>東大寺には昔、東西二つに七十の塔が立っていたそうです
その通りですね。
東大寺の記録では、東と西に7重の塔が(東塔・西塔)同時に建っていた様です。
>何故二つの塔があったのか
先ず、東大寺は「東塔院」「西塔院」に分ける事が出来ます。
つまり、東大寺東塔院と東大寺西塔院の2つの施設寺院が存在していたのです。
記録では、東塔が約100メートル。西塔が、約70メートルの高さでした。
と言う事は、それぞれ役割・目的が異なっていた証拠ですね。
詳しくは、東大寺でご確認ください。学説では、諸説御座います。^^;
薬師寺にも、東塔と西塔が建っていますよ。(再建ですが)
>五十の塔と七十の塔で役割が違うのか、教えて頂けませんか?
基本的な目的は、5重の塔も7重の塔も同じです。
ただ、官営だった東大寺や各地の国分寺だけは7重の塔が許された様です。
単純な見方をすれば、「聖武天皇の偉大さの象徴」でしようかね。
あとは、仏教的には「奇数階」が縁起が良いのでです。