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時計問題
「短針(時針)は長針(分針)の動きにともない連続的に動き、長針は秒針の動きにともない連続的に動く12時間制の時計がある。この時計において3つの針の角度が完全に一致するのは、0時0分0秒(12時0分0秒)のときのみであることを証明せよ。」 お願いします。
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- staratras
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1分間に秒針は360度、長針は6度、短針は1/2度それぞれ動き、 1秒間に秒針は6度、長針は1/10度、短針は1/120度だけ、それぞれ動く。 これは12時ちょうどに3針が一致して1分後の12時1分ちょうどには、長針は秒針の6度先にあるということであり、次にこの2針が重なるのを12時1分x秒とすると x=6/(6 -1/10)=60/59、つまり長針と秒針は3600/59秒の周期で重なっていく。 同様に考えると、秒針と短針は12時1分ちょうどには1/2度離れているから次にこの2針が重なるのを12時1分y秒とすると y=(1/2)/(6 -1/120)=60/719、つまり短針と秒針は43200/719秒の周期で重なっていく この両者の最小公倍数を求めるためmとnを正の整数として、 (3600/59)m=(43200/719)n とおく これを整理すると719m=708nとなるが、719は素数であり、708はこの倍数ではないから、これを満たす最小のm、nはm=708、n=719である。 このとき上式の両辺の値は43200となる。43200秒=720分=12時間であるから 3つの針がちょうど重なる周期は12時間であり、最初に12時0分0秒で一致しているためこれ以外の時刻で一致することはない。
- chie65536(@chie65535)
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短針と長針が12時間で重なる回数は11回である。 0時0分0秒からスタートして、12/11時間ごとに、短針と長針が重なる。 分にすれば、720/11分ごとに、長針と短針が重なる。 秒にすれば、43200/11秒ごとに重なる。 短針、長針、秒針が、問題の条件で重なる為には、その必要条件として、短針と長針が重なっている必要がある。 43200=2^6×3^3×5^2なので、11とは互いに素である。 なので、1回目と12回目に重なる0時0分0秒と12時0分0秒のときだけ、3針は重なる。 したがって、それ以外の時刻で3針が重なることは出来ない。