TPPと農協と農家
全国津々浦々の各農協は基本的にTPPに対して反対の立場をとっており、その点では多くの農家と同調しているとは思います。
しかし、農協と農家は決して対等な立場ではないような気がしてなりません。
私の居住地域の農協では「農家は生活全般を農協でするのが当たり前」とばかりに、農業資材の購入はもちろん(まぁこれは仕方がないところもありますが)、強引な燃料(農機具に必要な軽油はもちろんガソリン・灯油まで)の定量販売、貯金や共済の強引な勧誘、家電製品や自動車の販売など行われています。
農協指定の農薬以外、例えば収穫用のボックスや育苗用の箱などはホームセンターで安価で買えますし、貯金や保険は個人の自由ですし、家電製品は量販店のほうが安いし選択肢もあるし、自動車はディーラーで買ったほうが安いし、特に軽トラについては農協仕様は単純比較はできませんが一般の軽トラと価格ほどに差は無いと聞きます。
親の世代は農協は「絶対的」で農協の言うがままですが、私は必ずしも農協で無くてもよいもの(特に農業に関係ないもの)は他で買うようにしようと思っています。
農協はどうして農家に対して殿様商売なのでしょうか?
皆さんの地域の農協は農家に対しての態度はどうでしょうか?
TPP問題は国の問題でもありますが農協のぬるま湯体制も遠因だと思うのですが言い過ぎでしょうか?