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日本の中国外交は、「北風と太陽」作戦なの?
政治素人です。アメリカは、対中国外交でははた目にも「北風」作戦に徹しているように見えます。それに対し日本の中国外交は、一部の反対があっても「太陽」作戦なのでしょうか?国賓訪日の代わりに尖閣などは攻撃するな・・・と。
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日中の関係を考えるときに、アメリカと中国の関係を基準にしてはいけません。日本に取って中国は輸出入とも世界第一の相手国で、収支はほぼ拮抗しています。日本の輸出産業に取って中国は欠かせない存在で、また中国からの輸入品や中国の他国への輸出品には日本から中国に輸出した材料や工作機械などが多く使われていますし、日本のメーカーの多くが中国の工場に生産を委託するか、自社工場を作っていますので、経済的には中国とは切っても切れない関係。 それに対して、アメリカは最大の貿易相手国はメキシコで、中国への輸出はそれほど多くなく、一方で中国からの輸入はそれなりに多く、結果貿易収支は大幅な赤字です。世界経済は、色々な要素が各国間で複雑に絡み合っているので、アメリカも大赤字だからといって中国からの輸入を単純に制限すると自国に跳ね返ってくる部分が大きいですが、それでも数字だけ単純に見たら、中国との貿易をやめた方が特に見えます。それに対して、日本は中国との貿易を制限したら日本経済そのものに大きなダメージがあります。それと、世界の認識として、日本は世界第3位の経済大国だし、G7のメンバーでもありますが、国際社会の実態は、アメリカと中国の覇権争いに軍事的にロシアがチョコチョコと現れ、他の国々はその中でうまく立ち回るしか生きる道が無いと言うこと。アメリカの軍事力をうまく利用しつつ、中国に圧力を加え、都合の悪い中国の先端技術の進化や途上国への進出はアメリカと一緒に牽制し、経済関係は良好に保って日本が潤う様にし、外交上は習近平氏を日本に呼んで友好を保つ。日本はどちらかにべったりつくと言うことはできないです。お隣の韓国よりは米中の板挟みに悩まされないのは、経済的な影響力をいまだに保っているのと、外交をそれなりにうまくやってきたからだと思います。
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- roadhead
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日本とアメリカでは中国に対しての地勢的な違いがあります。 アメリカは遠く離れていますから強硬な態度で臨んでも特に問題はありませんが日本は中国ととても近く中国の艦艇も頻繁にやって来ます。 強硬な態度で臨めば戦火を交える可能性もありますし日本の経済は中国無しでは成り立ちません。 特に食料品等は日本の流通量の半分以上を中国が絡む物が占めています。 日本は台湾や香港ともとても近いので立場上とても微妙な関係にあります。 戦争放棄を吟っている日本では他国に対して強硬な態度で臨むことは基本的に出来ません。 強硬な態度はいざとなれば戦争も辞さないと言う事になります。
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- Sailormoon7
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中国の方が経済的にも軍事的にも、日本より大国ですので、主導権は中国側にありますね。
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