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国債は借金ではない?

よく国債は借金ではないとSNSで聞きます。 それってどういうことですか?なんだかよくわからなく「日本が日本にお金を借りているだけだから返す必要がなく借金ではない」と話だけ聞いてるとそれは永久機関ではと思ってしまいます。そんな都合の良い話があるのかと腑に落ちません。 なんだかアホみたいな質問ですがご回答お願いします。

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  • koncha108
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回答No.5

これは少し前に日本でも取り上げられたMMT理論のことを言っていると思います。日本は現在国民一人上たりにすると800万円を超える1兆円超の借金を抱えていて、ほぼ国債で賄っています。国債の大半は国内の金融機関や企業が保有していますが、日銀は市場の円の供給量を増やして経済を活性化するために、円を増刷しては国債を買い取ると言うことをしています。日銀が買い取ってくれる限りは国債を政府から買っても貸し倒れすることは心配ないので、政府が国債を発行すれば国庫をまかなうことができます。だったら日銀がガンガンお金を刷って国債を買い漁れば、国家財政は破綻するとなくいくらでも景気対策、財政出動、今で言うとコロナ支援を行うことができます。確かに今の時期は政府が大赤字だからと言って、国民の生活支援や企業が倒産しないための支援は必須です。MMTでは、市場・経済の供給能力の限界まで政府がお金を投入しても破綻はしないしむしろプラスに働くとしていて、停滞した日本経済に取ってはすがり付きたくなる様なお話です。ただ、理論は理論として、現実を見るとコロナ以前に日本の金融・経済は危険な状態で、経済が活性化しないまま日銀は異次元の金融緩和を続けています。どう言うことかと言うと、お金をたくさんばらまけばみんな使ってお金が回り出して経済が活性化すると言う前提だったはずですが、実態は市場にお金が余っているにも関わらず経済が活性化していない。お金がたくさんあればお金の価値が下がって政府が目指しているインフレも起こりそうな物ですが、それも起きない。そんな状況なので本来は円の信用がなくなって円安になっても良さそうで、円安になればそれはそれで輸出が盛んになりそうなのですが、残念ながらと言うか円の信用は下がらず円安にもならない。つまりお金をいくら市場に流しても期待することは何も起きていない。この現象はヨーロッパでも同じなのですが、もはや古い金融・経済の考え方が成り立ってい無いようです。一方MMTはケインズ経済学に根ざしているところもあって、基本的な考え方が現代の国家経済にあっていないし、ましてや国際経済にもあっていない様に見えます。うかつにそんな理論を信じて大量にお金を市場にばら撒き続ければどこかで破綻し、円がとめどもなく暴落する危険があると思います。つまりこれまで起こらなかったインフレがハイパーインフレとして発生し、適度な円安が通貨の信用喪失で急速な暴落と言う状況になりかねない。 日銀が今やっていることは、実は質問者さんがおっしゃるところの永久機関の様なところはあります。ただ、どこまでそれを拡大しても破綻しないのかは誰にも予測できないと言うことだと思います。 ただ、今のコロナに関しては、対策としては国債の発行と金融機関を通じての日銀の国債買取、それによって企業や国民に経済活動によらないお金をばらまくと言うことしかないとは思います。先日日銀の黒田総裁が発表した、必要な通貨はいくらでも供給すると言うのはそう言う意味だと思います。同じことを先進国が足並みを揃えてやればリスクは低いと思いますが、もし日本だけがやったら、コロナ騒動が収まった時に経済が回復しないままお金だけがじゃぶじゃぶあると言うとても危険な状態になると思っています。

その他の回答 (9)

  • 19690318
  • ベストアンサー率23% (97/407)
回答No.10

はい、市井で言う借金とは「質」が異なります。物凄く物凄く簡単に言うと国が銀行で国民がお金交換券を貰って現金を国に預けるのです。日本は経済的に豊かで「信用」があり、お金を預けているほとんどの人が日本人であるため一気に交換券を使う人はいません。ですから破たんしないのです。しかし貧しい国では、そのお金交換券を他の国に牛耳られているため、何でもかんでも自由に使えないのでこれが本当の国の借金と言えるのです。それだけ日本は豊かな国であることが今回の支給でお分かり頂けたでしょう。

  • cse_ri3
  • ベストアンサー率25% (165/640)
回答No.9

日本の国債は、ほとんどが国内で消費されています。 極論を言えば、国民に対して国債償還を無視して返さなくても、対外的な信用損失は最小限に抑えることができます。 これが国外に国債を売った場合、国債償還を止めてしまえば、即座にデフォルト扱いです。 また日本円は、日銀が無限に刷ることができるので、早々国債償還に悩むことはありません。 これが国外で、かつ外国通貨で取引した場合、円を外国通貨に両替する必要があるため、かなり限度があります。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.8

#5 タイポです。 誤  日本は現在国民一人上たりにすると800万円を超える1兆円超の借金を抱えていて 正 日本は現在国民一人上たりにすると800万円を超える1000兆円超の借金を抱えていて ついでにMMTについて。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E7%90%86%E8%AB%96

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.7

> よく国債は借金ではないとSNSで聞きます。  日本の国債の場合、限定の話でしょ?  日本の国債の場合、大半が日本人からの借り入れなので、「父ちゃんが、息子や娘から借金して家を直した、みたいなものだ」と言いたいのでしょう。  「父親に向かって、本気で『金返せ』と迫るドラ息子もバカ娘もおらんじゃろ」「期限が来たら詫びて、借り換えすればよかろうよ」という話ですね。  昨今は、平気で『金返せ』と迫る息子も娘も、、、いるんですが。  親の自粛要請を平気で無視して、パチンコやBBQに出る息子も、感染済みだと疑われて禁足要請が出ても平気で公共交通機関を利用して他の人に感染させる娘もいる 時代ですのに。  「いよいよになったら、自己破産(総辞職)して逃げればいい」とか考えて、全然返す気がないのかもしれません。  最近、最初から予定していたかのように自己破産して逃げる国民は多いから、借金を踏み倒しても非難はされないだろうと、甘く考えているのかも。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1905/9108)
回答No.6

視点の問題。 国債=国の借金 国民一人当たり・・・これ単純に割り算をしただけであり、最も愚かな表現。 言い替えれば、世論の後押しをさせるために「国民一人当たり」とマスゴミが表現している、単純なトリック。

  • sat000
  • ベストアンサー率40% (324/808)
回答No.4

国債は政府の借金であり、国民の借金ではありません。国民からすれば、むしろ大部分は資産になります。国民には銀行等の民間企業を含みます。 中央銀行である日銀が国債を直接引き受けることは禁止されています。日銀が今やっていることは市中に出回っている、あるいは銀行等が保有している国債を買い取るオペをやっています。買い取ることによって日本円を市場に供給し、金融緩和を行っています。 日銀が保有している国債には政府は利息を払いますが、日銀の利益は即座に政府に引き渡されるため、実質的に利息ゼロになります。なんとも都合のよい話に聞こえるかもしれませんが、無尽蔵にできるわけではありません。円を市場に供給し続ければ、通常はインフレになります。むしろそれを狙っているところがあるのですが、残念ながら日本ではインフレがなかなか進みません。これは何を示唆しているかというと、買い取り額がまだ足りないということです。従って、政府はもっと国債を発行すべきということになります。そして、目標インフレ率の2 %に到達すれば国債発行額を縮小するのです。 書かれていることはMMTっぽいですが、あれは非現実的な仮説と私は考えています。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.3

国債は紛れもない借金です。借金でないなどと言うのは真っ赤な嘘です。どこのSNSにそんなことが書いてありましたか? あなたが10年もの国債を買えば、10年経つて満期になると国があなたの口座に返済してくれます。でもあなたがその金の使い道がなければ再び10年もの国債を買うでしょう。実質的に返さないのと同じことですね。 千兆円もの国債は、お金持ちの使い道のないお金の置き場所なのです。返されても困るだけです。使い道がないのですから。千兆円もの大金はタンス預金にも出来ないし、株や不動産も買えないし(そんな大量の株や不動産はない)、金もダイヤも買えません。金やダイヤはとっくにお金持ちが買っていますから。つまり千兆円の国債は誰も使い道がない金なのです。だから返す必要はないのです。返したら返された方が困ります。返さないでくれと言います。返されてもどぶに捨てるしかありません。先日ニューヨーク原油価格がマイナスになりましたね。あれと同じです。原油をどぶに捨てている。お分かりですか。

  • agehage
  • ベストアンサー率22% (2753/12076)
回答No.2

お父さんが子供にお金を借りていると思ってください 子供はなぜかものすごいお金持ちなので、それほど問題なく済むのです 日本国民はバブルでいっぱいお金を貯めたので、いくらでも国に貸すことができるのです ただしこれも限度がありますので、その限度の日がきたら破綻するかもしれません

  • Macpapa10
  • ベストアンサー率9% (127/1288)
回答No.1

国内で売り切れるなら・・・ 政府の立場では借金 国民の立場では資産 でもほとんどが日銀が買いますので・・ 政府の借金でありながら政府の資産でもあります。 国債発行の危険性は、お金がたくさんあるのに買うものである物資が少ないので物価が上がります。 高橋洋一さんの計算では1000兆円ほど国債を発行しても大丈夫だとか。 計算方法は知りませんけど。 物価が2%上がると、1000兆円が100年後7000兆円の物価になりますが、今の国債金利はマイナスなので、ほとんど1000兆円返すだけで良いんですね。 高度成長時代やバブル時代、物価が年間10%上がって大変だった記憶が財務省官僚が持っているようですから、物価が上がる事に恐怖を持ってますので、今の物価上昇率が「最高」って思ってるようですね。 物価は安定してますが、景気が良くならないんですね。 借金は良くないって、通貨発行権が無い法人・個人・地方自治体だけのもので、通貨発行権がある政府は、借金があった方が良いんですね。 通貨発行益と言う考え方があります、1万円札刷るのに10円で済むんですね。 1000兆円刷るのに実は10兆円しかかかってません。 990兆円は政府の儲けですし、国民にばらまかれる性格のものです。 ただし物価が上がらなければ(ハイパーインフレ年率1000%上昇とかの)です。

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