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昔の家電背品はどうして丈夫だったのか

確かに昔の松下電器産業の製品は本当に丈夫だった。 最低でも10年下手すると20年以上使えました。逆に 今では考えられないくらい高価でしたけどね。実際 販売も街の電器屋さんが主体で、値引きなしの月賦でしょう。 それが今や本当に何分の1の値段になりましたからね。 1割位の製品もあるんじゃないですか。 当然10年もてば大金星ですよ。よくやったと褒めてやりたい。 昔と今のものづくりの違いは何ですか。昔は業務用・ 軍事用が主だったんですか。

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  • mimazoku_2
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回答No.9

簡単に言えば、昔の製品は「電気製品」であり、物理的な破壊が起こらなければ動き続けるのです。 今の製品は「電子製品」となり、余程の事が無い限り、ICやLSIを使った構造になっています。 なので、故障しやすい面も持ち合わせています。 例えば落雷なんかで被害を受けても「電気製品」はコンデンサがダメージを受ける程度。 しかし、「電子製品」は核となるICやLSIが電気的に破壊される。 この辺が、故障として顔を出すか否かの違い。

その他の回答 (8)

  • hue2011
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回答No.8

企業名までおっしゃっているからその方向でお答えしますが、創業者松下さんが社内アイディアを募った。電球の売り上げを必ず上げる方法を考えよ、と。 技術者たちは回路的なこと、パフォーマンスを上げて魅力的な製品を作る発想に皆かたむいたとき、たしかパートのおばさんがふと言った発言があって、それが大賞を受けたのです。壊れる電球をつくったらいい。 アイディアの核心は「寿命のある電球を作れ」です。 この発想は実にポイントをついていました。半分ガタが来ているものをだましだまし使っていると大きな事故につながる危険があります。そのくらいだったら、もうだめだとあきらめて新しいものを買ってもらったほうがいいのです。 これはたかだか電球の話ですけど、家電品を進化させるエンジンになりました。 この時点から、明確に「保証期限」というのが商品に掲示されるようになったのです。こうすると、耐久性のある高価な素材をわざわざ選ぶ必要もなくなる。 また、減価償却をする固定資産に対しガイドラインを提示できます。 この方向性は「リース販売」というものを活気づけ、リース切れの時期を買い替えの時期として提案することができるようになりました。 いままでのように丈夫一辺倒の製品なんか作る意味がない。買い替えてもらえばいいんです。丈夫に作ってその分高く売っても意味がない。安いものを買い替えてもらったほうがいいんです。 そしてそれほどボロボロにならないうちにリタイアさせることができるならリサイクルリユースという切り口もエッジが立つことになります。 この方向の考え方は、機器の進歩を早めます。5年以内には次の世代のものを発表できないとまずいからです。 トランジスターがICになり、ICがLSIになり、その辺までは「ハードとソフト」なんていっていたものが、ハードもロジックも合体したASICというようなものに進化が進みました。 ひとが丁寧に作り上げそれをきっちりチェックする品質管理が必要で、歩留まり分析なんかで生産改善をするというほどの必要はなくなった。部品は印刷でできてしまうし、人間なんか手も触れないで構いません。 日本人得意絶頂だったんですが、これはワキが甘かった。 ASIC一個でデジタルテレビがすぐにできてしまうなら、日本の技術力も精細能力も何も必要なくなってしまったのです。チップ1枚もってかれたらどんな後進国でも性格異常者の国でもさっさと優秀な製品ができてしまうからです。あっさりと白物家電は日本以外の国にさらわれてしまったんですね。

  • cwdecoder
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回答No.7

ブラウン管テレビだと数年で垂直同期のトランスが故障して横棒一本の画面になったり、叩いたら映るという症状が出てましたね。(これは内部の温度変化でハンダ付け箇所にひび割れが発生するためです)。私もテレビの基板のハンダ付けを溶かし直して応急処置をしたことが何度もあります。 今使っている液晶テレビは10年目ですが問題なく使えています。以前の液晶テレビはバックライトに冷陰極管が使われていた為、バックライト切れが多発していましたが、今はLEDバックライトが使われているのでこの頻度も減りました。

  • qwe2010
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回答No.6

私は、昔、家電の修理をしていました。 テレビは、真空管から、トランジスタから、ICへと移り変わりました。 故障は、今よりも多かったです。 なぜ多かったかといえば、知らないことがたくさんあったから。 今は、トランジスタ、ICの故障はとても少ない。 なぜなら、昔は人がいるところでそれらを作っていたから、 人の体から出る、塩分などが悪さをしていたから。 今はクリーンルームで作っていますので、故障はほとんどありません。 今と昔の大きな違い。 重さです。 今はとても軽いです。 鉄板はとても薄くなっています。 モーターは、小さな磁石で性能が増して、とても小型になりました。 液晶テレビ、初期の時は重くて重くて、 今は一人で十分もてます。 クーラーも、とても軽くなりました。 値段の安いのは、より軽い。 すべて技術の進歩です。 家電製品、重ければ、値段が高い。 重ければ、丈夫、けど、故障とは無関係。

  • nijjin
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回答No.5

昔は今では使えない有毒な物質を使った長寿命の部品がありました。 それによるところも大きいでしょう。 あとは部品のマージンが高く設計されていたり 小型化や集積化がされておらず修理が容易だったことも関係しているのでしょう。 今は集積化や小型化が進み基盤上の部品の交換が不可能に近いし 製品自体も耐久年数を計算して作るようになっているので 設計された耐久年数を目途に壊れてくるようになっています。 あと、使う部品(トランジスターやコンデンサーなど)も耐久年数に合わせたものになっているでしょうから昔のものほど長寿命になっていないのでしょう。

  • joetin
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回答No.4

構造が単純→パーツが少ない→壊れる箇所が減る

回答No.3

今は有害物質をなくす方向だからですかね。 家電だけでなく建材もだいぶその方向ですよ。

回答No.2

昔の家電のコンデンサは主にカドミウムコンデンサが使われていました。 現在のコンデンサは主に紙巻コンデンサが使われており寿命が約7年ほどです。 カドミウムコンデンサは液漏れするような事態が起こるまで性能劣化しない長寿命ですが、カドミウム自体が有害物質なので現在は使われなくなっています。 他の部分は今も昔も耐久性は変わらないと思います。 現在の家電もコンデンサの交換すれば昔と同様に丈夫だと感じると思いますが 基盤をいじれる方ならともかく普通は触れないでしょうね。

  • tpg0
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回答No.1

こんにちは。 昔の家電品は電子回路も機械的構造もシンプルだったので故障し難く、故障しても修理が簡単でしたが、最近の家電品は電子回路も機械的構造も複雑で様々な機能があるので故障もし易いですし修理も難しくなりました。 ちなみに、昔の真空管式テレビに限っては意外と寿命が短くて最近の半導体式テレビのほうが寿命が長いと思ってます。