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レコードプレーヤーの針圧。
最近、LPで古いジャズとかを聴きたくなり、 オークションでトリオKP-700というレコードプレーヤーを入手しました。 実はこういう「本格的」なプレーヤーは初めてで、 1万円前後のプラスチック製の簡単なものしか今まで使ったことがありません。 そういうわけで、針圧を設定するのは初体験で、 どの値が適正なのか、よく分かりません。 また重り?の位置が前後にスライドしますが、どの位置が適正なのか ご存知の方お教えください。 ちなみに、カートリッジはオーディオテクニカの「AT-11d」です。
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アンチスケーティング機構ですが、糸でもダイヤルでもありません。 アーム付け根内側に、90°になっている部品があります。動かすとぶらぶらします。途中に動く円筒形の部品(錘)が付いています。 それがアンティスケーティング機構の部品です。 バランスをとるには、 まず、その錘を根本まで動かしてください。 それで、アンチスケーティングが0になり、アームが左右に自由に動くようになります。 電源を入れ、アームリフターを動かして下げた状態にします。 電源を切ってください。 アームをレコードとアームレストの間に動かします。 この場所でバランスを取ります。 その後、アーム後方の回転する錘を動かして、アームが水平になるようにバランスをとります。錘は回してください。アームにネジが切ってありますので、前後方向に動かさないように。 バランスを取りましたら、アームの高さを合わせます。 レコードをターンテーブル(回転部分)に置いてください。 アームの高さを合わせるには、アーム付け根に固定ネジが2本付いていますので、アーム付け根の金属製のごつい部分を持ってから六角レンチでゆるめます。 結構重いので、油断するとガチャンといきます。一番下まで落ちるだけです。が、針を折ってしまったり、レコードを傷つける事もありますので、慎重に。 アームの高さは、LPレコードに針を置いた状態で、レコード正面と、アームが平行になるようにします。(基本的な状態です。だいたいこれで合います。) アーム後方の回転する錘の前に、回転するダイヤルが付いています。 このダイヤルを一番上で0になるように、ダイヤルだけ回転させます。(アーム後方の錘が一緒に回ることがありますので、錘は回らないようにもう片方の手で押さえておいてください。) ダイヤルを上で0にしたら、針圧が2gのようですので、今度は錘を手前に回転させ、ダイヤルの2の数字が上になるようにします。 これで針圧の調整はできました。 最初に0にしたアンティスケーティングですが、棒に溝が切ってあり、溝1個で1gのアンティスケーティングが掛かります。(溝1個0.5gではなかったと思います。棒に溝が3本か4本見えれば溝1個1gです) したから2個目の溝に円筒形の錘がくるようにすれば、アンティスケーティングのセットも完了です。針が外側に流れるようでしたら、錘を少し下にしてください。1gでも大丈夫なはずです。 これで終了です。 アーム高さ調整は、取扱説明書でもないと、初めての人では難しいと思いますので、カートリッジの腹がレコードに当たりそうなくらいの状態でなければ、やらなくても結構です。 取説と六角レンチが付いていない状態ですと、六角レンチを買うことから始めなければいけませんので。2mmか3mmだと思いましたが、そこまでは覚えていません。 長くなりましたが、以上です。 KP-700の後のKP-700Dを十数年使っていました。アームの造りは同じだったと思いました。
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- hossannpap
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レコードプレーヤー「トリオKP-700」 http://audio-heritage.jp/ ↓ http://www.audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/index.html ↓ http://www.audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/player/kp-700.html ですね! カートリッジ「オーディオテクニカ AT-11d」 http://mitsunoken.hp.infoseek.co.jp/nagaokatetsuo.otogakawaru.html この記事の最後に、針圧二gと記されています。 前置きとして、現物を知りませんので、詳細な設定作業は解りませんが・・・・ この説明は、私が、過去に見た事がある一般的プレーヤーの記憶とKP-700の写真から推察した設定方法ですので、絶対的なものでは有りません。 (1) ターンテーブル面の傾きを水準器で、水平にします。 (2) アーム支柱の高低位置調節が出来る機種ならば、 0バランス(針圧0g状態)にした時に、レコード面とアームが水平で平行になる様に調節します。その時、針先端の高さが、レコード面の高さと同じにします。(※高さ調整機能が無ければ、支柱の高さ調整をせずに、針先とレコード面の高さを合わせます)この状態の時にバランスが取れているので、錘のメモリを0に合わせます。 (3) 適正針圧が2gとなっていましたので、メモリ0に合わせた錘を少しづつ移動(スライド式か回転式か私では判りませんが・・・)させて、2gのメモリ位置まで動かします。 基本はここまでですが、 (4) 写真では、アンチ・スケーティング機能(演奏を始めると、ターンテーブルの中心方向へ引き寄せられる力を打ち消す機能)付きの様に見えますが????・・・ I. サブの「小さな糸下げ式錘」で調整するタイプ or II. ダイヤルを回して調節するタイプがあります。(写真の感じでは、タイプIでしょうか???)一般的には、針圧で0.5g単位に対応できる様に糸を掛ける為の場所のメモリが切ってあると思います。 多少の経験が有れば、上記説明からでも推し量って、作業が出来るでしょう。全くの初心者では無い様に推察しておりますので、頑張ってみて下さい。 どうしても解らなければ、KENWOOD http://www.kenwood.co.jp/j/products/homeaudio_index.html にお問い合わせ下さい。
お礼
残念ながら、ターンテーブルに関しては、まったくの初心者です(^_^;) 専門用語がいっぱいで、あまりにも深い世界ですね。 非常に困難な作業のようですが、(1)~(4)を参考に挑戦したいと思います。 ありがとうございました。
- DAV
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オーディオテクニカの「AT-11d」の適正針圧は1.5~2.0グラムです。 針圧計を使えば正確に調整できますが、簡易的には一円玉2枚の重量が2グラムですのでおおよその目安になります。 重りのところにメモリがついていれば、まず前後のバランスをとって針圧ゼロ状態にしてから、カートリッジ側に2グラム分だけ重りを前進させます。 なお、ターンテーブルは水平に設置して下さい。
お礼
針圧計。そんなものまであるんですね。知らないことばかりです。 本当にデリケートな機械なんですねえ。 おかげさまで、針圧の設定方法が分かりました。 ありがとうございました。
お礼
うおお、なんという詳細なマニュアル、ありがとうございます。 六角レンチまで使うとは・・・。 デリケートなだけでなく、力仕事も必要なんですねえ。 これもまた困難な作業みたいですが、今度の休みの日に挑戦したいと思います。 ありがとうございました!