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原発の営業運転開始までの電気の扱いについて

原子力発電所が定期検査などで停止し、再稼働するときの最終的な工程として、「起動試験→発電再開→調整運転→総合負荷試験→営業運転」のようになっています。 ここで「発電再開~営業運転」の間って、すでに発電所としては発電状態となっているのだと思いますが、そのとき発電された電気はどこに出力されているのでしょうか? 「営業運転」が始まると当然、系統に流れているのでしょうが、それ以前は、なにかダミーのようなものがあり、そこで消費しているのでしょうか? それとももう最初から系統に流している? だとすると、その電気はどこで消費している?? ご存知の方、ご教示おねがいします。

みんなの回答

回答No.5

電気という特殊なエネルギーが持つ固有の性質が関係した御質問です。 電気エネルギーというのは消費されてはじめて発生するという性質を持っています。 分かり易く言いますと、消費されなければ発電機は空回りしているだけです。 よく電気は貯めておくことができないというのはこのためです。 電池(バッテリー)は電気を蓄えているのではなく電気を発生させる性質を持った化学物質を蓄えています。(電気が消費されなければ化学反応は起きません。) つまり >そのとき発電された電気はどこに出力されているのでしょうか? 出力=消費されていなければ発電されていません。 >それとももう最初から系統に流している? 系列は組まれていますが、どこかで消費されない限り流れません。 >だとすると、その電気はどこで消費している?? その発電所がある地区のどこかで消費されています。 起動試験であれ調整運転であれ総合負荷試験であれ営業運転であれ接続された系列のどこかで消費されていて発電機が回転していれば電気は流れます。 逆に言いますと消費されていなければ電気は流れません。 発電所で作った電気が供給されるのであれば発電と消費のバランスを取る必用はありませんが消費に見合って発電される結果バランスが崩れると先般の北海道でのブラックアウトのような現象が起きてしまいます。 参考 日本初の“ブラックアウト”、その時一体何が起きたのか|スペシャル ... http://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/blackout.html

horisukankei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 原子力規制委員会の検査にパスするまでは、系統連系することができず、それまでは、ダミーロードで試験的に消費しているのかと思っていました。(でも100万kwレベルのダミーロードなど現実なさそうだし・・) でもそうではなく、起動試験が終われば、発電開始=系統連系だということなんですね。 「営業運転」かどうかは、その運転状態が営業的なものどうか、原価計算の問題だけだということを理解しました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.4

>そうすると「営業運転」とは何を意味するのでしょうか? 原価計算上、発生コストを売上原価に算入するだけのことです。

horisukankei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど。だから「営業運転」なのですね。

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.3
horisukankei
質問者

お礼

参考サイトのご紹介ありがとうございます。 つまり調整運転だろうと営業運転だろうと、すでに系統連系して発電している状態だということですね。 原子力規制委員会の検査にパスしていないのに発電した電気は系統へ流れ、当然、需要家へ供給されているわけですか。 規制委員会の検査目的は、安定的に運転しているかどうかなので、系統へ出力することに対しては、別段問題はないということですね。

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.2

No.1です。 営業運転前にも系統に接続していると聞きましたが。

horisukankei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうすると「営業運転」とは何を意味するのでしょうか?

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.1

営業運転前にも系統に接続していると聞きましたか。

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