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工学部の偽装修士論文とは?
- 工学部における偽装修士論文とは、指導教官からの実験データ提供や仮説の与えられた論文のことを指します。
- 学生が与えられた実験データや仮説を元に分析論文を作成し、学生自身の研究ではなく指導教官の論文を手伝った形とされます。
- このような論文は不正なものと言えるのか、あるいは科学研究室の暗黙の了解で行われ黙認または許容されているのかが問われます。
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質問者が選んだベストアンサー
“「どこまでが学生のオリジナルかわからない。とくに理系室内実験系なら,研究室全体が共同正犯」代筆するような正真正銘な偽装さえもあるのですかー。そういう時代なのでしょうね。” “研究史を踏まえて問題の所在を明らかにし、それへの仮説を立ててから、実験に入るのではないのですか?” 夏休みの理科の自由研究じゃあるまいし、修士課程の学生が自分一人で仮説を立てて検証すること自体が違和感を覚えます。中にはそういう 優秀な学生もいるでしょうけれど。たとえそうでも、学生の身分でその研究室でその研究室のお金を使って実験する以上、指導教官とよくディスカッションして指導教官の指導を仰ぐべきです。博士課程も含めて大学院は研究室という” 研究機関” でのトーレーニング(実地研修)の期間ですから。
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- leo-ultra
- ベストアンサー率45% (230/504)
たぶん分野によるのだと思います。 実験物理学や化学の研究室では、これは普通だと思います。 むしろ質問者の人がなにを問題だと考えているなかがわからない。 だって修士って、まだ研究始めた直後のひとたちですよね。 そもそも彼らが今なにが研究としてトピックなのかがわかるようになるのに、 最低でも2,3年はかかる。 自分でテーマ(「仮説」)を決めろなんてことをできる修士の方が少ないと思う。 指導教官が「懇切丁寧」に指導することはよくあることですし、 そうしなければ誰も修士論文なんて書けない。
お礼
物質化学を想定してます。 研究史を踏まえて問題の所在を明らかにし、それへの仮説を立ててから、実験に入るのではないのですか? 私は物質化学とは別の分野の研修をしたので、的外れなのかもしれませんが・・・。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
ご返事ありがとうございます。 >「肩車」っていうんですね。 >名称があるなら、広く行われている手法なのでしょう。 名称は私が即席で造語しました。幼稚園の運動会競技「パパだっこ」にしようかなとも思いましたが(笑)。 分野や時代にもよりますが,修士論文の内容に,文字通り指導教員の「指導」が入らないことはないでしょう。だから,どこまでが学生のオリジナルかわからない。とくに理系室内実験系なら,研究室全体が共同正犯であり,論文も連名で発表する。 単名で発表するばあいは,学生のオリジナルの部分がおおいですが,「研究ができなきゃ,おまえの責任だ」という基本思想があります。謝辞を読んで「○○先生のご指導を受けた」と書いてあると,読者は「ああ,このテーマはお師匠さん譲りのもので,この結論にはだいぶ師匠の手が入ったな」とわかります。そういうものです。 いまは,事情を知らない低学歴の文科省の諸君が「修士は2年,博士は3年で修了するもんだろ。それができないのは指導がわるいからだ」と,とんちんかんなことを言いますので,「おまえの責任」とも言ってられない部分があります。だからよけいに手を出さざるをえない。 うわさですが,あるところでは学生のレベルがひどいので,指導教員がいくらかを代筆するとも耳にしたこともあります。これは知られるとやばい「偽装」といえるでしょう。
お礼
二度目の回答をありがとうございました。 「肩車」という名称はここでの即席造語としても、実体としては広く行われている手法ですか。 「どこまでが学生のオリジナルかわからない。とくに理系室内実験系なら,研究室全体が共同正犯」代筆するような正真正銘な偽装さえもあるのですかー。そういう時代なのでしょうね。
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1466/3827)
立派な修士論文となると思います。 指導教官が実験データとの差異が生じた場合、それに対する所見(これは自分のものです)を書く。 最後に元データは指導教官のものである事と参照した文献をすべて明記する。 これでOKでしょう。 盗作ではないと思います。
お礼
「立派な修士論文」なんですね。 仮説を自分で立てなくても良いとは驚きました。 ありがとうございます。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
不出来な学生なら,「肩車」で無事に修了させることもありうるでしょう。
お礼
「肩車」っていうんですね。 名称があるなら、広く行われている手法なのでしょう。 ありがとうございました。
お礼
やはり私の憶測は的外れだったのですね。 自然科学の研究室では、修士論文とはいえ、組織的な機関研究の一環なのですね。 人文科学や文学などの個人の独立プレーが主体になるのとは、性格が異なるようです。失礼しました。