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テフロンの摩擦について
- テフロンを使用した金属面の摩擦について
- 環境温度が高くない場合、密着面にグリスを塗ることで摩擦係数を下げる
- テフロンの摩擦による移動物の固着についてクリアランスを無視してください
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グリスを塗ればとりあえず動きを滑らかにすることは可能です。 ですが、テフロンで動きが悪いというなら 1.金属面が荒く、アンカー効果が効いている →面粗さを向上させる必要あり。そのままではグリスと摩耗粉が混ざってかじる。 2.金属面は滑らかだが荷重が大きすぎてテフロンが変形し、噛み込んでいる。 →単純なテフロン樹脂ではなく、オイレスやミスミ、イグスなどの滑りガイドに変えるべき そのままでは、グリス油膜切れが起き易く、固着は続く可能性あり。 3.単純荷重は小さいが、てこの原理で過大応力が生じている →ガイドの配置を見直すか、転がり軸受けに変更する必要あり。 そのままではグリス油膜切れの恐れあり。 といった感じでしょうか。
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- sailor
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テフロンの劣化は書き方が悪かったかもしれません。 金属粉が出てそれが樹脂の表面に押し付けられていると、金属よりも柔らかい樹脂の表面にめり込んでしまうんですが、この状態では金属とテフロンの摩擦ではなく金属とテフロン樹脂にめり込んでいる金属との摩擦になってしまうんです。ちょっと目視した程度ではわかりませんが顕微鏡で見ると、樹脂表面に無数の微小な金属の粒子が付いていると言った状態になっているのです。このような状態になると樹脂表面の金属粉がやすりのような働きをして金属部分をさらに摩耗させてしまうのです。こうなってしまうとテフロン樹脂自体がいかに摩擦係数が低くても実際にはめり込んでいる金属と相手の金属との摩擦になってしまうのです。 わざわざテフロン素材などを使っているので油脂による潤滑が出来ない部分であるかと考えましたが、グリースなどが使えるのであればリニアガイドのようにボールベアリングで支えるとか、もしくは油脂での潤滑を基本として金属製のジブなどを入れてしまってはいかがでしょう。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
摩擦面のテフロン自体が劣化しているのはないですか?金属との摩擦により発生した微小な金属粉がテフロン側の表面に埋没して摩擦を大きくするという事例はあったと思いますが、この例がそれにあたるなら潤滑剤を使うことである程度は良くなるかもしれません。グリスとかが使用できる環境なんでしたらリニアガイドなどに置き換えてしまうのが良いのではないですかね。 樹脂と金属での摺動部分では摩擦によって生じた金属粉が樹脂に埋没して樹脂表面が微細な金属粉で覆われるという事は割とよくある事です。そのままで使用を続けると金属側の摩耗が進んでしまうので注意が必要です。
お礼
金属粉が発生していた記憶があります。 ありがちな話だったんですね みなさんの対策としてはグリス以外にもあるのでしょうか。 テフロンに対してテフロンの接触でと摩擦係数値は、あまり金属と変わらないなという印象でしたが 金属粉が出ない点ではかなり優秀というこちでしょうか? テフロンが劣化した状態というのがよくわからないので判断できませんでした。 表面が荒れた状態なのでしょうか