- ベストアンサー
ツツジの再生について
- 30年以上前に植えたツツジのオオムラサキは、最初の3年は花が咲かず葉ばかりでしたが、現在根元近くから枝が伸びてきています。
- これを活かして花のさく木にできないか検討しています。
- 環境を日当たりの良い場所に変えて育てたいと思っています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
最初の数年しか花が咲かなかったのなら、環境と言うよりも土質が合っていないのではないでしょうか。種類にもよるのかもしれませんがツツジの多くは日差しが十分と言えなくても大きく育ち毎年沢山の花が咲かせられます。我が家では私が知っているだけで少なくとも30年はそこに植えてある(移住してきて開墾して50年、ツツジは山奥の元の家から持ってきて移植した物だそうで樹齢不明)数種類のツツジの大株があって、残念ながら埋設工事の関係で伐採しましたが物置の北側裏にあったレンゲツツジらしい大木は樹齢不明ながら3m以上あり日差しが当たりにくい根元近くの枝も含めて沢山の花を咲かせてくれていました。 ツツジは土のpHに好みがある種類ですから、コンクリート塀から土内に染み出し蓄積するアルカリ分が良くないのかもしれません。株の別の場所への移動は考えておらず、もし塀を取り壊すなら地面に埋まっている基礎部分から全てを取り除き土のpHは確認しておいた方が良く、結果次第で対処の方は変わってきます。場合によっては塀の有った跡や塀側の土を最低30cmは掘って取り除き中性や酸性の別の土と取り換えた方が、早く酸性の土に変えられます。酸性の土を足しての土壌改良は調整が難しく結果が現れるのもゆっくりなのであまりお勧めできません。 もう大株の様ですが掘り上げての移植は可能でしょうか。別の場所にあらかじめ大きく深めの穴を掘り、ツツジが好む程度の酸性の土をたくさん入れてからツツジの株を植えてあげれば適した土に根が伸びていけ新たな若い枝も元気に育ってくれる可能性はあります。ただし種類によっては育ちがゆっくりで株の大きさが思うほどにはなりにくいかもしれませんが・・・。 根の張りがおそらくかなり大きいと思うので個人でどうにかできる規模では無さそう。ツツジの為以外の理由も有っての日当たり改善で塀を取り除くご予定なら造園屋さんで塀とツツジの方どちらも請け負ってもらえるか確認し土を入れ替えてもらうか、ツツジを移植してもらうのも一緒にお願いした方がよさそうです。 もしヒコバエが生えているのならそれの生えている土を慎重に掘ってみて、根が充分生えている様なら親株の根元から切り離して手ごろな長さで切り詰め、他の場所で育てる方法も有りますが、生えて来る場所によっては切り離しが難しいかもしれません。もしも種子から育ったものだとツツジの実生は育ちが遅く我が家のレンゲツツジの種子が風で近くの鉢に落ち芽生えた物だと5年以上経っても枝が根元から3本ほど生えている15cm位の苗株のまま。もし実生苗だと現時点で生えてから何年か経っているかまではわかりませんが挿し木やヒコバエから育つのと比べ更に育ちが遅くなりがちです。 今の古い株から仕立て直すのよりも、ツツジ類は挿し木で殖やして若い株を育てた方が将来有望ですが、古い株から挿し穂に出来る枝が何本も取れないようなら枝ぶりが乱れやすい為に難しいですし(成功率を上げるには多めに挿し木する)、挿し木出来てもそこそこの高さや株幅が出た若い株に育てるには結構年月もかかってしまいます・・・。
その他の回答 (2)
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
造園屋に勤務していますが、画像を見ると確かに根元に背丈の低い 枝が出ていますよね。この小枝の横にある太い幹を切り倒してから 小枝の部分だけを生かして、それを移植しようと考えているようで すね。出来ない事はありませんが、あの太い幹から考えると相当に 根は四方八方に広がっていますので、株を掘り上げるだけでも大変 になろうかと思います。最低でも太い幹の中心から半径30cm位 で掘り上げるしかありません。 顧客さんの要望であれば要望通りにしますが、自分だったら無理な 事はしたくないので、自分なら挿し木にして発根した後に植木鉢で 栽培をし、ある程度の大きさになってから地植えにしますね。 開花しない原因としてですが、まず日当たりが悪いのは当たり前の 事です。他に考えられる事は肥料不足、年毎の剪定でしょうか。 最初の3年は肥料は足りていたはずです。だから開花していたので すが、通常は年毎に肥料は施す必要があり2月の寒肥と9月のお礼 肥えが必要です。葉ばかり出ているのは土壌に窒素分が多くなって いるからで、これを園芸用語で窒素過多と言います。窒素は葉を出 させるための肥料ですから、窒素が多くなると開花しなかったり、 花数が極端に減ってしまいます。 寒肥には油粕に骨粉(油粕の量に対して2割)を混ぜて、根元から 20cm程度離れた位置に浅い溝を掘り、そこに施します。 お礼肥えには化成肥料を寒肥と同じ要領で施します。 次に剪定ですが、適当に剪定したり時期外に切ったりすると開花に 大きく影響します。また剪定を一切せずに何もしないと、当然です が開花は望めなくなります。何もしない事を放任と言います。 サツキは陰暦の5月頃に咲くからサツキ(皐月)と言うんです。 開花が終わったら直ぐに剪定するのは構いませんが、6月以降頃に 剪定をしてしまうと翌年の開花は望めません。それは5月中旬から 6月にかけて来年の花芽を作る作業が行われます。これを花芽分化 と言います。この時期に大掛かりにバッサリ切ってしまうと翌年の 花芽は無くなりますので、そのため開花しなくなるわけです。 花芽分化が終わってからは、長く伸びた枝だけを軽く摘むようにし ます。 とにかく今の状態では移植は無理だと思います。 出来る事なら今のツツジは栽培は諦めて、根元からバッサリと切っ て処分をし、新しく苗から育て直された方が確実で楽と思います。
お礼
ありがとうございました。理解できました
- chomicat
- ベストアンサー率55% (586/1047)
千重オオムラサキ(薔薇咲き)を4鉢育てています。 もう40年になります。 写真で見る限りその小枝を挿し木して増やせます。 直径15センチ(まあ何でも可)くらいの鉢に挿し木用の土 (私はあり合わせの土使用)に枝(出来たら昨年度の古い枝、若葉のあるのは避けて)を長めにカットします。 枝元を斜に切って鉢に深くずぶりとさします。 それだけでOK。 コツは乾きにくい土にすることと昨年以前の古い枝を使う事とさす部分をできるだけ長く斜に切って挿す事、乾かさない事。 日の当たるところ(朝日のみ)でも日蔭でも。1か月もすれば根が出てきます。 鉢一つに3本くらい挿してかまいません。(後で植え替え) 枝の葉っぱは先の3枚くらい残して他の葉はむしり取ってからさします。 つつじは乾燥しないようにさえ気を付けていれば容易に根つきます。 オオムラサキは2年もすれば小さくても花が咲き始めます。 酸性土を好みますのでそのおつもりで。 家の3鉢は現在花盛り、一鉢の花数は大体500位、枝に束になって薔薇状の花をつけています。オオムラサキの変種です。 大丈夫、簡単に増やせますよ。
お礼
ありがとうございました。理解できました
お礼
ありがとうございました。理解できました