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stkmについて
- 内径Φ45外形Φ55長さ40の外形を円筒研削しているstkm13cの問題
- 砥石は19A粒度70で問題なく研削できたが、ある日の材料で研削できない
- 材料の指定は間違っていないのに、なぜ違う材が来たのか疑問
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私も調べてみたら知らなかったことがありました。 ・STKM13AとSTKM13Cの違いについて(見た目では間違いなく分からない) 従って識別などが的確でなければ混在してしまうと面倒になるだろう。 今回も恐らく切断した端材の状態で、誤って取り違えた可能性は高い。 1.化学的成分は、まったく同じであった。(少し意外だった) 2.機械的性質は13Cの方が硬度が高い分、延性が不足している。 ↓参考URL-「機械構造用鋼管」を参照。 3.上記2.の違いは恐らく熱処理しか無いだろう・・・っと踏んで検索した ↓参考URL-「冷牽管の熱処理についての一考察」 やはり冷牽(れいけい)管と呼ばれ、材質毎に焼きなましや焼準(焼ならし) などの温度管理をして適切な熱処理をして機械的性質を出しているようだ。 以上から、成分分析しても全く同じモノなので違いは出ないでしょう。 よって材料卸屋でミスを認めない場合には下記のような手段はあるかも。 機械的性質を工業試験場に持ち込んで、違いを見出して証明するしかない。 或いは、金属組織が異なる筈なので顕微鏡写真も証拠になるかも知れません。 何れにせよ材料入荷段階でのミルシートや自社検査による確認は必要だろう。 さもなければ、今回のように加工し終わってから気づくことになる。 最悪、エンドユーザーに納品してからでは貴社の品質体制を問われます。 ・参考URLのSTKMの機械的性質の備考欄を見て欲しい 2.種類の記号 Cシリーズは冷牽前提の為、対応しておりません。 つまり、一般的にはSTKM13Aは標準在庫としてある材料屋は多いであろうけど STKM13Cは、私は使ったことがないのだが流通量も少ないだろうと思われます。 ・簡易硬さ試験機については 個人の技術差から誤差も大きく出やすい。今回は局面であるから尚更です。 さらにSTKM13Aでは引張強度が 370 N/mm2 以上であり13Cの 510 N/mm2 以上 と重複する範囲や境界では微妙な部分も生じてくるから安易に考えないことだ また本当にSTKM13Cなのか?相当材などという中国製というのはありえんか?
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長さが短いとステンシルでの確認が取れないのでね間違えてのかもしれませんね。 ただ13Aは熱間仕上げの場合が多いので(13Cは冷間仕上げ)通常は外観を注意していれば分かりそうなもんですが。
お礼
回答ありがとうございます。黒皮で入ってきていたら調べようもあったかもしれないんですが、材料を調達して、外注で削ってから入ってくるもので研削するまで全くわかりませんでした。強度で問題ない部品なのですが、次回から注意したいと思います。
簡易硬度計でも買われて、確認ツールとしたら如何でしょうか? 材料屋さんにも、エビデンス付きで、クレームの申し出ができるのでは?
お礼
回答ありがとうございます。今度調べてみます。
材料屋さんの間違いをお疑いなら、何故は其処に確認すべきでは? 他人の推定が当たる率は低く、参考になりません。 STKM13C の方が硬く、硬さを測って比較が必要です。幾ばくかの違いがあるはず。
お礼
回答ありがとうございます。今回は特別採用することになったようです。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。わかりたい事を無知なのでうまく質問できないのですが、リンク先などでよくわかりました。材の製作の過程での違いなど、なぜ間違うのかが知りたかったのです。13cは在庫も少なそうですね。基本研削が仕事なので材が違うなら違う部署が調べるところですがあてにならないので自分で調べなくてはいけないような会社なので大変ですが、勉強になるなあと前向きに捉えて頑張ります。