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真空管のペア検査について
12AX7の左右の特性検査をしたいのですが、どんな冶具を使うと良いのでしょうか。真空管の試験機を除くと、測定機は揃っています。よろしくお願いします。
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参りました。(^_^;) 「測定器は揃っている・・・」と書き込まれていたので,実験用電源の数台はお持ちかと思っていました。 それでは,別の方法を考えます。 1.プレート電圧源は50V程度でも構いません。 (高い方が,特性曲線の直線性のよい範囲でやれるので,望ましいのですが・・・反面,感電の 危険も出てきます。(-_-;)) 安定化が望ましいですが,「相対比較」ということであれば,安定化なしでも構いません。 2.グリッドバイアスはやめます。 両グリッドをGNDしてください。 3.バイアスはカソードに1kΩくらいのVRを入れ,セルフバイアスとしましょう。 (カソード共通,1個で結構です) 測定 VR両端の電圧を測定し,これをバイアス電圧として記録します。 各プレート電圧を測ります。 注1 プレート電圧の測定は,入力抵抗の高い電圧計 を使用する必要があります。 注2 VRは2kΩくらいが必要になるかもしれません。 特性曲線を参考にご検討ください。 何か質問がありましたら,どーぞ・・・
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- tadamaru2004
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♯1さんのアイデア,面白いです。 比較だけなら,こんな方法で十分と思います。 定数を追加させていただきます。 下記URLの中の(6)12AX7Aの特性を参考にします。 なお,ここには12AX7と書いてありますが,これは12AX7Aの特性です。 (12AX7は最大プレート損失 1.0W,最大プレート電圧 300V です) また,このグラフ中に,「Eg=-5V」の記載がありますが,これは当然「-0.5V」の誤りです。 http://www.d1.dion.ne.jp/~ebe_ken/ep-ip3.html プレート電源として100Vを用意します。 プレート負荷抵抗は47kΩとします。 カソードは両方とも直接GNDします。 グリッドバイアスとして,0~-2V程度の可変が出来るものを用意します。(微細なコントロールが必要) ここに記載のプレート負荷抵抗,プレート電圧は絶対的なものではありません。 以下の記述を参考に自由に変更されて結構です。 測定は,グリッドバイアスを0V, -0.5V, -1Vと変化させ,対応する「プレート電圧」を測定し,比較します。 参考までに,URLのデータに基づき,予測されるプレート電圧を記載します。 *** Eg ** Ip ** Ep *** V ** mA ** V *** 0 ** 1.1 ** 48 ** -0.5**0.7 ** 67 ** -1.0**0.4 ** 81 蛇足ですが,予測の方法を記述します。 (電源電圧や負荷抵抗が変わったときの参考になりますので・・・) Ep=100V, Ip=0mAのところから,左上に向かって47kΩの負荷線を引きます。 この直線と,Eg=0, -0.5, -1.0Vとの交点が,測定時のIp,Epです。 (上記数値は,パソコン上の画像を直接読み取ったので,精度がよくありません。 印刷して,定規をあてて読み取れば,もう少し精度が上がるかと思います) 何かご不明な点がありましたら,どーぞ
お礼
有難うございました。電源を製作して測って見ます。
- pitagorajr
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まだ誰も回答していないようなので、プレート抵抗を完全に同じにする。(表示に誤差があるので念のためテスターで調べる。左右のグリッドを一つにつないで、だんだん電圧を変える。二つのプレートの電圧が同じかどうか調べる。今夜でもできそうな方法です。別にお礼はいりません。お叱りはないと思います。
お礼
有難うございました。電源を作成して測って見ます。
補足
検査時に、雑音の測定も実施したいのですが良い方法が有れば教えて下さい。近日中に電源用の備品が揃いますので組み立てを行います。