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勝手の意味とは?
- 「勝手」とは、自分の都合や思い通りに行動することを指す言葉です。
- 「自分勝手」とは、他人の意見や感情に配慮せずに自分の欲求を優先する態度を指します。
- 「勝手口」や「台所の勝手」という表現は、家庭や建物の出入り口や料理場などのことを指します。
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- Postizos
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「勝手」を調べると 1.「糧・粮(かて)どころ」つまり食料を扱う所が変化して台所を表すようになったという説。 2.弓を使う時の右手の役目や動きから来た説。 の二つがあります。 これから考えると ・武家の家計・会計を預かる勝手方・勝手用人は1。 ・使い勝手・勝手のいい家など機能性の良さを言うのは2。 ・勝手にしろ・勝手気ままなど自由に振る舞うのは2。 が起源と一応説明がつきます。 左手は弓を離せないから自由になるのは右手ということなのでしょう。 「勝手口」は敷地への入り口と見るならばどちらとも取れます。しかし家の台所に直結と考えれば1と思います。 昔の台所はかまどで薪を使う都合で土間ですから長屋でも台所側にも開口部が必要でした。裏長屋では入り口入って土間ですぐかまどがあって玄関兼用。表店は裏口があってかまどの土間が兼用です。 http://www.eonet.ne.jp/~shoyu/mametisiki/reference-8.html まあ勝手口で浮かぶのは武家でも商家でもお屋敷・一戸建てかなと思います。その場合は賄いをするのは女とは限らないのではないでしょうか。今とは違って使用人がいるのが通常です。それと商家の女将の権限は大きかったので裁量を任されていたのは台所だけではなかったと考えるべきでしょう。武家様のことは存じません。 茶道では茶をたてる亭主(接待する側)の出入りをする口を勝手口・茶道口と言います。 今でも大企業の本社ビルなどを見ると「荷物は専用入口から」と書いてある所が多いですね。流石に勝手口とは言わない。台所が無いからか? 広辞苑には2の弓を使う時の右手の意は〈日葡辞典〉として載ってますが1はありません。〈日葡辞典〉に無いことから採用してないのだと思われます。 まあ「今となってはわからない」というところで、互いに結びつきにくい違う意味があるのはいくつかの近いサウンドの言葉が同じ字に当てられたためと考えられるのでは。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11072)
誰の許可をもらわなくても、自分の考えで、自由に行動することができる。 玄関から家に入るには、家主の許可がいるけど、 台所では、取引のある業者などが、自分の判断で、出入りできます。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
No2補足 昔の日本、武士の時代は男尊女卑でしたが、唯一「台所は女房殿の勝手場所」とされ、 男子は邪魔者扱いで、夫人が権限を持ち自由に仕切っていました。 「男子厨房に入らず」という言葉も、そこから生まれています。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
「勝者」⇒「勝ち手」⇒「勝手」 …だったかと。 権限を手にする⇒自由にする。
- citytombi
- ベストアンサー率19% (1721/8628)
昔、武家の時代に台所で調理するのは必ずしも女性の役目ではなく、使用人の仕事でした。 その使用人が唯一勝手(自由に)に使える場所が台所だったので、そこから「お勝手」と呼ばれるようになった・・・という説があります。 男尊女卑の時代に、女性が唯一自由に勝手に使える場所だったからという意味です。 ですから、「勝手にする」と「お勝手」は似た意味を持っています。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございました。 おかげさまでまたひとつ利口になりました。