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カラスは魚の骨を消化できるでしょうか。
犬は鯛などの硬い骨をバリバリ食べてしまいますが、カラスなども骨を消化できるのでしょうか。それとも周囲の柔らかな組織だけ食べて、骨は残すのでしょうか。
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魚を食べる鳥は、沢山います。 丸のみしますので、骨も溶かしているのでしょう。 大きな魚は、小さな魚を丸呑みします。 こちらも骨を溶かすのでしょう。 蛇も食べ物を、丸呑み。 カラスとか、トンビなどは、魚を食べているところを見ることがありますが、 ついばんで、小さくして食べていますが、骨がたくさん残ってはいません。 つまり、骨を消化していると思われます。
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- nagata2017
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https://www.youtube.com/watch?v=PKot-EMz-ao 実際の食事をご覧ください。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6878/20342)
鳥類は 一般的には 空を飛ぶために体を常に軽くしておきたいのです。 そのために 食べ物は素早く消化吸収して排泄します。 消化に時間のかかりそうなものは食べないのです。 だから骨は食べません。
お礼
骨の周りについている肉などを食べるのでしょうか。
- 4017B
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食べた骨や爪、角などの硬質部分を消化出来るかどうかは、その捕食動物の胃液の酸性度によって左右されます。 人間(ホモサピエンス)の胃酸のph値は1~2で、これは非常に強い強酸性です(ph値は{最強:0~中性:7~最弱:14}の範囲)。従って間違えて魚の小骨などを飲み込んでしまっても、動物界最強の胃液で完全に溶かし切ってしまいます。ハッキリ言ってエイリアン並みの強酸性です(笑)。これが草しか食べない牛だと胃酸のph値は6~7で、ほとんど中性と言って良いくらいの非常に弱酸性です。これだとほとんどのモノは溶かせず、草はおろか何も消化出来ない様な気がしますが…牛の場合、胃酸で食べたモノを消化しているのでは無く腸内細菌にその全てを任せきっているため、むしろ腸内細菌を殺してしまわない様にph値が非常に優しい環境を体内に作り出しています。 - 参考リンク:動物種別胃酸濃度 https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0134116 で、ご質問のカラスも胃酸のph値が1.5前後の強酸性で非常に消化能力が高い動物であると言えます。この数値であれば小骨を飲み込んでも胃酸で溶かし切る事が可能なので、間違って飲み込んでも問題は起きないと思われます。しかしながら野生のカラスの観察例や飼育下のカラスの行動等から、カラスは基本的には骨は食べずに非常に器用に嘴で肉だけをそぎ取って上手に食べる事が分かっています。 カラスは強肉食傾向の雑食性で特に肉類の脂身を好む性質があり、野生のカラスが生ゴミを好んで漁るのはその中に人間が食べ残した「鶏のから揚げ」や「マヨネーズ」などがたくさん捨てられている事を学習して知っているからです。なので一般的には "好みが人間と同じ" なのですが…人間が礼賛し好んで食べる「熟成させた高級和牛肉」はカラス的にはいまいちらしく、カラスの眼の前に熟成肉と新鮮なブリの刺し身を並べると迷う事無く新鮮な方を選んで食べるそうです。脂身は好きですが、それ以上に鮮度にこだわりがある様です。 また前述の通り骨を食べる事はありませんが、骨付きチキンなどを与えると肉をしゃぶり尽くした後は骨を嘴を使ってキレイに割り、その中の骨髄を美味しく食べてしまうそうです。何と言うかグルメですね(笑)。 P.S. 以上の様に好んで骨は食べませんし上手に選り分けますが、それでも僅かに残った毛や小さな骨片などはどうしても口に入ってしまいます。カラスを始めとして多くの肉食の鳥類はこういった消化難物を体外へ排出するため、食後5~6時間くらいしてから首を大きく前後に振りながら人間が痰を吐くみたいに「ペリット」と呼ばれる、飲み込んでしまった羽毛や甲虫類の羽根に果実の種などの消化し難いモノを1つの塊にまとめて吐き出す習性があります。 動物行動学などの研究では糞と並んでこの「ペリット」が動物の食性や行動範囲などを知る大きな手掛かりとなり、フィールドワークでは非常に重要な物証として採取され分類研究されます。また鳥類以外でも果実食性のコウモリが似た様なモノを吐き出し、これもペリットと呼ばれる事がありますが、これは未消化物では無く飲み込む前に口の中でより分けて繊維質の硬い部分だけを吐き出したモノです。
お礼
わたしは鯛の頭骨だけを置いていますが、大小にかかわらず、すべての骨が持ち去られています。それぞれ巧妙に処理しているということですね。私も観察する機会があればやってみたいと思いました。
- tzd78886
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「硬い骨を食べてしまう」といっても、消化できるのは骨髄など柔らかい部分だけです。いちいち選り分けて食べることはできないので、口に放り込んでしまうのです。消化できない部分は糞として排泄されます。ハイエナなど骨を食べる動物の糞は噛み砕かれた骨で白くなっていることが多いそうです。カラスが骨を口にするとすれば身がついている部分だけでしょう。カラス(鳥類すべて)は歯が無く、小石を飲み込んで胃の中で磨り潰します。フクロウなどの鳥は消化できない骨をペレットとして吐き出します。
お礼
骨がのどに刺さって困るというようなことはないということですね。
お礼
丸のみしているがポイントですね。持っていくのはカラスだと思いますが、鯛の頭の骨などはかなり大きいのでどうなっているのか知りたいと思います。