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認知症老人たちに「姉妹?」と聞かれる

認知症の老人たちの言うことにいちいち反応していても仕方ないことだとは思いますが、質問させてください。 高齢の母は高齢者施設に入居しています。よく面会に行くのですが、行くと、他の入居老人たちから「いいごきょうだいねえ」とか「妹さん?」とか聞かれ、のけぞります。私は母が30歳過ぎてから生まれた娘で、姉妹のわけありません。ちなみに私は父似で母とはあまり似ていません。推測するに、これら認知症高齢者は、「子返り」というとおり、頭が10代に返ってしまっていて、自分たちの年齢も正確に把握できなくなったせいかとは思いますが、なぜ母と私を姉妹と思うのか、認知症にお詳しい方からお教えいただけましたら幸いです。

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noname#252039
noname#252039
回答No.3

見当識障害、というのがあるんですけど 時間・場所・人がわからなくなる障害。 時間は 今日は何月何日か、何曜日か、昼か夜かわからないくなります。 季節もわからなくなります。 場所は 場所が認識できなくなり、今ここがどこかわからない。 それでも、自分が行きたい場所の思いはあるので なんとか行こうとするが、たどりつけない。 この行きたい場所は 昔お世話になった青森の人だったりして 遠くの場所のこともあります。 人の見当識傷害は 自分の家族や自分の友人など 人間関係 がわからなくなる。 この人の見当識傷害が、関係してると思うんです。 でも 親子、姉妹、夫婦などの言葉は、自分なりに理解していて 高橋英樹と高橋真麻といえば、親子ですが これが、夫婦と認識しちゃったりします。 お母様のところに面会に来た女性は まったくの他人が面会にくるわけないんだから なにか関係があるはずだ・・・と考える。 でも、関係がわからない。 やっぱりお母様と質問者様の顔が似てるところもあって 顔が似てるんだから、単純に姉妹と判断する。 あるいは お母様に気を使い、娘と同じ年にみえるほど 若々しいわよ・・・ってことは、ないのかな? 質問者様ご指摘の、年齢がわからなくなる こともあるのかもしれませんね。

noname#247123
質問者

お礼

見当識障害、まさにそうです。母なんてもうとっくに、今ここがどこで、自分が何歳で、今、何年何月何日なんて絶対に言えませんし、朝と夜の区別もつきません。それでも、認知症老人は、見当が付かないなりに、なにか糸口をさがしているのかもしれませんね。ご投稿ありがとうございました。

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  • bekky1
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回答No.4

当人がどういう風に納得していたかはわかりませんが、我が母が認知症で、 施設入所しておりました。 すでに鬼籍ですが。 私自身は長女で、妹がよく面会に行っていた。 妹を自分の娘とは認識できない、ただ、知り合いの親しかった人?ぐらいな感覚だそうで、トウゼンに名前もでてこない。 ただ、私の名前は記憶しているらしく、「○○は、どうしてる?」と妹に尋ねる事しばしば。  でも、会いに行ったところで、全くわかりませんし、 妹が「ほら、○○さんが来てくれたよ」と、いうなら、「あらー、うれしい」と 涙流すのですが、すぐに忘れて、3分後ぐらいにまた、「○○さんがここにいるよ」というと、「あらー」と同じことを繰り返す。冗談芝居のようです。 ○○という私の名前?に自分の娘という記憶があるだけで、それが誰かは認知できない。 同様にして、娘がいたという記憶に、二人いたというのはもうわからない。 なので、もし、その「いいごきょうだい」、「妹さん」というなら、 その人の中にいい妹という記憶とともに、適当な単語としても女性を示す何がしかの表札のようなものが他にないのでしょう。 誰でも、何度説明しても、女性なら、「お嫁さん?」というのもあれば、 自分に娘がいないと、娘さん?という単語はでてこないし、類推も出来ない。 息子がいなければ、嫁さんもわからないです。 いたとしても、息子と離れていると、息子自体をもう、忘れていて、 足繁く通う女性を、ヘルパーとか、近所の人とか○○さんはでるが、 関係性を全くわからない状態にも、古くからの友人の姑さんはそのようでしたよ。 年齢差を読んで、判断する関係性を考えるというに、整合性を考えることもなく、年齢差も読めないし、関係性そのものも、 自身の記憶の範疇から「よい妹さん」を調達するしかないから。 「良いお姉さん」というのもあって、本人が言うそうですから、面倒見てもらっているという認識がそう説明するらしいですね。  コレは、趣味友の100近いおばさまの話です。 趣味友は姪に当たるわけですが、ホームの職員に「姉が、今日は来てくれた。」と説明するそうです。 名前は記憶していて、○○ちゃんというそうですが、本人の関係性が「姉妹」感覚の妹としてしか残ってないみたいです。

noname#247123
質問者

お礼

年齢差も読めないし、関係性は自分の記憶の中から調達するしかない、ってわけですね。母はまだ私のことは分かるのですが、いつ行っても、とうの昔に死んだ自分の母親とか親族が今どうしているか、をしょっちゅう聞きます。少女期の記憶だけはかろうじて残っているようです。姪を姉とは・・・そうまでして無理に記憶を調達してもらっても、ちょっと悲しいですね。ご投稿ありがとうございました。

  • tomy-eye
  • ベストアンサー率36% (169/468)
回答No.2

「ハイハイ、そうですよ、お婆様。お婆様はお元気で何よりです。母をよろしくね」 と対応すれば良いのです。 年寄りは咎め立てしても埒が明かきませんし、怒らせるとショックで死ぬかも知れません。 認知症の症状はタイプによって実に様々です。 アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症と、それぞれの症状も対策も違います。 専門外の、例えば私がこれらを知っても役には立たないと思います。 明日は92歳のお爺様の検眼があります。 年寄りはお話が好きですから聞き役に徹したいと思っています。 加齢は相手を理解できる範囲を狭めていることをご承知の上、「ハイハイ、そうですね」と対応すれば良いと思います。

noname#247123
質問者

お礼

認知症老人の一言ふたことにいちいちカチンと来ているようでは修行が足りないのは分かっているのですが、今後なるべくハイハイで流そうかと思いました。ご投稿ありがとうございました。

  • okvaio
  • ベストアンサー率26% (1979/7610)
回答No.1

おそらく「姉妹」の良い関係について、良い思い出や、理想があるかも しれませんね。 それで、そう言っているのでしょう。

noname#247123
質問者

お礼

そんな感じではないんですが・・・ 本当に私ども二人の顔を見ながら「いいご姉妹ねえ」なんて言っているので、まじで姉妹だと思っているようです。ご投稿ありがとうございました。

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