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客土前の処理について
- 庭に蔓延している雑草の処理方法として、除草剤の使用や防草シートの敷設が考えられます。
- 除草剤「ネコソギ」を使用する場合、家庭菜園までの経過期間を見ながら様子を確認することが重要です。
- 防草シートの敷設は水はけが良く、効果的な方法です。しかし、芝を張ったり家庭菜園をする場合には注意が必要です。
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再回答をしようと思います。出来るだけ理解が出来るように答えますが、 それでも理解に苦しまれるならお手数をお掛けしますが再々質問をして下 さい。 芝生を張る場合の手順ですが、客土を入れた後に表面にバーク堆肥を入れ ます。バーク堆肥は多過ぎても問題はありませんが、芝生を張る面積の土 に対して2割程度の量にするのが理想です。堆肥を混ぜた時に堆肥ばかり 見えるようでは堆肥が多過ぎます。この量は加減して考えて下さい。 小型耕運機があるなら好都合です。鍬で耕すより効率は良くなりますし、 十分に撹拌されるので堆肥と土が馴染やすくなります。 均す⇒敷く⇒軽く足で踏み固める。これでは芝張りをして芝が完全に根を 張り活着した時点で張った芝生が凸凹になります。歩いた時に足に違和感 を感じるでしょう。張った後で歩いて凸凹せずに違和感を感じないような 張り方が理想ですから、その事を良く頭に入れて下さい。 堆肥を入れる前に均等に均す必要はありません。堆肥を入れて十分に撹拌 した後にレーキ等で均等に地均しをします。終われば転圧機で軽く地固め をし、その後に芝生を並べます。目地と目地の隙間を1cmにし、均等に 芝生を並べます。これが終われば目土を入れます。目土は出来れば粘土質 を除いた山砂の方が良いでしょう。真砂土は粒がまばらですから、目地の 隙間に土が入りにくいです。目土は芝生の隙間に十分に入るようにして、 芝生の表面の葉が見え隠れする程度に掛けます。少な過ぎると芝生の葉が 焼けて枯れ込みますし、多過ぎると葉が蒸れて芝生が腐敗します。 芝生の上に目土を置き、樹脂製のホウキで軽く履くようにして均等になる ようにします。終われば角スコップの背で軽く叩き、その後に散水ホース で十分に水を与えます。水浸しになるまで与える必要は無く、芝生の表面 が湿る程度なら問題ありません。天候が続くような時は朝夕に散水をしま すが、天候が悪い場合は散水前に表面を触って見て湿っているようなら水 は与えないようにします。乾かす湿らすの繰り返しです。 ネコソギですが、散布したネコソギが溶けて地中に浸透し、雑草の根が吸 収して雑草が枯れます。雑草の根は70cm下まで入り込む事はありません ので、70cm下にネコソギを散布しても意味がありません。 葦や萱の根はホフク性ですから、地中深く入り込むのではなく横に這って 行きます。どんなに深くても30cm以上は地中に入らないでしょうね。 除草剤の成分は上から下に浸透するのが普通で、下から上には成分が行く 事はありません。ですから70cm下に除草剤を散布しても無意味と言う事 です。葦や萱以外の雑草の根は、と地表から数cmですから地表から70 cm下に除草剤を散布しても全く意味がありません。 防草シートを囲うと言う意味ですが、簡単に言うと真四角な容器状に防草 シートを張ると言う意味です。つまり地表から70cmの深さに掘り下げま すよね。この穴の底や壁面に隙間なく防草シートを張ると言う意味です。 繋ぎ目があるとそこから雑草の根が侵入します。防草シート専用のテープ で隙間が内容に貼り合わせる必要があります。しかし囲った内側の客土に 雑草の種が落ちれば、その部分は雑草だらけとなります。 防草シートはシートの上に土が無いのが基本です。つまり土を覆い被せる 事で地表に雑草が出ないようにするのが本来の役割になります。 つまり土の下に張っても地表の土には雑草が生えると言う事です。 葦や萱の根を甘く見ないで下さい。アスファルトだって突き破る威力があ りますので、防草シート程度の強度では直ぐにチガヤが突き破ります。
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- bannzaiusagi
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詳しい状況などご返答ありがとうございました。 残念ながら変更は難しいという事ですね・・・。元田圃だった土地でまだ周りに田圃が多いとの事ですから、葦の生えていた土はおそらく荒木田土あたりではないかと。濡れると水を含みながらも粘りが出る土です。泥炭であれば色は焦げ茶色から茶色で粘りが無くスポンジみたいに水をたくさん含むものの、絞れば多くの水分は滴り落ちます。北海道では乾燥させ燃やして余市や厚岸でウイスキーの香りづけ原料に使っています。 群青色のというのは泥炭ではなくおそらく粘土です。それも結構タチが悪い種類・・・。 ゴミを取り水簸して精製すれば瀬戸物など陶芸に使える粘土の類だと思います。赤茶っぽい粘土だと鉄分が多いものの水分がしみこみ易く比較的質が脆いのですが、群青色のがもし陶芸に使える粘土だとすれば水が含みにくい結構硬い、土壌中で水の通りをかなり妨げるものもあるのです。それかどうかは粘土に詳しい方が実物を見て試して、陶芸をする人なら実際焼成窯で焼いてみないと質が分かりません・・・。群青色の粘土を水簸して精製し焼くと普段使いの食器の様な白っぽい器が焼けます(ちなみに青っぽく白い陶磁器は粘土ではなく白い岩石を粉に挽いて使っています)。 陶芸の観点から見て溶けたり割れないで焼き上がれば「良い粘土」と言う事になるのですが、その粘土が埋まっている土地の所有者にしてみれば「厄介者」・・・。知り合いに粘土製造や粘土も自分で作る陶芸家がいて、調べてみて粘土がもし質の良い物だったら、掘る費用や新たな土の手配を引き受けて喜んで持って行ってくれるかも。それほど質が良いのは貴重な粘土で今では産地によっては資源的に少なくなり他所の産地から買ったり外国から輸入しているくらいなので・・・。 実は私は昨年まで趣味で20年ほど陶芸のサークルに通っていました。こちら北海道の東側では良い粘土が少なく(ほとんどが赤い粘土)食器などを焼く陶芸自体は盛んではありませんでしたが開拓や土壌改良でたくさん赤粘土が出たので昔からレンガや暗渠用の土管生産が盛んだったので、その関係から陶芸を教えるところがありセミプロ程度の腕前を持つ人が多いです。でも商売にするには本州の粘土を買って使わないと硬く丈夫なものや白っぽい器が焼けないので札幌近辺や旭川から比べ生業にしている陶芸家の窯が東側にはあまりありません。 お住いの土地の近くにもしや焼き物で有名な産地などありませんか?もしあれば確実にその種類の粘土だと思います・・・。ただ場所によってその質が違うので、必ずしも混ぜ物無く陶芸に使える質であるとは限りませんが・・・。陶芸に心配なく使える質であるほど水はけが悪い土で土地の持ち主には厄介で本来ならできる限り取り除かないとならない土です。少し質が悪いものだと少しは脆さが残るので層が薄ければ水が通ってくれる場合もありますが・・・。 簡単な粘土かどうかの確認は、赤粘土なら少し湿らせて捏ねると固まり崩れにくいので見分けられますが、群青色っぽいのだとぱさぱさになり簡単な確認はできないかもしれません。その種類はバクテリアの繁殖で粘りを脱さないとならなく水簸して上に溜まった粒子の細かい泥を集め一度乾燥させ、粉状に挽いてから早くしたいなら雨水で捏ね、2週間以上寝かせて熟成させないと十分な粘りが感じられないのです・・・。 偶然ですが私にはこの粘土については詳しくて非常に馴染みがあるのです。と言うのも札幌で陶芸家の窯場で粘土作りの仕事をしていた事があるのです。焼く前の失敗作を水に浸し泥にしたものに、本州の粘土工場から送られてきた粉状の粘土を混ぜて土練機と言う、まるでひき肉を挽くミンサーを巨大化したみたいな機械で練って再生粘土を作っていたんです。その際に他の工程も手伝った経験があり、当地に来た時に趣味として始めました。 本来ならこの粘土はできるだけ取り除いて下の層が剥き出しになってから客土を行うべきなのですが無理なのでしょうね・・・。 では、これだけでもできるだけ気を付けて下さい。 群青色の粘土を掘り出して放置することは避けて下さい。粘土には地表の地中にはいない種類のバクテリアが非常に多く、空気に晒されると周囲にまき散らされてしまいます。空気に触れると死滅するものも居ますが空気に平気なものも居て強風などで舞い散ったものを多めに吸ってしまうと健康を害する種類も居ます。私は粘土作りの仕事をしてマスクなどで防いでいたのに30歳を過ぎて初めて扁桃腺が張れ肥大してしまい、それがきっかけで腎臓の病気と合併症で一時心臓の方も重篤に陥って、今後の予防のために扁桃腺を取ることになりました。扁桃腺を取ると免疫機能が結構下がる人も居ます。元湿地と言うだけで乾燥地よりも微生物由来の病気リスクが高まるのですが、特に天然の粘土のバクテリアは感染後の発症力が強いと感じます。私は元医療従事者で眼を患いリタイアして転職したのですが菌や予防の知識は一応あったのですが、この件で充分な予防の大切さを思い知らされました・・・。 詳しいご事情をお知らせいただきあまりに我が家の環境と似ているので驚きました。それでできれば注意なさった方が良い事をお知らせしておこうかと。本来はこちらのカテゴリーには含まれませんが、似た環境だと体質によっては似た状態になる傾向がありますので・・・。 車の通りが多めの道路に近く湿地にお住いの方で、すでにアレルギー体質だったり親兄弟にアレルギー体質の方がいらっしゃるなら将来アレルギー性疾患にかかったり症状が一時的や一定期間重くなるリスクが高まるのです・・・。アレルギーの悪化には排気ガスが関係しており、湿気はカビなどの菌やダニなどの発生が他の環境よりも多く成りがちです。 室内の方はこまめな掃除や床下に除湿素材など敷いてエアコンで適度な温湿度に調整して防げますが、屋外の方まではなかなか難しいです。雑草どころか苔やイシワカメ(イシクラゲ)などが発生する事もあり我が家では北側の土地にミズゴケの様な苔が剥がしても剥がしても生えてきます。できれば芝生を生やすよりは湿度調整ができる種類の砂利を敷いたり、コンクリートで固めてから人工芝生や弾力のあるシートを敷くなどで地下から蒸散してくる湿気をできるだけ防いだ方が健康には気を付けられます。我が家の土地は条件が悪かったので一番早く開けた地域なのに近所で一番遅く購入され開墾されています。先住者家族が知り合いでアレルギー体質の人が一人も居なかったので健康面では大丈夫だったようですが、アレルギー体質の私は引っ越してすぐ大人のアトピーと喘息を発症し症状は思わしくなく薬で抑えていても気圧や寒さで体調が変わります。また飲み水が地下水だったので長雨の後に飲んでおなかを壊し、急きょ上水道に変えました。 売れにくい土地と言うのはこういう面から避けられていることもあるのです・・・。 家庭菜園に使う土も可能なら水はけが良い土を入れてから堆肥で有機物を補う方法の方が土地に対処できる土が作れると思います。最初から有機物多めの土を入れてしまうと水はけが悪く成り作れる種類が限られてしまい改善が難しいです。もし砂が多い土でも腐葉土やバーク堆肥を2割ほど混ぜるのを3年くらい続け、以降は毎年か1~2年に一度補うと大抵のものに向く作物が育ちます。そこまでできない事情があれば、前の質問で書いたレイズドベッド法(通常の地面の高さよりも30センチ以上は高くなる枠を設置してから新たな土を入れ作物を植える)を行えばうまくいくかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 北海道の方なんですね。 拙宅は千葉県ですが、私は空知出身です。 大学は釧路にいました。 寒さ厳しいでしょうね。 実家には毎年帰省していますが、2年前に家族旅行で釧路に行きました。 懐かしかったです。 土や粘土、陶芸に大変お詳しいんですね。 ビックリしました。 近隣で陶芸は全く目にしません。 産地でもないと思います。 掘り出して頂ける方がいれば、いくらでもお持ち頂きたいところですが…。 ただ、その群青色の土は、なにやら臭いがします。 ドブというか、何というか、決して良い臭いではありません。 おそらく誰が見ても「園芸的に悪い土」という雰囲気のものです。 拙宅の地下水位は2m程のようです。 地盤調査で判明しました。 掘り出すと水が出るということはありませんが、葦が蔓延る原因は、この地下水位にもあるのかもしれません。 本件は南側の庭ですが、東側と北側にも土があり、同様に葦が蔓延って困っていました。 自力で掘り出しているのですが、U字溝の直近のせいか、すぐに葦と群青色の土が出てきます。 今は群青色の土が剥き出し状態で放置しているのですが、ここは防草シートと砂利で埋める予定です。 放置はマズそうですね。 早めに施工を完了しようと思います。 私も喘息持ちです。 扁桃腺は15年前に摘出しました。 なんだか似ていますね。 寒い時期が続くので、どうかご自愛なさってください。
補足
レイズドベッド法は良いですね。 拙宅の家庭菜園コーナーには、是非とも採用したいところです。 ちょうどコーナーを間仕切りして、レンガでも並べようと思っていたので、好都合です。 客土は全て山砂(真砂土)の予定ですが、小型耕運機があるので、黒土やバーク堆肥を混ぜて良い土にしようと思います。 どうもありがとうございます。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/758)
元々葦が蔓延っていた土地だと、地盤の浅いところに岩盤があったり大昔は湿地だったりなど水はけがかなり悪い土地と言う事になります・・・。70センチ掘った時の捨てた土の種類次第ではこれからの作業で水はけが十分に改善できるとは限りませんので、質問内容にはその土の種類も書いてあった方が良かったですね・・・。 我が家がある地形は両側を山並みに挟まれた広めの平地で、その地形を作った大きな川の流れが良く変わっていたそうで、浅いところに岩盤がありちょうど広い窪みがあって水が溜まりやすく開拓前は粘土層と泥炭層(脚が腐って堆積したもの)があり以前周りはほぼ田圃だけでした。おまけに昔は家の裏に小川があったそうで(上流から流れを変え今は500メートルくらい離れたところに護岸した用水路あり)裏にはため池があったそうです。 元川が流れていたところは地中に大量の石や砂があり川砂主体の土ですが、昔の川岸くらいからは15センチくらいの深さのところに圧縮された粘土層が水で削られ露出したらしい硬い粘土の層があります。畑地は30年前くらいに田圃から畑に変える際暗渠を入れ土も客土で土壌改良され水はけは問題ないのですが庭部分は上に客土したり砂利を敷いてあるだけなので長雨が続くと水たまりができ数日は乾かず残ります。なので今でも葦が生えやすい場所もあります。 ご質問対象の土地周りの地形などや地下の状況はちゃんと把握なされていますか?できれば最低でも一メートルくらいの深さの穴を掘って地層を確認してから、その地層の状況で新たに入れる土の種類を決めたり、場合によっては暗渠を設けてから客土した方が良いです。今回の作業はおそらく何時でも何度でもやり直せるわけではないでしょうから作業は急がずその土地に合った対処を行った上に一番向く種類の土を選んで入れるべきです。そうしないと芝生や家庭菜園で作る作物に向かない状態の水はけになってしまったり(水持ちがよすぎたり地力が弱いと育たない種類がある)、病気が発生しやすい土壌になってしまう事になりかねません・・・。 もし一度も手つかずだった土地なら周りの地形や昔のその土地の利用状況でその土地が昔はどんなだったかがある程度予想できます。個人的には葦の生えていたという土の状態が一番気になります。近くに川や湖や沼が無くても割と海岸線に近い土地だったり(標高があっても元は高層湿原だったり)山際で昔は水が染み出していたのが流れが変わってしまった土地や、大昔は大きな川が流れていて今は流れが変わっている所などは葦が生えていると元は湿地か川岸だったところが多く、葦が大昔から生えていると泥炭地であることも。 もし川砂の混じる土に生えていれば地下の浅めなところに粘土層が無いのなら水はけが良い土を客土する程度で問題ない事もありますが、粘土層があった場合と過去に泥炭地だった場合は、粘土層をところどころ突き破ったり泥炭部分をできるだけ取り除いたり砂利を入れる、場合によっては暗渠を設けなければなりません・・・。 深さ1メートルくらい掘ってみて粘土層が見つかっていないのなら、葦の生えていた土が元泥炭で有機物が豊富でも栄養分は乏しい土である可能性があります。水を含ませて絞ってみてどのような状態に戻るかを確認し、泥炭の部分が深いのなら取り除くか暗渠は必ず設けた方が後のトラブルが避けられます。 粘土層があったのならミニユンボでその層が無くなるほどの深さに掘って土地に何本もの溝を掘ったり、少なくとも芝生や家庭菜園を予定している場所だけでもいくつか穴を掘って土に溜まる水を地下深くに逃がしやすい様にした方が良いです。溝や穴には粘土層の厚さと同じくらいに砂利や砂を詰めておいてから客土します。 私は以前同じ川の下流域の堤防近く(海から3キロくらいで川砂主体の土)から上流にある今の家に引っ越したのですが(この街育ちなので長く他所の街に住んでましたが今居るところの土地勘もあり)、前の土地では栽培できた種類が今の土地では水持ちがよすぎて(土壌改良後の泥炭が分解した有機物の多く混ざった土)育ちにくく枯れるので栽培を諦めたものがかなりあります。逆に以前の土地では全く育たなかったのが今の土地ではものすごく殖えているものも結構あります。 どうしても諦めきれない種類で水はけを好むものは大きな素焼きやテラコッタ製の鉢やプランターに植えこんで置いていますが、土地一体自体が湿気を多めに帯びてますから湿度までは調整できず宿根性のは短命になりやすい様です。ちなみに畑の方は地下に素焼きの暗渠用土管を埋め込み、適宜ホタテの貝殻も層にして埋め込んで側溝へ水を流してありますが、それでも標高が低めで緩やかな勾配の途中地点にある為に大雨や長雨があれば畑が部分的に冠水することが(上流に振った雨が地下水で流れてきて我が家地下にある地盤の窪みに溜まって溢れる)。 「以前は葦が生えていた」今まで手つかずの土地だとこの時点で対象の土地にはまずは水はけ対策が必要。今の計画では地下の状況はそのままですし真砂土を入れる予定だと場合によっては余計水はけが悪くなり思うものが育たない土地になる可能性があります・・・。できれば地形から地下の状況を予想したり、更に深い穴を掘ってみて地層の状態を確認し、暗渠対策を施した上にもっと水はけの良い種類の土か、真砂土を使っても他の水はけに優れる土の割合を多くして良く混ぜてから客土する方が良いかと。 真砂土を入れてしまうと水はけが悪くなりがちで更にその土を人為的に固めてしまえば余計水は留まりやすくなります。その状態になってしまうとまたやり直すか、客土で今までの地面よりも50センチ以上は高く(もちろん水はけの良い種類の土を使う。部分的ならレイズドベッド法で行う家庭菜園など)するしかありません・・・。 まだ予定通り行っていないのなら今からなら後にやり直すこともありません。事情によっては急がれているのかもしれませんが(新たに客土するにも家庭菜園向きの地力がある土へ整えるだけで2~3年はかかる)基礎の方が重要でしっかりと行っておかなければなりませんのでできれば1年遅れても良いくらいの覚悟で行って下さい。 除草シートに関してですが盲信はできず、材質や品質によってはほんの数年で効果は無くなり劣化すれば脆くなり湿り気味の土が好きなスギナなど性質の強い植物だと突き破れます。まずは使用したい製品の耐用年数をご確認のうえ毎年部分的に土を掘って目視で状態確認を。一度使うと交換が困難なので私なら最初から使いません・・・。すでに70センチ掘っていますし葦の根は水はけ良い土に変われば残ったものはもう芽吹けないので水はけ対策さえしっかり行えば心配はなく、シートがあると良い土を保つのに必要な有用生物(微生物や微細昆虫・ミミズなど)の移動を阻んでしまい地力の有る土へ保ちにくくなる事もあり得ます・・・。 また除草剤はその時点で育っている雑草(茎葉や根)には効き目があっても、種子や休眠中の根(地下茎や球根含む)には効かないものも多いです・・・。なので半年の効き目がありその間は全く生えてこなくても、効き目が薄くなれば休眠していた種子や地下茎・球根が一斉に目覚め以前より蔓延る事もあり得ます。 私が見てきた限りは植物の種類によっては種子が何十年と休眠しますし雑草の種子が毎年落ちていれば土の中には膨大な数の種子が含まれていて乾燥させたくらいでは死滅しません。 我が家では少なくとも50年前には湿地から畑に変え、引き継いだ時は一本も雑草が生えていなかった畑が使わなくなってから野生のミツバと牧草が生えだして(道路を挟んだ隣の林に野生のミツバがあり採られすぎて絶える寸前)山菜として食べる習慣があって大好きなので残しておいたら今では春先に通りがかりの人から「立派なミツバ畑ですね~」と言われるほどに・・・。雑草の種子はほんとう油断ができず毎年生える雑草の他に我が家の畑では数年サイクルで蔓延る雑草が入れ替わったり、何年かに一度条件が合う時にだけそれだけが蔓延る種類(シソ科のホトケノザなど)もあります。家庭菜園を行う部分だけでもできれば土中に棲む有用生物の為にも薬剤はできるだけ使用せず(地力が保てれば病害虫も防げ農薬も必要なくなる場合も)雑草は生えたら早いうちに抜いたり初めからマルチなどで覆い予防したりなどの工夫で、一番大切な土の健康を損なわず作りたい作物に土質を合わせ、良い作物が収穫できるような土を目指してみて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 そもそも、この土地の元々の性質ですが、田圃です。 辺り一帯まだ田圃が残っています。 河川も近く、昔の地図を見ると湿地であった模様です。 25年程前のバブル期、周囲の田圃を埋めて新規造成(区画整理)したものの、長らく買い手がつきませんでした。 そこで私が昨年購入し、家を建てました。 これまで家が建ったことはありません。 また、新規造成の際、あまり質が良くない残土を客土した模様です。 この度、庭土を掘り返してみたところ、廃材やプラスチック等、様々なものが出て来ました。 この雑草は当初、私も初めて見る種類で特定できませんでした。 ススキ、チガヤ、竹、笹、業者からは色々と言われましたが、ネット検索から「ヨシ」「アシ」だと分かりました。 拙宅に限らず、周囲のお宅どこも頭を悩ませています。 そのまま芝を張り、エンドレスに飛び出る雑草に頭を悩ませたり、植栽を始めようにも、深く絡んだ根にスコップが入らず、断念したお宅もあります。 私は、昨年3月から入居しましたが、周囲の状況から外構を後回しとし、雑草対策を優先することにしました。 そこで、新芽が出る度に除草剤(ラウンドアップ)を散布しましたが、そのときは枯れても、またすぐ新芽が出てきてしまい、イタチごっこのまま約9ヶ月が経過してしまいました。 子供のこともあり、外構ほぼ手付かずの状態をいつまでも続ける訳にいかず、ついに雑草蔓延る庭土は処分し、新たに客土することを決めた、という経緯です。 客土を決意した理由は、雑草はもちろんですが、その水ハケの悪さです。 土質が粘土質のため、降雨の後は水が溜まり、しばらく抜けません。 客土はその改善も期待したところです。 庭土を掘り返すと、約70cm~1mまでは粘土質の層ですが、その下の層には、群青色のような固い粘土質の層があります。 もしかすると、これがアシが堆積した泥炭層なのかもしれません。 それよりも深い層は、掘り返していないので分かりません。 ただ、アシはその泥炭層からも一部確認できます。 私自身、本来はその泥炭層以深まで掘って除去したいところですが、ユンボ等の重機手配や、残土の処分にはオカネがかかります。 今回たまたま残土の受入可能な方がおり、なんとか費用を捻出して残土処分することができました。 作業的には不十分かもしれませんが、これが出費の限度です。 時間的にも費用的にも、これ以上費やすことは困難なのです。 また、客土も同様です。 山から直送する山砂(真砂土)が最も安価ですが、今回約70m3を残土処分したことから、客土も同じ分量を購入しなければなりません。 約70m3の客土は、相当な費用を伴い、予算的にも山砂以外の選択肢が厳しいところです。 客土後は、庭の7割を芝張りとし、残りは植栽と家庭菜園にする予定です。 なるべく表面排水を確保した上、一部は暗渠排水を施工しようと思っています。 どうも防草シートは費用対効果が悪いようですので、諦めようと思います。 除草剤も厳しそうですね。 本当に頭が痛いです。
補足
子供のことを理由に記載しました。 拙宅は東南角に面しており、東道路・南道路ともに交通は頻繁です。 そのため、子供が道路に飛び出さないよう、敷地をフェンスでぐるりと囲みたいという要望が、かなり早い段階からありました。 ただ、雑草のこともあり、もしかすると土を入れ替えるかもしれないという懸念があったので、重機が入れるようフェンス工事を待っていたのです。 この先何年もフェンス施工を待つ訳にいかず、ある程度で見切りをつける必要があります。 来月にはフェンス施工予定が入っており、それまでに客土と整地を済ませなければなりません。
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
造園屋に勤務していて、芝張りは年に数回だけ行っています。 樹木等を植えて管理するのが仕事ですから、質問のように古い土を 除去して新に土を入れ直す事も行っています。 除草剤は顧客先では一切使用しません。除草剤は雑草だけでなく有 益な微生物まで死滅させますので、顧客の希望があっても説得して 断るようにしています。どうしてもと言われる場合は、顧客側の責 任にて使用する場合もあります。 1)、重機を入れて客土を入れるなら、重機である程度は転圧する 事が出来ますので、新たに転圧する必要は無いと思います。 家庭菜園だけでなく将来的に樹木等を植える予定があるなら、あえ て転圧はしない方が良いかと思います。ある程度重機で踏めば、雨 が降れば自然と締め固まります。 芝生を貼る場合は、バーク堆肥を土に混ぜてからプレートランマー (エンジン式の転圧機)で締め固める必要がありますが、ある程度 まで自然に地固めするまでは芝生は張らない方が良いでしょうね。 2)除草剤は上記に書いた通りです。出来れば使用されない方が良 いかと思います。芝張りの最適な時期は3~5月ですが、使用予定 のネコソギは継続期間が半年のようですから、もし3~5月に芝生 を張られると確実に枯れてしまいます。6月からネコソギを散布さ れると、既に芝生張りの時期は過ぎていますので、芝生が育たなく なります。 芝生には西洋芝と日本芝がありますが、市販されている芝生用除草 剤は日本芝しか使用が出来ません。もし西洋芝に使用すると一発で 枯れてしまいます。芝生専用は芝生に生える雑草を枯らす物です。 芝生も草の一種ですから、ネコソギを今から散布すると持続期間が 芝生の張り最適時期中ですから、使用すると芝生は枯れますよ。 70センチも掘り下げて入れ替えてますから、除草剤は必要ないと 考えます。葦や萱はラウンドアップマックスロードの25希釈率で ようやく枯れる位に頑固です。ネコソギではまず枯れないですね。 ドクダミ草やスギナも葦や萱と同様に頑固で面倒な雑草です。 3)、防草シートですが防草シートの上に少しでも土が乗っかって いると、それだけで雑草は生えて来ます。70cm掘り下げた箇所に 防草シートを張っても、シートの上に70cmの土が入っていますの で、防草シートで囲うようにしないと雑草は直ぐに生えて来ます。 地表に張ると樹木も野菜も何も植えられません。 家庭菜園をするなら、防草シートは使えないと言う事です。 4)、その方が無難だと思います。 5)、真砂土と言うのは、西日本に広く分布する花崗岩が風化して 細かくなった土を言い、一般的には山砂と言われています。 粘質を多く含みますので、地固めには最適ですが樹木等を植えられ る場合はバーク堆肥等で土壌改良をしてからでないと、排水性や通 気性が悪くなり根腐れの原因となります。この粘質を水で十分に洗 い流してサラサラにしたのが山砂と呼ばれ、左官砂として用いられ ています。幾ら防草シートの水はけが良くても、真砂土は粘土質を 多く含んでいるため、どうしても水はけは悪くなります。 とりあえずここまで書きましたが、納得されないとか再質問があれ ば締め切らずに名指しで構いませんので再質問をして下さい。
お礼
(1) 転圧について 残土処理後の庭は、客土する前に転圧しない方が良いですか。 プレートコンパクターを持っているので、転圧で少しでも雑草が生えなくなるならば、使おうかと思ったんです。 逆に転圧により、水ハケが悪化するなら微妙かな?とも思いましたけれど。 芝生を張る前には、山砂に土壌改良材(バーク堆肥)を混ぜ、小型耕運機で攪拌しようと思っていました。 張る前には転圧する必要もあるんですね。 均す→敷く→軽く踏み固める、の流れだと思っていました。 それでは、転圧した箇所に雑草がないのは、たまたまでしょうか。 雑草を防ぐ効果が薄く、デメリットが大きいならば、止めようと思います。 いかがでしょうか。 (2) 除草剤について オススメされない理由はよく理解できました。 ただ、ネコソギを散布した上に、厚さ70cmの客土をした場合、その客土には除草剤の効果が及ぶものでしょうか。 ネコソギより下の地中に向かって効果が及ぶものだと考えていました。 また、ネコソギでは効果が薄いですか。 確かに以前、ラウンドアップを散布する前、ネコソギを散布したことがありますが、効果は皆無でした。 それ程強い雑草ということなんですね。 効果が薄いならば、除草剤散布は止めておきます。 (3) 防草シートについて 「防草シートで囲う」とありますが、どういう意味でしょうか。 地表に敷くことは考えていません。 地中に敷くことを考えていました。 庭土 < 防草シート < 客土 といった具合です。 また、仮に客土から雑草が生えたとしても、客土が山砂のようなサラサラのものであれば、スッと抜けるかなぁと思っていました。 それとも、やはり地中に敷くこと自体無意味なんでしょうか。 https://www.bousou-sheet.com/docs/course/防草シートのおもしろい使い方/ こんな記事もありました。 (4) そのまま客土する これが無難というご意見ですね。 専門家の回答者様が私の立場ならば、(4)なんですね。 (5) その他 購入を検討している山砂は、建築資材の土建会社から調達する予定です。 教えて頂いた「左官砂」の用意もあるようですが、m3単価で倍以上違い、20万円近くも高価です。 やっぱり粘土がよくないんですかね。 うーん、迷いところです。
補足
前回の質問でも、回答を頂きありがとうございました。 再回答をお待ちしていたのですが、返信を頂けなかったもので、締切としました。 再質問とのことですが、どうしたら良いのでしょう。 この質問文は締切ということでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 芝生の部分については、とてもよく理解できました。 客土後に芝生を施工する際には、当コメント通りに行おうと思います。 今から楽しみです。 なお、芝生はトヨタの「TM9」にする予定です。 http://kensiba.jp/?page_id=85 少し値が張りますが、前から目を付けていました。 目土は芝生用のものが適当でしょうか。 客土は、近所の建築資材業者から購入しようと思っています。 まだ詳細は詰めていませんが、今月中の購入を予定しています。 下記(1)の山砂(真砂土)が第一候補ですが、これが一番安価なんです。 正直あまりオカネもなく、差額10万円は大きいです。 (1) 千葉の山から採る山砂 【特徴】キメ細かい 【m3単価】1,200円(山から直送) 【70m3客土費用】8万4,000円 (2) (1)に何かmixした山砂 【特徴】(1)より粗く高品質 【m3単価】2,500円(保管場でmix後に配送) 【70m3客土費用】17万5,000円 (3) 千葉の山から採る黒土 【m3単価】3,800円(山から直送) 【70m3客土費用】26万6,000円 今後の施工予定としては、今月中に客土運搬後、 → 排水用の暗渠パイプを施工 → 重機を手配し、客土を均す → 2月中に外周フェンス工事 という予定です。 外周フェンス工事が入ると、もう重機が入れられないため、それまでにメドを付けたいと思っています。
補足
拙宅の雑草(葦)は、地中から地上に向けて、斜めに生えているものが多くあります。 匍匐性で横に這うことは納得ですが、斜めに生えて地上に芽吹いているように見えます。 また、その根は深いです。 拙宅は、道路からGL+60cmに家が建っています。 敷地自体が全体的にGL+60cm盛土された状態です。 今回撤去した残土は、道路からGL-10cmなんです。 深さ70cmというのは、道路からGL-70cmという意味ではありません。 説明不足で申し訳ありません。 また、ベランダ直下やガス配管されている部分は、今回撤去できず、GL+60cmの状態でそのまま残っています。 つまり、敷地内は凹凸がある状態であり、道路からGL-10cmの部分とGL+60cmの部分が混在しています。 なお、GL+60cmの部分は、全てコンクリートで埋めようと思っています。 客土は全て、GL-10cmの部分です。 参考までに配置図を添付します。 https://imgur.com/C7IywO5 濃いオレンジ色の部分が、GL+60cmです。 薄い黄色の部分が、GL-10cmです。 客土は「庭土(撤去)」というところに投入します。 「駐車場」とGL+60cmの部分は、コンクリートで埋めます。 なお、「土(処理中)」とあるのは、本件とは無関係です。 その場所にも庭土が残って葦が蔓延っているのですが、私が暇を見て庭土を掘り返しており、いずれ砕石で埋めようと計画しています。 以上を踏まえ、改めて教えて頂きたいのですが、除草剤「ネコソギ」は、そのGL-10cmと、「土(処理中)」に散布しようと思っていました。 「上から下に浸透する」「下から上に成分がいかない」のならば、尚更好都合です。 除草剤散布の目的は、GL-10cm以深に蔓延る雑草の弱体化だからです。 客土する土は、仮にスギナ等の他の雑草が生えても手で抜くか、除草剤以外の方法で除去しようと思っています。 それでも尚、無意味であるならば、除草剤は止めておこうと思います。 防草シートについても教えてください。 例えば、GL+60cmとGL-10cmの境目に対し、ゴム様の防草シートを垂直に施工するのはいかがでしょうか。 もしくは、教えて頂いたとおり、上記の垂直施工に加えて、GL-10cmの表面一面に敷き、客土を防草シートで包み、その下に除草剤を散布するのです。 ただ、突き破るようなパワーを考えると、やはり徒労でしょうか。 cactus48さんだったら、このような状況下でどのように施工されますか。 やはりそのまま何もせずに客土でしょうか。