- 締切済み
チャックの摩擦係数アップ
- ガラス入り樹脂の丸棒廃材のエアチャックにおいて、クランプミスによる落下が多く発生
- 摩擦係数を上げるためチャック面にゴムを貼付けて解決したが、ゴムの耐久性が低く数日で交換必要
- チャック面に対して耐久性のある摩擦係数を上げる安い方法を考えている
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
みんなの回答
ダイアモンドの電着はいかがでしょうか。 表面状態としてはダイアモンドやすりを思い浮かべたいただければよいと思います。 ローレット+熱処理に比べコストはUPしますが耐久性は遥かにあります。 以前、グリップ力をUPさせたい時に砥石メーカーにお願いして試作で作ったことがあります。
面圧を上げるために ローレーットは効果的です >>ガラス入り樹脂 というのは結構固いので 硬い硬いにするか 硬い軟らかいにするのか悩みところ
イマオのワークグリッパだとコストが合わないのでしょうか? ウレタンから超硬まで揃ってます。 超硬9.5mm角で約1,500円 (爪にネジ止めor接着) http://www.imao.co.jp/catalog/imageindexlists2/?categorycode=$SMEWGR 昔はアスベスト貼ってたらしい。 後はUFOキャッチャーみたいな感じに爪の先端に薄板をつけて、落下防止にするとか? どういう感じにゴムがダメになるのかに寄りますがウレタンスポンジを貼るというのも有りかも。
逆に、チャックの把握力を増やす方法は、問題があるのでしょうか? > スペースが無いため、把持力(1kg)も、これ以上大きくできません ですが、エア源なら増圧弁で、カムなら接触角を変更する、等々が考えられます。 また、丸棒に対する把持角やラウンド設定を変えても、把持力は楔効果で自然に増えます。 これなら、チャック爪を交換するレベルだと考えておりますの範疇では? もう少し詳細な内容を教えてください。 大変失礼だとは思いますが、丸棒の重心近くを把持しないと、偏荷重がかかり落下原因と なりますように、基本に忠実にすれば問題は自然と解決もすることがあります。 できれば、詳細仕様の補足が必要です。 実質把持力を上げるには、把持力=摩擦係数×把握力×回転モーメント係数(重心位置考慮) の考察からの検討が必要です。 摩擦係数だけに拘っても、次回類似設計時のモデファイ材料にはならなく、よい装置はできません。 今回採用や不採用はあるでしょうが、検討項目に入れておくべきで、貴殿の固定観念で、 よりよいアイデアを無効にするかもしれませんよ。 それに、今良くとも恒久的に問題が発生の場合、また繰り返し作業となるのでね。
下記参考のウレタンコーティングは如何でしょう ロボットチャック爪や治具にも適応されています ・耐摩耗性が高い →寿命が長い ・高弾性 →把握接触面を増やす ・表面形状選択可能→ものすごく粗くして摩擦係数アップ 詳細は直接メーカへお尋ねください ローレット加工+熱処理 ですと、把握力が小さいのでワーク にチャックが食い込まず、結局は点当たりのままのような気が したので、上記のような高弾性のものを考えてみました (最初にゴムで成功したのも頷けます) 高弾性の特性を生かして把握接触面を増やすのであれば、 表面形状をものすごく粗すよりも、ツヤ無しぐらいの方が 良いかもしれません その辺のノウハウも、コーティングメーカへご相談すれば 適切なアドバイスを貰えると期待します
本件のチャックとは回答(1)さんが挙げられてるものですよね? <反論してないけど? ↓のようなサイズじゃあないですよね スーパーガジラ http://www.taguchi.co.jp/project-g/super ↓のような丸棒用チャックは使えないの? http://www.schunkjapan.jp/library/pdfData/automation/schunk/PWG_JA.pdf 所謂、ポンプラのような爪にするとか? https://www.monotaro.com/g/00017095/ たったの10台程度ならポンプラをバラして作っても可能じゃあなかろか? 廃材なのでワークに傷が付いても構わないのでは?
>安くこの摩擦係数を上げる観点だけでのアドバイスをお願いします 摩擦係数を最大活用するのはブレーキ http://www.akebono-brake.com/product_technology/product/automotive/friction_material/ しかし小スペースであろうし少量ではゴム以外は困難です。 ゴムの固定は接着、両面テープでは弱い。 チャリ用ブレーキシューの固定には二方式。固定の金具を一体成形する頑丈なものとゴム・カートリッジを入替えするもの。 http://escape.poo.tokyo/brake-shoes/ 後者は真似しやすそうながらサイズ如何? これでも望みを貫くなら型が必要。 標準で入手できそうなのは丸、三角などの棒状のもの。それでチャック爪の形状が成り立つ? なので、摩擦係数を云々しない >ローレット加工+熱処理などが候補に挙がって に賛成です。 焼入、コーティング、超硬など硬いモノの摩擦係数は小さいが、ギザギザにして喰い込んで滑らなくする方式。 ピッチ細かく尖ったギザギザの加工は結構厄介ですけど。 ↑続き ローレットは円周面でないと結構厄介です。 方法を当ててみろと挑戦状 https://www.youtube.com/watch?v=XqOM-wkPaXE 過去質問例 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=151408&event=QE0004 回答(1)の放電加工が簡単と私は思います(焼入後に加工) 最も理想的なのは回答(4)の ヤスリ屋さんに加工依頼 摩擦係数を調べると、なんとまぁデタラメな。。。。 http://www.labnotes.jp/pdf2/friction.pdf 鉄 ― 鉄 0.52 鉄 ― アルミ 0.82 ゴム ― ゴム 0.5 【参考文献】日本機械工学会 機械工学便覧 試験方法が非実用的なのに、権威あるかのように書くから誤用が多い。 比較マシと思えるがデータの出処記載無し http://koza.misumi.jp/mold/2009/12/439.html 軟鋼 ― 軟鋼 0.4 軟鋼 ― ゴム 0.9 廻るのを止めたいでなく抜けのほうなら、ネジ山が簡単です。 湯は易しで実行は難しいかもしれません。 掴む径が小さいからバイトでの内ネジ切は難しい。 タップでやるには下穴が欠けてはだめ。 チャック爪を寄せ切って閉じた状態でワーク径より小さいタップ立て、 チャックを開いて掴むとタップの脇が当たることになる。 ワーク径より大きいタップにしたいが、チャック爪を開いて一体になるよう捨て部材を挟まねばならぬ・・・・これが厄介です。 放電加工でのタップ立ては加工力ゼロなのでチャックを閉じなくてよく、サイズも自由自在。 放電加工で面荒すだけは、より簡単ながら尖った状態というのが難しい。なのでタップ状のギザギザ電極でやりたい。 焼入できるS50C以上の材料なら、放電加工するとごく表面だけ焼が入る。本件は耐摩耗性のみでよく使えると思います。 切削の面荒らしも、ローレットやヤスリ目で狙いにいかないと難しいです。
お礼
求めていた素晴らしい回答をありがとうございます。 もう少し状況をご説明すると、 廃材は150mm弱の長さで、先端が少し曲がってそこだけ太いため、 真っ直ぐでは無く傾きがでてしまい、斜めを含む±5mm程度でばらつきます。 掴めるのは露出している軸端の10mm程度です。 引出は軸方向では無く、軸芯に対し直角方向です。 ローレットより、放電加工やヤスリ屋さんですね。 さっそく週明けに相談してみます。 >廻るのを止めたいでなく抜けのほうなら、ネジ山が簡単です。 落下しなければいいので抜け方向と言えると思います。 どうするのでしょうか?具体的に指示方法や加工方法を教えて下さい。
> これは位置が不安定なため、 > 平:平のやや幅広いチャックで丸棒をクランプするため、 > 点当たりでの摩耗や変形があるための様です。 爪を丸棒に合わせて成形するだけで良い様な気がしますが... それでもなお滑ってしまうなら、超硬溶射とか。 場合によってはショットブラストで粗すだけでも 効果があるかも知れませんが、母材が柔らかいと いずれ梨地が潰れてしまうので、熱処理も合わせて必要になると思います。
お礼
求めていた素晴らしい回答ありがとうございます。 ローレットと熱処理と似ていますが参考になります。
位置決めのためにゴムを貼らない部分と、位置決め部を逃げて把握力を アップさせるためのゴムを貼る部分とに分け、ゴムに過大な応力が加わら ないように工夫すれば、ゴムの延命を図ることができそうに思いますが 如何でしょうか。
>点当たりでの摩耗や変形があるための様です。 棒を持ち上げた時にねじりのモーメントを支えられるように 幅広のチャックを使えば解決する問題ではないんでしょうか。 >せいぜい、チャック爪を交換するレベルだと考えております。 だったらチャックメーカーと真っ先に相談すべきなのでは? チャックメーカーの営業と、またまたケンカしてるのかな。 真面目に回答してもらおうとするなら チャック型番くらいは質問者さん自らが予め記載して 回答者負担をへらそうと気を回すくらいは期待したいところ。 アタッチメントって市販品少ないですね http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110302187170/ 自分で削りだすほうが早いのか。 まずは、チャック力と摩擦係数くらいは実際にモノで試して 何が制限パラメータになっているのか確認したほうが早そうだね。
お礼
エアチャックは、非常にスペースが無いため、 設計製作メーカーのオリジナルで作られたものです。 キズはついても構いません。アンチャックで落下できればOKです。