STKM材の発注で13Aや15Cといった記号を書…

質問

STKM材の発注で13Aや15Cといった記号を書かなかった場合

図面を見ていると材料を「ＳＴＫＭ」とだけ書いているものと「ＳＴＫＭ１３A」と書いているものが混在しています。通常は種類を特定して発注すると思うのですが、特定せずに発注は可能なのでしょうか。

回答No.5

noname#230359

その書き方なら、流通品なので、心配ご無用。

同じと考えて良いです。

補足

STKM = STKM13A ではないと思うのですが。
見出しはSTKMであっても、実際は多くの種類を扱っている会社もありますので。

新家工業株式会社
http://araya-kokan.jp/product/machin-carbon.html

回答No.4

noname#230359

STKM13A-S、STKM13A-E　中の-以下まで明記することは私はしません。
何故ならば強度部品として使うことが少ないからである。
ここで-Sはseamless：継目なし管,-Eは所謂、電縫管となります。
・・・おお、住金ではSTKMを電縫機械構造用鋼管とし中炭素鋼材としている。

圧力容器でもなければ-Sか-Eを特定しなくとも流通性が高く安価なものが供給
されるだろうと思われます。しかし材料屋によっては何も指定しなければ安価
方・STKM13Aにされるのが多いが、もしSTKM16の在庫があれば其れを出すかも
（※圧力容器ではSTKMは使用可能な材料では無いですがSS400は有りです。）

当然ながら図面には最低限「STKM13A」と明記する必要があると考えます。
何故ならば、曖昧さを極力無くして常に同じ製品を作り出す必要が図面の役目
であろうと思う。従って、「同じと考えて良いです」はプロとして甘過ぎる。

ここで最も注意しなければならないことは材料により炭素量が異なることだ。
STKM16A,Cであればそれが0.35以上となり、もしも溶接部品であるならば硬化
して其処から破壊が進行して重大事故にも成り得るのであるから注意したい。
STKMはS25Cに成分的にも似ている。私が使うのは殆どが部品・カラー位です。

弊社もそうだが、材料や熱処理の無知さから図面に明記しないことが多い。
また寸法公差や仕上記号・面肌粗さや溶接記号を記入しないのは手抜きです。
機械設計士であれば全てを解って作図する必要があろうと私は信じています。

以上、長くなってしまいましたが貴殿の意見に全く賛成です。
設計はモノ作りの旗振り役であるから、何はともあれ自身がしっかりしないと
なりません。どっちでも良いなどという曖昧さが小さなミスから大事故に至る

JISに規定されている材料であるから、まづ良く素材をみて料理することが
一流料理人のすることだろう。どんな仕事も同じだろうが、良い仕事をしよう
とすればする程に、自分なり人にも厳しくしなければ良いモノは出せません。

ああ、長文重ねて済みません。熱くなるのが長所でかつ欠点ですねぇ。。。

参考URL：

http://www.nssmc.com/product/catalog_download/pdf/P012.pdf

お礼

溶接性までは考えていませんでしたね。どの種類が納入されているか不明ですし、今までは偶然的にその種の事故が発生していないだけかもしれません。

寸法公差や表面粗さは書いています（幾何公差までは書けていません）。これらを抜くと弊社の部品点数では正常な動作が望めませんので。

ご指摘、ありがとうございます。

回答No.3

noname#230359

その書き方なら、流通品なので、心配ご無用。

同じと考えて良いです。

回答No.2

noname#230359

?御社では新規品を発注前に見積り取得はしませんか。
すればこのような投稿は不要なはずですが。
?図面を書いてる設計者？が何処まで材料を含めたものつくりを理解してるか不明ですよね。

お礼

?見積は取っていますがその情報は設計まで戻ってきませんし、今まで問題がなかったのを良いことにそのままの図面を流通させています。担当の部署に聞きに行けば何が納められたのかは教えてくれますが、そもそも図面に記載すべき情報が抜けているのが問題だと思い質問しました。
?最初期の強度計算後、強度計算を疎かにしてしているようで、以前より太くすれば良いだろうという考えで現在に至っているようです。材質を気にしていないのは問題だと思っています。

回答No.1

noname#230359

流通ではJISにある品種は到底揃わず、STKM15Cなんて指定すると長納期と最低数量に引掛かり大変。

　　http://www.pipe-nikko.co.jp/zaiko/ta_07.html
　　在庫リスト　STKM 13AS 　STKM 13AE

AS、3AE どちらでも可とするなら STKM で通用。他にSTKM11Aのみという所も。製造可能品種よりも在庫品種が重要。
用途は機械部品なので、厳密には問題ある指定も通用し、細かく詮索しないほうが無難と思います。
勿論、強度も厳しく要求しないこと。

STKMだけでズルする場合は、などの高強度で設計をしてはいかんということです。
大抵はSS400並。それもSTKMは繋ぎ目が少し怪しいから低目にみておく。
現実に殆どそんな使い方でしょ。

きちっと図面に書くなら、取引業者が何を持ってるのか調べてから書きなさいということです。
後に別業者に代えたら変更の面倒もあり得、ベテランはそういう面倒を避けることも込めてズルをする。調べことをズルして15Cなんて書くよりはマシでしょ?

流通状況を調べて図面を書くべき。
これはありふれた鋼種 S45C のようなものでも同じです。板、帯鋼、丸棒、角鋼で違いがあり S43C S50C が標準的だったりする。それは規格ではなく業界常識。これについては S**C などとズルしないほうがよい。

徘徊者は何で同じ回答重ねる？　忘れた？

徘徊回答（5）に書かれた新家工業も表にある鋼種のすべてを在庫し客待ちしてるではありません。
此処は１部上場のメーカー。それと直取引で、数量規模も○○トンというなら最適鋼種を選べばよいが、市中鋼材屋では話が違い、またSTKMだけで話が通じるのはそのケースです。

お礼

私の質問は、STKMには13Aなどの種別があるのにそれを略して書くとどうなるのか、ということです。決して私が省略して書きたかったわけではありません。ただ、調べるまではSTKMという材料があると思っていましたが……。今回 疑問を持たなければそのままだったかもしれません。

流通状況についてはその通りですね。資材課から取引先は知らされていますので、その情報を元に材料は手配しています。STKM材についてはその限りではなかったのでこれから調査します。

補足

業者によっては通用するかもしれない、ということでしょうか。確かに1品種しか取り扱いのない業者であれば図面上の記号を簡略してしまったのかもしれません。
しかし、強度を厳しく要求しないこと、というのはどういうことなのでしょうか。業者がＳＴＫＭ１３Ａを納めてきたのなら規格通りの強度を有しているのでは？