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タイプの異なる2人の相克で描いている小説

タイプの異なる2人の男、もしくは2人の女(男と女は無し)の相克や対立でみせていく話って、何がありましたっけ? 教えていただけないでしょうか。 結構多いと思うのですが、いざ挙げようとすると、なかなか思いつかないです。 自分で思いつくところをざっと挙げますと、 村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」 川島誠「800」 あさのあつこ「バッテリー」もかな。。。 女なら、嶽本野ばら「下妻物語」 あとは 天童荒太「永遠の仔」これは3人といえば、3人か。。。 山崎豊子「白い巨頭」は小説では里美にそれほど焦点を当ててなかったかな。。。 という感じで、うまく思いつけません。 エンタ系、文学系は問いません。 教えていただけたら嬉しいです。お願いします。

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  • tera2002
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回答No.3

「風とともに去りぬ」これが究極の作品ではないでしょうか? アシュレとレッドバトラー、メラニーとスカーレット。 この性格の激しく異なる男女の愛の相克は忘れられません。 若い頃は、メラニーは偽善者では?とかいろいろな思いを抱きました。 読むほうの人生経験によって感じ方が変わるのでしょうね・・ 「白い巨塔」はそこまでいかなかったような気がします。

noname#9771
質問者

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回答ありがとうございます。「風とともに去りぬ」は絶対読まなければならないと思いつつまだ読んでないです。名作中の名作といわれているのに。。。映画すら見てません。恥ずかしい。。。 これを機会に8月中には読みます。教えていただいてありがとうございます。 「白い巨塔」は実は昨年やっていたテレビドラマは見たのですが、小説は文庫の1巻と2巻の途中までと5巻しか読んでません。。。(そんな読み方ありか。。。と思われるでしょうが。。。。。。関係ないけど「ハリーポッター」も1巻と2巻の途中までしか読んでなくて、あとは最終の7巻を読めればいいかなと思っています。残りは映画で。。。) ドラマでは財前と里美と対比っぽくなっていたけど、確かに小説の方では財前の話って印象でした。(全部読んでないので本当にそうかどうか分かりませんが。。。)

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  • d-drop
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回答No.7

へルマン・ヘッセ『知と愛』 それぞれをシンボライズした2人の人物の物語です。古典中の古典。「対立」とか「相克」という激しいものじゃありませんけど、それだけにかえって対比がはっきりしているように思います。 向田邦子『あ・うん』 これも「対立」や「相克」は前面には出てきませんねぇ……。 変化球で『ジキルとハイド』 変化球ですねぇ……。すいません。 でも、3本とも、読んで損はしないとは思います。

noname#7468
noname#7468
回答No.6

山本文緒の「ブルーもしくはブルー」はお読みになられましたか?NHKでドラマになって放送されましたが、原作は実によくできています。まさに二人の女の相克です。

noname#9771
質問者

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回答ありがとうございます。 山本文緒さんの小説は何個か読んだことがあるのですが、これはまだ読んでいなかったです。ぜひとも今度読んでみますね。

noname#7860
noname#7860
回答No.5

姫野カオルコ「整形美女」。 パーフェクトな美女の甲斐子と、一般ウケする 容姿(かわいいけど甲斐子に比べれば実は 不美人?)阿倍子の物語です。 完璧な容姿を持つ甲斐子は、美人である事の不幸を 実感し、一般ウケする容姿(実はブス?)に 整形します。また、阿倍子も女友達の整形に 付き添った時に雰囲気に流されて、甲斐子 そっくりに整形し、それぞれ「整形美女」になります。 その後、同級生だった二人は再会するのですが、 甲斐子と阿倍子が一体どんな人生を送って 行くのか?まったく予想がつかない展開で 美容整形の実態に触れている面も実に興味 深かったです。しかし、美人だと絶対、得すると 思ってたけど、実際はそうでもないのかなぁ… なんて、不思議に思った一冊でした(笑) コミカルなタッチなので、一気に読めると思います。 あまりお気に召さなかったら、ごめんなさいね。

noname#9771
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 姫野カオルコ「整形美女」。読んだことないです。 実は姫野カオルコさんの小説はまだ読んだことないんですね。エッセイのようなものは読んだことあるのですが…。 ぜひとも今度読んでみたいと思います。

  • cyaboe
  • ベストアンサー率32% (550/1698)
回答No.4

「スーラ」  トニ・モリスン トニ・モリスンの作品の中で一番好きな小説です。 対照的な二人の女性の間に繰り広げられる愛憎がテーマです。 最後まで読んで、心の中に何かがコツンと落ちてくるのを感じました。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152079290/3w-asin-books-22/249-6951057-7600349
noname#9771
質問者

お礼

回答ありがとうございます。「スーラ」読んでないです。今ざっとどんな作品か調べてみましたが、まさに私が求めていたものっぽいです。読んでみます。面白そう。でも「スーラ」が入っている早川書房のは値段が高いですね。。。。借りればいいんだけど。。。 「スーラ」はまだ読んでないので、ちょっと系列が違うかもしれませんが、女の人の心理という意味では、山田詠美さんの「蝶々の纏足」もすごい面白い作品だったなぁ。と思い出しました。 これは完全一人称で書かれているのでぱっと見では相克っぽくないですけど、私のイメージでは「蝶々の纏足」のようなのも含まれています。主人公と2番目の人物というところにはこだわるけど、書かれ方は、一方の視点だけで進むやつでもよいです。 そういう意味だと同じく山田詠美さんの「風葬の教室」もそうかと思われるかもしれませんが、これは1対1というよりは、1対多という感じなので、私の中では今回求めているものに含まれないです。(でも作品としては「蝶々の纏足」より「風葬の教室」の方が好きだけど)。 なんだかごちゃごちゃ書いてしまって申し訳ないのですが、そういうわけで、どなたか他にも良い作品を知ってらっしゃる方、教えてくださいませ。

  • juzube
  • ベストアンサー率43% (149/341)
回答No.2

モロ、小説の構造としてもそうなってる、というのでは、有名どころですが、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」はどうでしょう。 「タイプの異なる二人の男」という意味では、ちょっとちがうかもしれませんが。 あと、ドストエフスキーの小説には、ほとんど、ものすごい悪女と、天使のような女性が登場しますよ。「罪と罰」「悪霊」に出てくる女性など、すごく好対照で、どちらもドストエフスキーの「タイプ」なんだろうなと思います。

noname#9771
質問者

お礼

回答ありがとうございます。「世界の終わりと......」は読んだのですが、どういう話だったかあんまり理解できなかった。。。けど、作品世界が好きだから今でもたまに読み返しています。そうですね、確かにこれもそうなのですが、私が質問した時のイメージでは、2人が同じ舞台に上がっているのいいかな。。。 あとドストエフスキーでいえば「悪霊」は読んでないのですが「罪と罰」なら、主人公はラスコーリニコフだと思うので、そういう意味では主人公と2番目の人物の相克や対比になっているのだと嬉しいです。 でも回答ありがとうございました。「悪霊」いつか読みます。 そういえば村上春樹さんの新作出るらしいですよ、9月に。わくわくしますね。

  • disease
  • ベストアンサー率18% (1239/6707)
回答No.1

銀河英雄伝説 同盟軍のヤン・ウェンリーと帝国軍のラインハルト・フォン。ローエングラムの戦いを描いたSFの名作です。

noname#9771
質問者

お礼

回答ありがとうございます。「銀河英雄伝説」読んでないです。有名ですね。いかんせん長い。。。 実はこの手の表紙がアニメ的なジャンルは苦手だったりするのですが、これはそういうものに留まらない面白さだという噂は聞いたことがあるので、いつか挑戦したいです。 「下妻物語」もそうですが、漫画的アプローチなのは、こういうのが多いんじゃないかなぁ、と思っています。実際、漫画なら「スラムダンク」とか「ジョジョの奇妙な冒険」の第一部とか。いろいろある気がします。(挙げた例で世代がバレますね。。。)

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