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安保徹氏の本で言っていることは正しいのでしょうか?

免疫革命とか、ご自身がひとかどの研究者でいらっしゃるので、素人からすると正しいのかわかりません。 ストレスがガンの原因でストレスを取り除いてリンパ球を刺激して増やせばがんは自然に退縮するし、手術や放射線、抗がん剤はやめなさいというのが大方の骨子ですけど、実際のところプロの医者や研究者の立場から見て彼の言っていることについてどう思われますか。

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回答No.9

#5です。 日本ではかなり研究が立ち遅れているようですが(かつて東洋医学で同じような考え方を実践していたことを考えると情けない話ですが)「精神神経免疫学(Psychoneuroimmunology)」という医学が西洋から発祥しています。禅や東洋医学の考え方をヒントにしているということで、皮肉な話です。日本はそれを「再輸入」している最中ですので、大学ではまだ教えてないかもしれませんね。 精神神経免疫学については参考URLをごらんいただけば少しは理解できるかと思います。または、海外の検索エンジンでPsychoneuroimmunologyを調べたほうが正確な情報が得られるかもしれませんね。

参考URL:
http://www.nc-21.net/nc21/meneki-1.htm
gcat
質問者

補足

ありがとうございます。こちらは、学会とかあってハーバードとか各大学の医学部も関わっているのでしょうか。

その他の回答 (11)

noname#105027
noname#105027
回答No.12

#8です。 すみません、私は安保さんの書かれた本を読んでいないので、ちょっと突っ込んだことはいえないのですが、往々にして、 >あれだけの自説を展開するなら本を売って喜んでいるのでなく、きちんと医学者として臨床研究と実践の病院を提示すべきです。 と、思われるとおり、「本を出すほどの人」は、研究などご当人の中ではやりつくしたとお考えの、ちょっとしたいとまをいただいた方が多いようです。かの養老さんももう研究者としては一線を退いておられますし。 さて、もしも最先端の情報がほしいのであれば、論文を読むべきです。本は、論文ではもう10数年も前に言われていたようなことを寄せ集めたものですから。そういう意味では#9#10#11さんのおっしゃるような「精神神経免疫学」なども、ちょっと新しすぎて(といっても、日本でもすでにもう10年ぐらいにはなっていると思いますが)古めかしい教科書を使った医学教育などには取り入れられていないでしょうね。 それから、ストレスとガンの関係については、日本でもネコも杓子も、といっていいほど多くの研究グループが研究していますよ。英語の論文でよろしければ、下記のURLから検索できます。キーワードを入力して「Go」をクリックすれば掃いて捨てるほどストレスとガンに関する論文がヒットすることが分かると思います。キーワードは「mental stress and cancer」とか、ですかね。 それともうひとつ、「学会の定説」というのはあまり当てにならないと思います。学会を動かしている集団とブームによって結構ころころ変わりますから。「ストレスがガンを助長する」という説は、確かに今、どの人も唱えていますが、残念ながら安保さんが先駆者ではないでしょう。 #11さんが書かれているようなことが分かっていてもなお、化学療法や物理療法から人々が離れないのは、まだそれに勝る治療法であるという明らかな実証がないからなのではないでしょうか。確かに日本の法律ががんじがらめにしているという事実も否めないと思いますが。

参考URL:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi
gcat
質問者

お礼

さっそくサイト検索してみました。いっぱい出てくるのでどれから読めばいいかわかりませんが、地道に読んでみます。ありがとうございます。

回答No.11

#9です。 >こちらは、学会とかあってハーバードとか各大学の医学部も関わっているのでしょうか。 学会があってハーバード大学の医学部が関係していれば権威があると思われてるんでしょうか・・・? 精神神経免疫学(Psychoneuroimmunology:PNI)は研究途上の医学分野です。平たく言うと「病は気から」を科学的に解明しようと言う学術分野の総称です。 アメリカでは盛んに研究が行われているようですが(ハーバード大学の出版書物の中にもPNIに関するものがあるようですし)、日本ではそれほどメジャーではありません。 科学的に完璧に解明されているのかと言えばそんなことは当然ありません。そういう研究をしているグループが存在すると言うだけの話です。関連団体については、参考URLをたどってみてください(ちなみに、UFOに関する学会だってあるくらいなんですから、学会があれば権威があると考えるのはヘンな発想です)。 基本的な神経ネットワークの枠組みはわかりつつありますが、謎が多いのも事実です。はっきりしていることは、 ・自律神経の交感神経が優位に立つ(興奮状態)と顆粒球が増加 ・副交感神経が優位に立つ(リラックス状態)とリンパ球が増加 するということです。 さらに精神的ストレスを受けると交感神経が優位に立ち、顆粒球が増加・リンパ球が減少します。 これがストレスによって自己免疫力が低下するといわれている所以です。 ガンが自己免疫力の低下により起こりやすくなると言うことから、ストレスを受ける→ガンになりやすくなると言うことがいえるわけです。というか、ガンに限らず、あらゆる病気になりやすいのですが。とある研究では、ストレスを受けると風邪をひきやすくなるメカニズムが解明されたそうです。この辺の内容については、難しすぎて私にもよく理解できていません。 いずれにしても、完璧に正しい学説などこの世に存在しません。正しいものを見抜く目、新しい考え方を柔軟に取り入れる姿勢をもつべきでしょう。 ガリレオが地動説を唱えてから(1611年)、フーコーがそれを証明するまで(1851年)、240年もかかっていることを考えてもみてください。 別に無理に信じろと這いいませんが(質問者さんが信じなかろうと私にはどうでもいいことです)、では逆に「なぜ精神的ストレスと肉体的疾患はまったく無関係である」と質問者さんは確信したように言っておられるんでしょうか?単に、古典的な西洋医学パラダイムの受け売りに過ぎないと思うのですが・・・。 一度、ご自身の立脚点を見つめなおし、こういう学説もあるのだということを客観的に捉え、何が正しいのかはご自身で判断ください。

参考URL:
http://www.msu.edu/user/chenhao/pniorg.htm
回答No.10

#3・#5です。 先の回答にまとめればよかったのですが、論点が違うので分けます。#3のコメントについてですが: >現実には東洋医学は健康保険の適用もほとんどないし、その理由は「非科学的」という見方があるからだと思います。 それは勘違いです。 東洋医学が健康保険の適用外になっているのは「厚生労働省が認めていないから」に過ぎません。科学的・非科学的という範疇外の話で、政治的な問題です。 同じような話で、精神疾患の患者のカウンセリングにも保険が適用されません。これも、私は国の失策だと思っています。 そして、思い出してください。旧厚生省が、危険とわかっている非加熱血液製剤の使用にストップをかけず、何人もの人を殺した過去を。私は、こんな省が「科学的」などとは盲信しません。

  • baiyaku
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回答No.8

学会の定説になっているかどうかは知りませんが、安保教授はたくさんの論文を出していますよ。  もっと詳しくガンについて書かれている書物もあると思います。

参考URL:
http://www.osk.3web.ne.jp/~medinet/essay1.html
noname#105027
noname#105027
回答No.7

むずかしいですよね~。私には、gcatさんの疑問自体が正解のような気がします。研究成果を広く世に知らしめるためには「出版」というのはきわめて手っ取り早い方法ですが、そのためには、内容をややエキセントリックにせざるを得ないような気がします。 実際のところ、精神的ストレスはガンの発症や伸展に何らかの影響力を持つ、というところまでは確実に分かっていますが、それ自体が原因になりうるかどうか、そこまでの議論はなされていません。こういった世界は実証科学ですから、「現象先にありき」で、理由(メカニズム)は後、というケースがほとんどです。ガンとストレスの因果関係もそういった理由から、現在の多くの研究者たちが一刻を争ってそのメカニズムを導き出そうと日々努力しているところだと思いますよ。 で、結局、私の意見は、「理想論かな~」というところです。ストレスを減らせばいいといいますが、実際どうやるのでしょうね。仕事をやめる?現実論として実現可能なのでしょうか?リンパ球を刺激して増殖させると安易に述べているようですが、その副作用について考えてるのでしょうか。リンパ球が増殖するのは、異物が入ってきたという合図があるからです。その合図は異物(細菌やそれを察知した生体)が作り出す化学物質です。今の技術で簡単に作れますが、それを必要以上に体に入れたときのリスクを考えるとちょっとぞっとしないな、って感じです。 しかし、この心配事は、このさききっと多くの研究者により解決するでしょうから、安保さんの言っていることは、将来的展望も含めて、正しい、というときがくると思います。しかし今はクリアしていない問題が多すぎて、ちょっと消化不良です。

gcat
質問者

補足

私が安保氏の主張でもっとも困るのは、がんの三大療法をまっこうから「するな」と言いつつ、「ではどうすればよいのだ?」という患者の問いには、ずいぶん乱暴な回答をするからです。これでは患者は救われず臨床の現場が混乱することになると思うのです。 あれだけの自説を展開するなら本を売って喜んでいるのでなく、きちんと医学者として臨床研究と実践の病院を提示すべきです。

  • baiyaku
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回答No.6

私は安保教授のファンです。  画期的な考え方だと思います。ストレスと免疫の関係に対して、多くの研究を行っていますので、間違いないと思います。  もともと動物はストレスを感じると交感神経優位に立って、緊急事態に対応しようとします。そうすると、怪我をする可能性が増えますので、当然殺菌作用の強い顆粒球が増えるのは、合理的です。  動物は一過性の緊急事態のときにストレスを感じるかもしれませんが、人間の場合精神的なことによるストレスを抱えていると、顆粒球とリンパ球の比率が大きく変わることがあり、ガン細胞を排除していた、リンパ球系の白血球の勢力が衰えるようになり、ガンになりやすくなるということは説得力があります。  しかしガンは一度なってしまうと、それほど甘いものではないと思います。たしかに、安保教授の方法で治ることもあるでしょうが、難しいケースも多のではないでしょうか。  安保教授を含めて、アガリクス、その他、代替医療にしても、まだまだそれほどいい成績ではないような気がします。

gcat
質問者

補足

私が確認したいのは、安保氏の自説は学会の定説になりつつあるのか?不安になったのは「免疫革命」というタイトルが以前の「脳内革命」という本とだぶって見えることです。彼がどんなに優秀な医学者であろうと自説をあたかも本当だと言い張るだけで、裏づけとなるデータや論文を提示しないのは問題があると思うのです。それを信じるしろうとがどういうことになるかということを彼はわかっているのでしょうか。

回答No.5

#1です。 私が下で「ストレス」といっているのは、はっきり「精神的ストレス」のことです。コールタールを塗るなどというのは皮膚に対して刺激を与えていることで、このようなものとは異なります。 >述べられていることは安保氏の本にも書いてありますね。 と質問者様も述べられているように、少なくともこの考え方は安保徹氏だけが唱えているものではないってことがお分かりいただけたでしょうか? 精神が肉体に影響を与える、受け入れにくいかもしれませんが、それは長い間西洋医学の「人体を直す」(まるで機械のように・・・)というパラダイムに毒されてきているからであり、「人間を治す」という考え方から行くとまったく自然だと私は思います。

gcat
質問者

補足

精神ストレスが免疫機構にどう影響を与えるかという研究は大学医学部とかでもまだやっていないようです。どこかやっていたら教えてください。

  • nobu1
  • ベストアンサー率48% (34/70)
回答No.4

やや舌足らずでした。 ストレスによるとする根拠がないといのはストレスによるという証拠がないということです。ただ、ストレスと言っても精神的ストレスから物理的ストレスまでいろいろあります。ウサギの耳にコールタールを塗り続けガンを発生させた有名な実験がありますが、コールタールという物質のストレスといえばストレスです。胃潰瘍がストレスにより発生することは良く知られた事実ですが、ストレス潰瘍をしばしば起こす人がガンになりやすいという報告はありません。 ガリレオの地動説も長年の研究と観測による事実に基づいています。 医療を受ける受けないは個人の自由ですが、精神論を西洋医学が無視しているというのは認識不足ですし、現在の医学では解明不能なことがあるから毎日研究、実験が行われています。

gcat
質問者

補足

ちなみに肺がんについては喫煙者の50%が肺がんなどを発症していくとがんセンターでは言っております。

回答No.3

#1です。 >手術、放射線、抗ガン剤はどのような性質のガンにはどの程度有効でどの程度無効かということについて膨大な証拠があります では、なぜそれらの方法でガンを根絶できないんでしょうね。今までの方法論を根本的に考え直す時期に来ているとは思えませんか? ニュートンが万有引力の法則を発見したから惑星の位置を正確に予測することができるようになり、ロケットを飛ばしたり人工衛星を飛ばせるようになったわけで、天動説に基づいていてはそんなことは永久にできなかったでしょう。 天動説の時代、凡夫は天動説を「科学的なもの」と信じ、一部の知識人のみがそのおかしさに気づき新たな説を立ち上げたものの、当初は異端の説として取り入れられませんでした。 私は、現在医療のガン治療の考え方は天動説と同じである、と思います。 実は、ヨガや一部の非常に高度な東洋医学などに、全身治療と言う考え方があります。全身の中には精神も含まれます。下では、ストレスがガンの原因と書きましたが、実はすべての慢性疾患の原因は精神的なものなのです。日本ではまだ有名ではありませんが、神経免疫学という医学分野が米国などで立ち上がりつつありますが、実はこの考え方は古くからある東洋医学への回帰に他ならないのです。こういった考え方は、西洋医学のパラダイムに毒され駆逐されてきました。 西洋医学というのは「部分を見る医学」です。内科に行ったら消化器科にまわされ、などというようなことがおきるのは、西洋医学のパラダイムがおかしいからなのです。また、西洋医学では精神を無視し「人体」を治療する、と言う考え方が基本になっていますが、本来は「人間を」治さないといけません。それには、当然精神も含まれます。

gcat
質問者

補足

ただ、現実には東洋医学は健康保険の適用もほとんどないし、その理由は「非科学的」という見方があるからだと思います。逆にその非科学的ではないという証明さえできればいいのですが、安保氏の理論は自説にとどまっているところが問題だと思います。

  • nobu1
  • ベストアンサー率48% (34/70)
回答No.2

ガンの発生原因については何十年来世界中の何万人もの研究者が調べているのにもかかわらず依然特定できていません。疫学的には例えばタバコが肺ガンの誘因になることは知られていますが喫煙家がすべてガンになるわけではなく直接的な理由については不明です。生活環境や習慣に多少関連するガンも確かに存在しますが、ストレスにより発生するというのは根拠がありません。まして一人の人が唱えているだけの説を鵜呑みにするのはナンセンスで危険です。 手術、放射線、抗ガン剤はどのような性質のガンにはどの程度有効でどの程度無効かということについて膨大な証拠があります。これを否定するということはすべての事実を否定するということで非科学的です。 ガンについては専門外ですが、このサイトでは時々とんでもない回答が出てそのままになっていることがしばしばありますのでご注意下さい。

gcat
質問者

補足

「ストレスにより発生するというのは根拠がありません」この部分が医学的に立証されているのか?安保氏の単なる持論なのかが微妙なんですよね。ただ、彼の本ではストレスが免疫の状態を大きく左右しているという考えのようですから。

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