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真空管 6922EH 差し替え
真空管初心者です。 キャロットワンのヘッドホンアンプを買ったのですが 使用球が6922EHでした。 できたら、12AX系の真空管を使いたかったです。 12AXを使う方法はありますか?また、そのまま12AXなどを差し替えたらどうなりますか?
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はじめまして♪ 結論から申し上げますと、12AX7が採用された製品を購入されるか、大幅な改造を施すか。。。という事になると思います。 『そのまま12AXなどを差し替えたらどうなりますか? 』 これは、スピーカー工作ファンの私にもハッキリお答え出来ます。 答え:「壊れます。」 大昔からの「空中配線」であれば、「配線替え」と管球に合わせた各部品の「変更交換」も出来やすいのですが、プリント基板の場合、パターンカットや部品の交換が出来にくく、元に戻せなくもなりますので、あまりお勧めしたくは在りません。 6922と12AX7では管内部に繋がる配線、ピンアサインが違うので、そのための配線替えが絶対に必要に成る。 また、特性が大きく違うため、周辺部品の時定数(抵抗値やコンデンサー容量等)も変更する必用が在る。 と考えて下さい。 ピンアサインだけ変更した場合は、動作特性が大きく変わるので、扱いやすい「正常な動作」という範囲では無くなってしまうと思われます。 この意味では12AU7なら、まぁなんとか。。。 という感じだろうと想像します。 なお、12AX7はアメリカの呼び方で、欧州管としてはECC83と呼ばれます(同じ管種です。) さらに、6922の互換球/同等管としては、 6922WA, CCA, CV10320, CV2492, CV2493, CV8065, E88CC, E88CC01, ECC868などがありあす。 (全てが「単に差し替えてオッケー」という訳ではアリマセン、微調整で使える範囲という物で、現行回路と合わなければ「壊れる」場合だって否定は出来ません。ちゃんと確認した上で、簡単な差し替えが出来る管種を選び、音の違いを楽しまれた方が安全だと思います。) 私の場合、管球アンプは、キットを組み立てた事が在る、という程度ですが、スピーカー工作が好きで、そういう範囲のオーディオ紙等ではスピーカー工作以外にアンプの製作記事も多く、管球アンプの記事等も楽しく拝読しています。自分で設計して、、、というアンプ工作は未経験なんですが、私の「予備知識」だけでも、「6922EH」→「12AX7」は、いろいろ問題点も多く、出来たら「避けた方が良いのではないかなぁ。」って思います。 12AX7 の特徴を「良い方向」に引き出す用途(に合わせた回路設計)にしないと、メリットは出にくいでしょうし、むしろデメリットの方が里程しやすいんじゃないか?と想像しますよぉ。(あくまで、個人の憶測ですけれど。) 余談ですけれど、回答No.3を読みましたが、評価値は「他人の意見」ではなく、「自分の意見」を正直に書き込んだ人にとって、とても気になる部分では在ります。 しかし、世の中には「いろんな人」が居るので、あまり「過剰反応」はされない方がベターかな?と思います。 なお、私は回答No.1もNo.2も、それぞれの意見として「正しく、良い回答」と感じました、(あくまで、個人の感想ですが、、) しかし、No.3の書き込みが在りましたので、「あえて、プラス評価をポチッと」を行ないませんでしたよぉ。 余談が長く成りました、ゴメンナサイ。
その他の回答 (3)
「別にいいアイデアをだした人がいるかなあ?」と思って再訪したら,ぼくのNo.1の回答にもNo.2の方の回答にも「マイナス」がついてますね。No.1は「厳密にはだめだよ」,No.2は「改造すればできるよ」という内容であり,どちらも間違ってないんですけどね。マイナスをつけた人は,イヌの遠吠えみたいなまねをしないで,自分の考えを述べなさいよ。 ちょっと気になったので同社製品を調べてみると,6922をECC802に変更した機種がでていますね。電圧増幅段に使っているらしい。ECC802やECC82は,日米名では12AU7のことです。質問意図は「12AU7が使えるように改造したい」ということでしょうか。会社がやってるんだから,できない相談ではないはず 笑。 12AX7は高ミューなので中ミューの6922から変更できませんが,中ミューの12AU7なら可能です。ただし,以下の作業が必要です。 1.テスタで動作電圧,電流を測る。 2.外見からはプリント基板に組んであるようなので,そのパターンを解読し,回路図を復元する。 3.ヒータ配線が異なるので,プリントパターンをカットして,かわりに電線で12AU7用に配線しなおす。 4.特性曲線のグラフを見て,12AU7の動作点を割り出し,回路定数を計算する。 5.プリント基板に実装されたパーツ(抵抗器)をはずし,上記の定数のものを取り付ける。 6.新しい設計値で動作しているか,テスタで各所を測る。また,聴覚で異常がないか確かめる。 まあ,真空管初心者には「ちんぷんかんぷん」だったでしょうから,ぼくは「互換性はない」と頭からつっぱねたのですね 笑。
お礼
passersby2さん ありがとうございます。 改造などは到底できません。大変な作業が必要と分かっただけでもありがたいです。
自作アンプ作っています。 12X7/12AU7/12AT7と交換できますがジャッパ切り替え・バイアス調整が必要です。 特性が変わることがありますので自己責任でやってください。 私の一番嫌いな12X7です、音としては6922EHがいいです。 猫も杓子も12X7といいますが。
お礼
177d0037さん ありがとうございます。 どういうことが必要と書かかれていて、明確です。 到底、そんな事はできませんが。
6922(6DJ8)は,高gm,高直線性,比較的に大電流(低インピーダンス)という,双3極電圧増幅管の傑作です。ぼくは1970年ころから特性に注目して制式採用しています。12AX7(AU7,AT7も含む質問意図ですか?)には,特性の面でもピン配列の面でも互換性はありません。
お礼
iBook-2001さん ご丁寧にありがとうございます。 具体的にどの様な工程、理由などありがとうございます。 そんな、専門的なことはできませんが、教科書になります。