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焼きなまし後の切削液での冷やし
- 焼きなまし後の切削液での冷やし方法やその影響についてまとめました。
- 焼きなまし後の熱いワークに切削液を掛けて冷やし、すぐに研磨する方法について説明します。
- 冷やし研磨の利点や注意点について解説しました。
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学問的な説明をしておきます。 まず「200℃の焼きなまし」は「200℃の焼戻」の間違えであることが前提。 各種熱処理では「何度まで冷却しなければならないか」。 焼入では、冷却過程でマルテンサイト変態が起こるので、少なくともMs点以下まで冷却する必要がある。一般にSKSでは焼入後100~50℃まで冷却してから焼戻炉に入れる。それ以上の温度では焼入不足になる。冷やしすぎると、形状によっては焼き割れの懸念がある。 200℃焼戻では加熱中にマルテンサイトの焼戻反応が起こり、冷却過程では何も起こらない。組織変化上は何度で冷却を完了しても良いし、室温まで急冷しても問題ない。しかし急冷すると熱応力で割れることがあるので、通常は空冷とする。急冷しても、「変態応力+熱応力+焼入ままの低靱性」がある焼入時よりは割れにくい。 250℃以上の焼戻の場合は、焼戻冷却過程で残留オーステナイトがマルテンサイト変態(つまり焼入反応)を起こすので、焼入と同様の扱いが必要になる。 質問のパンチが全く割れていないのならば、品質的には何の問題もありません。
>翌日研磨 >切削液を掛けて 冷やして 冷えたらすぐに研磨 その中間があるでしょ? 食事タイム、コーヒータイム、、(?)、、とか キーワードは?焼割れ? 出るか出ないか、どう思います? http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=220112&event=QE0004 >熱処理はあまり詳しくありませんが、 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=272305&event=QE0004 なのに タコ足イカ足羅列、肝心の答無 が真似してくるのも不愉快なのでとりあえず・・・ 焼割れしやすい厚さの変化が激しいワーク以外は大丈夫です。ギリギリ我慢してたものを僅かな衝撃で割ってしまうとか。 焼戻が終わったなら内部組織は一応落ち着いたと見てよい。 実際どうなんじゃは別に、急冷は熱膨張が落着かず精度上で好ましくないとされる。 参考:サブゼロはもっと過激な処理 http://www.toishi.info/metal/subzero.html 焼入れ直後に急激に冷却すると、サブゼロ・クラックと呼ばれるヒビが鋼材に生じること があるため、100℃程度の湯で戻してから冷やすこともあります 湯戻しはやむをえずで、焼入後、時をおかず-80℃に投入。 SKS にやること少ないが SKD は多いです。専門業者任せ。 凸 の肩のくびれ部 上が小さい下が大きいほど危ない。冷えの違いが極端になる。 凹 の内隅部 いずれもSKS3では殆ど大丈夫。大きな板で穴が偏った縁で割れたことあります。縁が板厚以上あれば問題無し。
補足
ありがとうございます。 200度からなので コーヒータイムを入れ 扇風機で風をガンガン当てたら冷めるまで 時間がかからないでしょうから それでやっていこうと思います。 ありがとうございます。 >焼割れしやすい厚さの変化が激しいワーク以外は大丈夫です SKS3 だと 大丈夫と考えてもいいでしょうか? 厚さの変化が激しいワークとは ワークの形状の事を指しているのでしょうか?