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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ユニクロメッキの剥離)

ボルトとナットのユニクロメッキの剥離を業者にお願いする際に気を付けることはある?

このQ&Aのポイント
  • ボルトやナットのユニクロメッキの剥離を業者にお願いする際、素地も痛む可能性がありますか?剥離はきれいに行われるのでしょうか?
  • ユニクロメッキを剥離する業者にお願いする際、ボルトやナットの素地に痛みが出る可能性がありますか?剥離作業はきれいに行われるのでしょうか?
  • ユニクロメッキの剥離を業者に依頼する際、ボルトやナットの素地にダメージが出る可能性はありますか?剥離処理は綺麗に行われるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

元ねじ屋の自分が再メッキについて回答します。 先ずご質問の再メッキですが、回答から・・・可能です。しかし・・・ 回答(2)さんの答えのように剥離・メッキする為には酸洗い処理を行いますのでその際に水素脆性を防ぐ処置(ベーキング)が必要です。←これ基本。 しかし生材のナット、もしくは生材の小ねじであればその必要性はありません。又、ボルトでも強度区分8.8までであればほぼ大丈夫(機械的性質上) と考えてます。 ただし小さくともキャップスクリューやタッピンねじはNGです。要は高強度=硬度が高い=高カーボン材に熱処理品=水素脆性の可能性大って事です。 で、あれば表面は荒れますが機械的性質には影響無しでしょう。 ただ、締結用ファスナーに剥離した後はどうされるのですか? 剥離した後は数時間で錆びますよ。 他の補足見てバイクのレストアとの事なので追記させて下さい。小生も2輪マニア?に入るますんで・・・ 2輪のねじだとどうしてもキャップスクリューが多いですよね。過去にもキャップに平気で再メッキしてるバイク屋を見たことがあります。 又、2輪の場合は外部に出ているため塗装は直ぐにチッピング等で剥れてしまいます。ちなみに強度区分8.8の話はH社の技術規定です。 こだわりの多い2輪ですから一概には言えませんが防錆機能を求めるなら黒クロメートになり更にその上のダクロ(ジオメット)に成るでしょう。 見た目重視のクロームは防錆機能はユニクロ以下ですよ。 もう1点、おせっかいを・・・ 鉄の生地ならともかく過去に見たバイク屋さんの間違ったファスナー使い方No.1がエキパイとめるのにSUSのキャップスクリューを使用してました。 表面処理(メッキ)には見た目、防錆ともう一つの理由が。それは電触防止です。例えばシリンダーヘッド(ほぼアルミ)に対し電位差の大きいSUSを直接接触させると電触により柔らかい方の材料が脆化します。又、熱膨張率の違いも。  それと前述のジオメットと言うのは酸洗いをしない表面処理にて12.9のキャップスクリューで有ろうと問題有りません。

noname#230358
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 実はめっきを剥がすだけで、再メッキは考えていません。 使うボルト、ナット類の強度区分は8.8以下のものです。その場合にはベーキング処理の必要性はなく、本来持つ機械的性質を保ったまま剥離できるという解釈で良いでしょうか?? 詳細ありがとうございます。大変勉強になります。 実は剥離した後は、おっしゃったように、ジオメット処理を考えていました。 その処理をしたいが為に剥離を検討していた次第なんです。ちなみにステンボルトナットも全て電触を考慮してジオメットをしました。 私のバイクですと、キャップスクリューは皆無ですので、キャップスクリューの剥離はないですが、ちなみにキャップスクリューはなぜ再メッキは不可なのでしょうか? あー、なるほどです。納得しました。 今回はタッピングねじは使用しませんが、参考にさせていただきます。ありがとうございます。 今回は貴重なお時間ありがとうございました。また丁寧に分かりやすく教えていただき感謝しています。もう一度検討してみます。 また機会がありましたら是非よろしくお願いいたします。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

先ず余談から。 「ユニクロ」メッキは、ユニクローム社のメッキ液と条件を用いる場合の、 技術契約に基づく商標です。 ですから、一般に世の中でユニクロと呼んでいるものは、慣用であり、 本来は「亜鉛メッキ + クロメート処理」と呼ぶべきであります。 日本に早い段階で入ってきたので、ユニクロの語が有名になりましたが、 現在では、正式契約に基づくものは殆どありません。 (同じ様なものに、ミーハナイト鋳鉄の語があります。) で、本題ですが、 特殊なボルトで現在入手困難なもの、以外は、メッキの剥離は 行わない方が得策です。素地である鋼を完全に駄目にしてしまいます。 装飾品で強度を必要としないものなら良いのですが、 ボルト・ナットは、そうではありません。 次に、うまく剥がせたとして、再メッキした場合、 ネジ類は、メッキに伴って発生する水素により、脆化します。 これを回復させる為に、ベーキング処理を行うのですが、 元のメッキ&ベーキング → 剥離 → 再メッキ&ベーキング ですから、 相当に素地の鋼を痛めてしまいます。 ボルト・ナットには、行わないのが、業界の共通認識でしょう。 私は、古いオートバイの再生(レストア)作業をする事がありますが、 錆びたボルトは、オリジナル性を犠牲にしてでも、新品に交換します。 メッキ色の不整合にも、目をつむる事としています。 上記の理由によるものです。 尚、クロメート処理により、銀白色のものは、 一旦、黄金色で一部虹色にも見える、有色クロメートにしたのち、 脱色・漂白して、銀白色にするのです。 その為、メッキ屋さんは、白色クロメートを脱色クロメートとも呼びます。 耐食性は、断然、有色クロメートの方が高くなります。 黒クロメートは、有色クロメートの上に、更に処理を行って黒くします。 > ネットでは・・・再メッキをしている方が多いと思う 一般的には、剥離せずに、上乗せで再メッキを施します。 前処理で軽く酸洗いはしますが、錆取りと地ならしの為です。 メッキ層は最小限で、3~5μm程度で済みます。 > 新品で売られているめっきされたボルト類ですら、 > 素地の鋼は痛んでるという事なんでしょうか?? ではなくて、ただでさえ古くなっているものに、 再度繰り返して、剥離後にメッキをかけるのがまずいと思うのですよ。 鋼組織の中に、水素が入り込んで一部で化合物を形成したり、 それが熱で出ていって、組織的に痕跡が残らないのか?っていうと、 何か、心配じゃぁないですか? 荷重のかかるボルトナットなら、なるべく避けたいですよね。 新品のボルト&ナットは、心配要らないと思いますよ。 ちゃんと条件が管理されていて、 素地の表面が滑らかな状態で下地のメッキが施され、 そこに定まった条件でベーキングが行われます。 使用実績もある訳ですから、ノープロブレム。 > 剥離後は再メッキをする予定はないのですが、 > 剥離だけでもやはり痛むという解釈でよいですか? 再メッキするなら、まとめてベーキングだと思いますが、 メッキをかけないなら、そのままベーキングです。 やはり組織にはダメージでしょう。 でも、メッキをしないのは、機能的に問題になりませんか? でね、バイクのレストアなら、なおさら、 ボルトとナットは、新品をお使い下さい。 ボルトは、錆びた時点で寿命が尽きています。 安全の為、必ず交換して下さい。 盆栽仕様や、レストア車として展示するだけならOKですが、 乗って走るなら、安全サイドで考えて下さい。 又、単に外観の問題なら、個人的に好きじゃなくても、 オリジナルのまま、お使い下さい。 各部のメッキは、理由があって、そのメッキ仕様になっています。 (元バイク設計者が言うのです。本当です。) ボルト以外でメッキしたいのは、足回り。 バイクのレストアで、再メッキが一番効果的なのは、 スポークとリムだと思います。 ここはメッキ屋さんと相談の上で、中間バフを入れて、 ピカピカのクローム鏡面にするのが、決め手です。 こんな夜中に返答、有り難う。 新品のネジでしたら、初めから表面処理の異なるものを調達しましょう。 それで万事解決です。そう、勿体ないですよ。 特殊なもので純正以外に無さそうなものは、 「塗装」という技もあります。 締め付け後に、丁寧にタッチアップ。← レストアの醍醐味かも知れません。 そぅ。六角穴付きボルトに多い、SCM435等では黒染めですね。 回答(3)の Harry 氏は、ネジの本職さんの様ですから、 素直にそのまま信用しましょう。 わりと無造作に、装飾用メッキが掛かったものが多いのも事実です。 ところで、マシンは何ですかな? 元バイク屋としては、そっちに興味津々。(笑)

noname#230358
質問者

補足

詳しく教えていただきありがとうございます。 初心者なもので勉強になりました。 実は私も古いバイクのレストアのために、めっき剥離を考えていた次第です。 ネットではプライベーターの方、プロの方も、再メッキをしている方が多いと思うのですが、過程で酸を使うとのことでしたので、実際再メッキが良いのかどうか非常に疑問に思った次第です。 ところで、剥離後は再メッキをする予定はないのですが、 剥離だけでもやはり痛むという解釈でよいですか? めっきに伴って水素脆化が起こるのを防ぐためのベーキング処理をしても痛んでしまうのですか?新品で売られているめっきされたボルト類ですら、素地の鋼は痛んでるという事なんでしょうか??それとも再メッキという過程で痛んでしまうことですか? うまく理解できてなくてすみません・・・。 よろしくお願いします。 詳しく説明してくださってありがとうございます。 中古ボルトナットの再メッキというより、新品のボルトナットに別の表面処理を施したくてめっき剥離ができないものかなぁと考えていました。錆びも傷も何もない新品です。新品でも同じ事で、ましてやもったいないですよね? 以前聞いた事があるのですが、SCM435等の高強度ボルトの場合、水素脆化が大きくおきやすいがために黒染め等をするような話を聞いた事があります。それに関連して回答3の方の強度区分8.8までのモノであればほぼ大丈夫という意見も気になるところですが、そのあたりはどうお考えでしょうか? どのみち安全サイドで考えていますので剥離は厳しそうですね・・・。 いえいえ、こちらこそありがとうございます。 鶴屋南木さんとHarryさんのご意見を参考にもう一度考えてみたいと思います。一言一言が私には貴重です。いつも分かりやすく説明してくださってありがとうございます。 ちなみにバイク名は伏せておかせてください。 もうしわけありません・・。(汗)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

以前、メッキ屋に聞いた話です。 300℃位になるとぶくぶくと泡立ってきて剥がれ出すそうですが、きれいに落とすには塩酸のような強い酸で洗う必要があるそうです。 炭素鋼でしょうから痛むでしょうね。 ところで何故、メッキを剥ぎたいのでしょうか。日頃から、ボルトにメッキをすることに疑問を持っていますので・・・ ねじの精度が確保しにくい、余計な抵抗になる、一部剥がれて回らなくなる・・・というようなところでしょうか。外観が問題のようですから、住む世界が違うようです。ご連絡ありがとうございました。

noname#230358
質問者

お礼

お時間を使ってご回答していただきありがとうございました。 またよろしくおねがいします。

noname#230358
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 やはり痛むんですね・・・。 今回めっきを剥がしたい理由は、外観の問題のみです。 ユニクロめっきの青い光沢がどうしても好きになれなくて・・。 剥離して別の処理をしたいと考えていました。 ボルトにめっきをする事のに疑問をお持ちのようですが、何故ですか?

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