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日本の半導体はどうなるの?
一昔前の電子機器を分解すると、日本の企業名が印刷されたチップのオンパレードだったと思いますが、2003年辺りから急激に減少したように思います。 日本の半導体については経済誌などでいろいろ言われていますが、具体的にどうなる可能性が高いでしょうか?
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似たような例を思い出しました。 日本国内の自転車製造業というのはかつて一大勢力を誇っていて、上場企業が何社もあったくらいですが、今や国産(海外工場製も含む)自転車というのは電動アシスト自転車くらいしかなく中国ブランドや台湾ブランドが大半を占めています。 では、日本の自転車技術が衰退したのかといえば、決してそんなことはありません。シマノという部品メーカーが製造した自転車部品は、海外ブランドを含む世界中の自転車に使われていて、シマノの部品を全く使っていない自転車というのは例外的といっていいくらいです。自転車に興味のない人は知らないかもしれませんが、事実上世界を席巻している状態です。半導体製造装置についてもそれが言え、製造装置は日本メーカー製が大半を占める以上、また重要な電子部品は日本製が少なくない以上、決して悲観することではないのではと思います。 東日本大震災で日本の電子部品メーカーが停止してしまった時、世界中の自動車の製造が止まってしまいました。そのメーカーで作られた電子部品が世界中の自動車に使用されていたからです。他のメーカーでいくらでも代用ができる電子部品ではなく、そのメーカーでしか作れない電子部品に特化した国内のメーカーは今でもしぶとく生き残っています。
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- potatorooms
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https://news.mynavi.jp/photo/article/20190319-791516/images/001l.jpg 牛丼屋で牛丼を作る人に外国人さんが増えたからといって、牛丼は海外制ばかりだ、と、嘆かれますか? 今のところ、自分で作るのをやめて、作る機械を輸出するようになった、というところです。 半導体って短い周期で多額の費用をかけて施設を更新し続けないと続けていけない、パチンコ屋さんのような産業です。 そんな業種だと、台を作るのと、製品を作るのと、どちらが良いかという話かと。 日本の半導体産業の本格的な衰退はもう少し先かと思います。
- tzd78886
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半導体メーカーなんて、製造装置を導入して原材料を確保できれば、よほど特殊な特許を持っている物でもない限りは極論を言えばどんな国でも作れる物なんです。今でもアメリカのインテルやAMDがパソコンのMPUのほとんどを作っているのは典型的な例です。日本でもソニーがデジタルカメラやスマホの撮像素子を製造していて、高いシェアを持っています。全体を通せばメモリーのような汎用品ほど大量に出回るものでは無いので、割合は少ないだけです。サムスンなどは半導体のシェアは高いですが、日本から製造装置を購入して東南アジアなどに工場を作って製造していますから、中身は知れたものです。
- dragon-man
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すべて外国製でまかなうようになります。すでにそうなり始めている。日本製半導体が入ったパソコンなどほとんど皆無。
他の国でも作れる部品は、人件費の安い国で作る様になって居ますね。 その方がコストが安いですので。 あんまりご存知ないのかもしれませんが、去年の頭くらいまで、スマホなどの世界的需要拡大から、どのメーカーも日本の部品待ち状態になって居たのはご存知ないのかもしれません。 納期が10ヶ月など平気でかかる様な状態になって居たんですよ。 日本の場合は、素材の提供と、生産設備の製造が主になって居ますね。 海外の半導体メーカーも、高品質になるほど、日本の素材が必要になるため、日本の素材メーカー待ちという状態にもなって居ます。 普通のICや半導体なんて、機械で作るものですから、操作する人間の人件費でコストが変わってしまうわけですから、人件費の高い日本で作る意味がないんです。 なので、特殊なものや、素材の方が今は主になって居ますね。