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超硬での加工におけるエアーブローと水溶性切削液の影響
- エアーブローと水溶性切削液が使えない状態での超硬での加工について、横17縦60ミリ深さ10ミリの溝加工をSKS3プレートにφ10のスクエアエンドミルで行いました。加工後の角がR5なので、超硬φ5 刃長13のエンドミリでR部をR2.5に小さくしたいと考えています。
- マシニングセンターの最高回転数は3500で、クーランドは油性でエアーブローは機械についていません。最高回転数に負荷を考慮して回転数3000での使用を検討しています。V30以上で超硬での加工範囲に入ると思いますが、V30を超えると煙や発火の可能性があるのかどうかが心配です。
- また、油性クーラントを使うのとエアーも油もない状態で加工するのと、どちらが良いかも検討したいです。超硬を使う理由は単にφ5のエンドミルが超硬しかないためです。
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>最高回転数が3500なので、上限で使うと機械の負荷が強いと考える このお考えは基本的に誤りです。 但し、機械が古くて、3,500回転にすると異音が発生したり 主軸頭の発熱が大きくなる(手で触って明らかに熱くなる) ことがなければ、問題ないと考えます。 ...とは言っても、3,500回転で主軸ベアリングが焼けて しまっては大変ですから、3,000回転でも許容できるでしょう。 >油性クーラントを使うのと エアーも油もなにもなしで加工するのと >どちらの方がいいのでしょうか? 基本的には油性クーラントを用いずに、ドライ条件で加工することを お奨めします。ビビリの発生しない程度の切削幅(例えば0.5mm)でパス を数回に分ければ、全く問題ないと判断いたします。 コーティングエンドミルのつもりで上記回答しました。 ノンコートの超硬エンドミルで、たくさんの数量を加工しなければ ならないのであれば、回答(1)さんの >心配なら出来るだけ多めに油をかけて加工する。 の方が良いかもしれません。 それでは何の躊躇いも無くドライ加工でGOですね。 >超硬は耐熱温度が高く さらにコーティングで強くなっているから >クーラントで冷やす必要がないということでしょうか。 その通りです。 一般的な被削材の耐熱温度は超硬エンドミル(コーテッド超硬エン ドミル)より低いので、切削温度が高温になっても冷却する必要は ありません。 特に工具径に対して切削幅の小さい加工では、切れ刃は被削材に接する 瞬間に温度が上昇しますが、切削していない空転の間に冷却されます。 また、超硬エンドミルは高い切削速度で用いるので、着火や発煙の問題 から、油性クーラントの使用はあまりお奨めしません。 ハイスエンドミルによる加工や超硬エンドミルによる超耐熱合金の加工 など、低切削速度条件下では極めて有効でしょう。
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っていうか 何も悩まず ハイスの加工条件でいいす もったいないけど
補足
ありがとうございます。 ハイスの条件でも削れるんですね。 超硬は刃先の形状などから あまり切削速度が遅いと、 削れにくいと思っていました。
「案ずるより産むが易し」と昔の人は言った。 被削材が可燃性で無ければ この程度はそんなに心配しなくても大丈夫でしょう。 心配なら出来るだけ多めに油をかけて加工する。 時間は掛かるが 回転が足らなければ送りを落せば良い。 出来るだけ目は離さないように。
お礼
ありがとうございました。 超硬といえど、ノンコートの場合はクーラントありなしで、 工具寿命もかわってくるのでしょうね。
補足
ありがとうございます。 コーティングしているエンドミルです。 ありがとうございます。 超硬は耐熱温度が高く さらにコーティングで強くなっているから クーラントで冷やす必要がないということでしょうか。 ありがとうございます。 >ノンコートの超硬エンドミルで、たくさんの数量を加工しなければ >ならないのであれば、回答(1)さんの >心配なら出来るだけ多めに油をかけて加工する。 >の方が良いかもしれません。 ノンコートの場合は超硬でも切削中の温度上昇により 工具が軟化する可能性があるということなのでしょうか?