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ギヤのかみ合いについて
- ギヤのかみ合いについての疑問について解説します。
- 全かみ合い誤差と1ピッチかみ合い誤差の関係について考えてみましょう。
- インボリュート歯車の中心間距離の影響についても調べます。
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電気屋が元データ曲線をみると2つの周期が合成された波形と判り、それはFFT解析で分離/合成ができます。 分離できるので、片方が大きく他方が小さい状態が有得ます。 2つの周期とは、 小 ⇒1歯かみ合い、個々の歯形誤差 大 ⇒1回転、芯ズレ量 理想的な歯車がかみ合うなら ・1ピッチかみ合い誤差 ⇒ 最小 ゼロ? ・全かみ合い誤差 = ゼロ そこから芯をずらすと、 ・1ピッチ ⇒ 同じ ・全かみ = 芯ズレ量 現実のブツで、全かみ は芯を直せば小さくなるが、ピッチ円に三角のような歪があれば直せない。1ピッチ の修正は殆ど無理。 >インボリュート歯車は中心間距離が少しならずれても、伝達誤差に影響しないというのは なぜでしょうか? 過去質問 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=292999&event=QE0004 回答(2)が文説明に腐心されたが、回答(4)の参考書に委ねるも妥当なところか。 わかりやすい図が欲しいが・・・ http://www.osakac.ac.jp/labs/s-jeong/mechakine2/Lecture/08.pdf やはり式ですね(URL末尾の数字操作で全章アクセス可) 参考資料 歯車の各種測定方法に於ける測定結果 (その結果から推察される歯車の個性について) http://www.okabe-gear-tech.jp/gearqualitypersonality.pdf ↑ 片歯面かみあい試験 一対のギアーセットを正規のバックラッシュ量をセットして回転させ、回転時の角度伝達誤差 (アンギュラーモーションエラー)を検出する。 ではこのデータを得ることが不可能ですね 又々ギィギィ軋み音がして・・・・ 冒頭、電気屋が見る曲線の例 交流電圧にノイズが乗った波形 http://fden.jp/fdimages/CurrentWave01.png 大波(交流電圧)と小波(ノイズ)との2成分が合成されたものとイメージでき、両歯面かみ合い試験曲線と似てるでしょ。 ノイズなので単純成分でないが、山の数がカウントできるので主な周期は判り、詳しく分析するならFFT解析を通す。 ↑ この角度伝達誤差の大きさ(アンプリチュード)やそれによって創出される周波数を コンピューター解析することによってかみ合いノイズの高速フーリエ変換 (FFT= FastFourier Transform)の解析が出来ます。 とあるように、ギア測定にはあらまほしき知識です。
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> 片歯面試験機で伝達誤差を測っているのですが、全かみ合い誤差がとても大きいいのに、 > 1ピッチかみ合い誤差の数字は極めて小さいときがあります。 質問の真意が判りませんが、片歯面試験機で伝達誤差を測っているが理由ではないですか。 同じ歯車を、ピッチも同様にするためにマークして、両歯面かみあい試験で測定し比較したら 解るのではないですか? (角度伝達誤差を測定するものなので、検出し難さと、セット誤差がでやすいので) > また、インボリュート歯車は中心間距離が少しならずれても、伝達誤差に影響しないと > いうのはなぜでしょうか?わかりやすいサイト等ありましたら教えてください。 インボリュート曲線を再度理解すれば、 片歯面かみあい試験とは、歯車を一定の中心距離でかみあわせたときの、角度伝達誤差を 測定するもの と合致することが判りますよ。 後は、中心間距離が少しならずれても ≒ 少しバックラッシが多くなっても (1) 両歯面かみあい試験 この両歯面かみあい試験は、歯車を検査用親歯車とバックラッシなしでかみあわせたとき の中心距離の変動を測定します。 なので、バックラッシをなくすまで、中心距離を縮める意味です。 因って、 中心間距離が少しならずれても ≒ 少しバックラッシが多くなっても になります。 iwanai(岩魚内)が、普段やっている変な突っ込みはしなかったが、 iwanai自身で独り呆け突っ込みみたいな追記をしているのは、 普段の言動(記載内容)からみれば、見苦しい限りである。
お礼
ありがとうございます。 添付頂いたURLのように全かみ合いの大きな偏芯はあるのに単一ピッチのみが安定して小さいという試験結果になっています。 全かみ合いが悪くなれば(偏芯が大きければ)単一かみあい(一歯かみ合い)も悪くなるというのが普通なような気がしたのですが、そうなっていないので質問させてもらいました。
お礼
ありがとうございます。 添付URLも参考にさせてもらいます。 やっぱり式ばかりだとなかなかイメージがしにくいものですね。