福島原発事故裁判の旧経営陣への判決

質問

東京地裁において福島原発事故当時の経営陣への裁判判決が「無罪」となりましたが、マスコミは被害者感情を煽るようなニュース報道してますが、コレって妥当な判決だと思うのですが、いかがでしょうか？
コレがもし有罪だったら、これから起こりうる自然災害を起因とした事故は対策としてなんでも経営陣が責任有罪となるような判例となってしまいますよね？
特に地震や津波の高さは予見が難しいと思うのですが、例えば、散々騒がれている、南海トラフ地震が発生し大津波が来て被害が発生したらそれらはなんでも経営陣の責任になってしまうのでしょうか？

回答No.2

roadhead · ベストアンサー

まぁ妥当と言うか当たり前の判決だと思います。
確かに以前から津波の危険性を指摘されていたことは事実ですがそれがまさか数年後に来るなんて想定は日本中の誰もが思わなかったでしょう。

お礼

東日本震災クラスの南海トラフ地震が起きる起きると言われていて、現実的に対策されていないですもんね。

回答No.5

dragon-man

逆に、今後地震、津波で企業が同じような被害を与えたとき、もう「想定外」は言い訳わけに使えなくなりますね。想定外は一度しか使えな言い訳で、一度起きたら後はすべて想定の範囲になってしまう。それを今回の判決で使ってしまった。もはや「想定外の地震、津波」はありえません。逆説的にはそれが今回の判決の意義でしょう。もう言い訳は出来ないぞと言う。原発会社の社長は大変だな。これを聞いてさぞかし背筋が冷たくなっただろうな。

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.4

sat000

当然無罪だと思っていました。さらに言えば、原子力損害の賠償に関する法律により、電力会社は有限責任の賠償の責を負うのですが、現実には無限責任を負わされているように見え、実際に経営を圧迫され、既に十分以上の誠意を見せています。同法第七条に賠償責任は1200億円までと書かれており、さらに第十条には、1200億を超える場合は国が補償するとされていますから、本来は国が東電に貸し付けではなく補填するのです。第十六条にも政府は必要な援助を行うと書かれています。どうにも日本人はしばしばヒステリーに陥ります。
委員会が妥当な対策をしていると認めた原発に関しては、万一巨大な天災に襲われたとしても、当然瑕疵担保責任は問えないでしょう。

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.3

g27anato

「罪になるか？」と問われての「無罪」ということなら、
瑕疵の有無も含め、否定も肯定も捉え方次第で、どちらに転んでもおかしくないでしょう。

では、「全く罪が無いのか？」と問われたなら、
「全く無い」とまでは言い切れません。
何某かの過失は有った可能性が高いんじゃないですかね。
少なくとも、責任を全うしてなかった疑いは有ります。
…結果論とはいえ、大事故に至る原発施設が存在して、実際に甚大な被害が発生したのだから。

予見が難しい地震だからこそ、想定を超える何かがあってもおかしくないものです。

その「想定を超える」事態に、どのような対処を考えていたのか？
もし、想定を超える事態は有りえないと考えていたのなら、
そこには「誤った予見」或いは「予断」が存在していたことになります。
「予見」は難しい筈なのに…です。

「想定を超える」規模の地震は有りうる。
ならば想定を超える津波も、当然有りうる。
…そこまでは通常の知見を有する者なら容易に「想定」も「予見」もできた筈です。

「予断」を以て「想定を超える」事態には至らないと「予見」していたのではないか？
…という疑いは残ったままです。

南海トラフ地震が起きたら、如何に低い想定でも許されるのか？
…という疑問が新たに生まれたとも言えます。

可能な限りの想定に基づいて、
その想定を超える事態までも想定して、
可能な限りの充分な対策を施す責任があるのは確かでしょう。

可能性が指摘されてもなお、それを放置したのは責任者の怠慢であり、
そこには明らかな責任者としての「罪」が存在すると言わざるをえません。

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.1

121CCagent

妥当かどうかは判断しかねますが

東電旧経営陣3人に無罪　原発事故で強制起訴
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49963860Z10C19A9MM0000/
に経過をまとめたものがありますが検察が起訴しても有罪にするのは無理だろうと判断して起訴しなかったものですからね。
そう簡単に有罪判決は出ることは無いだろうとは思ってましたけど。

お礼

回答ありがとうございます。