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1.サルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義

1.サルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義のそれぞれの利点欠点限界とは? 2.皆さまにとってサルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義とは? 3.サルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義とは結局何だったのだろうか? 哲学カテゴリー皆さまの ご回答のほど、 お待ちしております。

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 推測まじりで、やや独断的なところがあるかも知れませんが、どうぞ悪しからず。 1.サルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義のそれぞれの利点欠点限界とは? ⇒サルトルは、人間の内面・個・自我の考察に焦点を絞るあまり、人間集団や社会構造の問題などを等閑視する傾向があるように思われる。逆にレビィストロースは、社会・民族・人間関係に集中して、個人の内面的な考察が乏しいように思われる。 観点を変えて見ると、サルトルに欠けるのは(ソシュールの言う)ラング的な見方で、レビィストロースに欠けるのはパロール的な見方である、と言えるかも知れない。もしも、サルトルがラング的なより俯瞰的な視点をもって社会・政治を考察していたら、例えばコミュニズムの評価も違ってきたかも知れないし、親友だったカミュと決別することもなかったのではないか、とも想像される(そう考えたい)。 2.皆さまにとってサルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義とは? ⇒サルトルは、人間の内面をいわば形而上学的な手法で洞察し、レビィストロースは人間の集団を自然科学的な観点から分析しているように思われる。しかし、時に、両者とも共通に「人間の生そのもの」が軽視されているように見えて、その分私にはよそよそしく感じられてならない。もしかして、「両者を足して2で割ったら」(私にとっては)理想的な哲人と感じられたかも知れない。 3.サルトルの実在主義とレビィストロースの構造主義とは結局何だったのだろうか? ⇒両者とも、それぞれが身上とする分野で、独自の方法で人間学的考察を深め、極めて、いずれ劣らぬ業績をもって多大な影響を後世に与えたとされる。しかし、それは、(あえて僭越な言い方をさせていただけば)後学のためのいわば一つの礎石になったのだと考えるべきで、いずれ乗り越えていくべき存在なのである、いや、そうさせなければならない、と私は思う。すなわち、彼らはいずれ凌駕される運命に「落ちていただかなければならない」わけであるが、それをするのは、他ならぬ我々であり、我々の責務でもあるに違いない。

hayyuji9401010
質問者

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ご回答のほど、 ありがとうございました😊

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