝の端のほうが成長は早いんじゃないでしょうか。病害虫の攻撃対象にもなり易いでしょうが、成長という点だけ見たら、早い気がします。