レコード針の取扱い(清掃)について

質問

最近レコードの楽しさにハマって中古レコード屋をまわったり当時のアンプで再生したり楽しんでいます。
最近レコード針の取扱いについて疑問があります。
メーカーは、300時間で寿命と説明書に書かれていますが、
ある人いわく針は永久で、針先をうっかりこぼしてしまうのが原因と言っていました。
先日再生すると高音が伸びず、長岡のハイクリーンで清掃しながら聴いていましたが、それでも直ぐに高音が伸びなくなるので針先をじっくり見たら汚れがついて先が丸くなっていました。
綿棒を水でひたしそーっと針先を綿棒に押し付ける事を繰り返すと綿棒に黒い汚れが沢山付き、針先は尖った状態に戻りました！
　勿論、音もバッチリ、高音の伸びも復活してくれました。

長くなりましたが・・・

針先のお手入れはどうされていますか？
実際の所針先はどのくらい持つの？

というのが質問です。
LP初心者です、お手柔らかにお願いいたします。
尚、日常はナガオカ　クリアトーンとハイクリーンで盤・針をメンテナンスしています。

回答No.2

iBook 2001（@iBook-2001） · ベストアンサー

はじめまして♪

レコード針、ダイヤモンドを丁寧に磨き上げた最適形状の物が使われています。
しかし、レコード再生時に音溝との摩擦で部分的では在りますが非常に高い温度と成り、その状態で複雑に振動を引き起こす音溝を引っ掻いて行くので、溝との接触面（左右）の部分が摩耗してしまうのです。

メーカーの指標は、理想的な状態で使ってほしいからか、あるいは扱い方条件等で、少し摩耗が早い場合にも配慮しているのでしょう。

特殊なラインコンタクト針などの寿命は結構短めですが、広く多用させているコニカル針（丸針）の場合は、８００時間とか１０００時間くらいというのが一般的な目安とも言われます。

針の先端では無く、両側面。適度な球面になってる部分が、摩耗が進んで平らに成ります。球面と平面の境目は、ややスルドイ角度になって仕舞うので、ウンがワルイとレコード盤の音溝を傷つけてしまいます。（まさに、ダイヤモンドカッターですかぁ。。苦笑）

そんな弊害が出ないうちに、針交換をするのがベストですよ。

針先クリーニングにも気を配っているのでしたら、指標の３００時間、２倍の６００時間くらいまでなら、きっと大丈夫でしょう。（３倍の９００時間／１０００時間くらいまで、イケルかもぉ。）

針交換は、音が悪く鳴る。とかじゃなくて、レコード盤を痛めないためです♪

お礼

御無沙汰しております。先日はバイワイヤリング風に、パラレルにつないだSPにケミコン１μFほどのを付けてフィルター化でお世話になりました。
１μFで満足して使い続けています。

具体的な時間まで回答してくださりありがとうございます！
摩耗するという物理的な意味がよく分かりました。

確かに、丸針というのはすごく持ちが良いみたいですね、いっそカートリッジを丸針で安価な針で音がそこそこなのに変えたほうがいいのかな・・・汗汗

回答No.4

HAL2（@HALTWO）

Diamond は天然鉱石の中では最も高硬度の物質 (人工物ではもっと硬いものがあります) とされますが、衝撃に強いわけではなく、劈開方向ならば Cutter Knife を当てて軽く叩くだけでも簡単に割れてしまいます。

Phono Disc 面には埃等が付着して溝の中にも隠れているのですが、埃の中には砂埃のように微細な鉱物が混ざっている場合があり、Diamond の針先と言えどもこれらに衝突して溝壁面との間でガタガタと叩かれ続ければ劈開方向にある炭素結晶が剥がれて行ってしまいます。……0.2～1nm 程度ずつ剥がれるので「割れる」と言うよりも「摩耗する」と言う方が正しいでしょうね。

針にくっ付いた目に見えない程小さな埃は Disc の樹脂や大気中の油脂等と絡まって針に付着する事によって「汚れ」となって蓄積して行くのですが、こんなものが付いてしまっては針が正しく振幅する事ができなくなって、耳で聴いても高域が減衰してくるものでしょう。

「摩耗」による針の寿命は最短保証値で 300 時間ぐらいでしょうが、汚れによる音色劣化は汚れた Disc を再生すれば 5 分でも生じるものでしょう(^_^;)。

このため Phono Disc に針を落とす前に Ethanol を染み込ませた Cotton で軽く汚れを落とす、潤沢な資金を投入できるのであれば Ethanol と界面活性剤を最適な配分で配合している専用の Cleaner と Brush で汚れを落とす癖を付けておくべきでしょう。

一方 Disc Cleaner の方は、嘗ては下写真のような MILTY 社の粘着 Roller 式 Cleaner である PIXALL や静電気除去器の ZEROSTAT といった秀逸な商品があったのですが、最近は見ないですね。
粘着 Roller 式 Cleaner は NAGAOKA 社の CL-1000 が未だに販売されているようです。
https://www.nagaoka.co.jp/item/cl-1000.html

素敵な Audio Life を(^_^)/

回答No.3

yoshi5963

そうじゃ無いですよレコード針が汚れるんじゃ無くってレコード自体が汚れてるんです私たちが遣ってる事はレコード盤に女性用のパックざいを塗るんですねそして乾いたらべりッとはがす　レコードはクリーナーで磨けば磨くほど静電気が起き収集つかなくなりますダイヤ針ですか音が真面に違いますよ。
長岡は性能良いです。

回答No.1

中京区 桑原町（@a4330）

一般的に針と言われるのはダイアモンドでできてます。
地球上で最も固い物質だが、それでも摩耗します。
新品当時の性能が維持できるのがメーカーが言う300時間です。
でも400時間使っても500時間つかっても清掃すればそれなりの音は出ます。