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アレスタの動作原理とバリスタの使い分け
- アレスタとバリスタはどちらも雷サージ保護素子として利用されますが、その動作原理と使い分けについて教えてください。
- バリスタはアレスタよりも応答速度が早いと言われていますが、具体的にどの程度早いのでしょうか?
- アレスタとバリスタの選択に関して、素人でもわかりやすくお教えください。
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アレスタは英語の「lightning arrester」の「 arrester」(逮捕する者、防止装置)から来ています。つまり「用途による分類」です。 主に、送配電網・受電設備における過電圧障害防止用の物を指します。(昔主流のガス放電管は低電圧小型が難しかったため) 最近?は理想に近い特性の酸化亜鉛型が出てきたこともあり、大型も小型もサージ保護装置(SPD)でまとめる傾向があるみたいです。 一方、バリスタは「variable resistor」の短縮です。つまり、「素子特性による分類」です。 なお、可変抵抗もvariable resistorですが、「抵抗値を変更できる」の意味ではなく、「電圧によって抵抗値が変動する」の意味です。 なので、酸化亜鉛型の避雷器は「バリスタを用いたアレスタ」となります。 放電管タイプとバリスタタイプの違いは以下が参考になりそうです。 放電タイプは放電開始電圧到達後に放電形成に100nsくらいかかる模様。 バリスタの方はサージのエネルギー(電流供給能力)とバリスタの電流電圧特性に依存するので一概に言えないといえます。 (通常状態でも漏れ電流がゼロではないので、明確な応答速度が定義しづらい。) http://www.acelion.co.jp/naibu/tokusyuu/naibu_comp/spd_comp.html
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- lumiheart
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アレスタ(避雷器) https://product.tdk.com/info/ja/products/protection/voltage/arrester/index.html https://www.fujielectric.co.jp/technica/faq/thunder/05.html バリスタ https://www.koaglobal.com/product/library/varistor https://industrial.panasonic.com/jp/ss/technical/n2 https://www.murata.com/ja-jp/products/emc/esd/basicesd アレスタは落雷防止 バリスタはESD静電気防止 でもまぁ アレスタの中身がバリスタ素子だったりするし 商品名の違い程度しかないでしょうね
お礼
ありがとうございました