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表面粗さ試験片の校正と測定方法について
- 表面粗さ測定器の校正を社内にて実施することを検討しております。国際規格にトレースされている標準片を購入し、数回の測定を行いmin-max値で評価を行います。
- HALLE社(ドイツ)の粗さ標準片やミツトヨ社製の粗さ標準片が校正に使用できる候補です。その他の精度・トレーサビリティのある標準片についてもご存知でしたら教えてください。
- 測定回数は10回で、判定方法は標準片の規格より±10%(μm)以内です。校正周期は一般的には1年に1回で、使用頻度は月に10時間以下が推奨されています。
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昔は 旋盤・フライス加工なら 日本金属電鋳の見本を使っていた。 http://www.ittoku.co.jp/info/arasa/arasaw1.htm 今回の質問では HALLE社 が出てくるあたり 事前によく調べておられる。 質問? の答え 東京精密 http://www.accretech.jp/measuring/product/c/surface TESSA http://www.tesabns.co.jp/products/node/121-rugotest 質問? JISB0659-1(試験片)を確認して下さい。 JIS検索 http://www.jisc.go.jp/index.html 私も初めて確認しました。 質問? HALLE社 のカタログに記載が有ります。 http://www.aki-alltech.co.jp/pdf/halle_aat_a3_jp.pdf メーカーのお勧めですが妥当な線と思います。 測定値には結構バラツキが発生します。 あまりガチガチに考えない方が良いと思います。 訂正させて下さい TESSA → TESA です。 それと、測定時にキャリブレーションしていると思うが 測定子の硬度が高い為にどうしても傷んでくる。 当然、位置をこまめに変えての測定が必要となる。 測定機もハンディタイプの物は壊れやすいし・・・・ 現場で測定の場合は 作業者の方に機器の扱い方法を徹底される事をお勧めします。 >あまりガチガチに考えない方が良いと思います。 と書いた真意は 高価な試験片が本当に必要か? 品物のクオリティにもよるが「部品レベルなら程々に」と言う事です。
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調べてみると、面粗さの機器校正には盲点があるようですね。 ?専業の小坂研究所 『国内初の表面性状標準片校正業務開始について』 業務開始日:2009年12月22日より 校正料金:180,000円~!!! ?認定元の製品評価技術基盤機構 P.9 深さ用標準片・粗さ用標準片 標準片を急造したことがミエミエ! ということは、ミツトヨ、東京精密は未認定!モグリなの? JISの関連規格は頁数多く、見切れてないのでそうではない記述があるかもしれないが・・・ ここに校正の難しさがあると思います。 技術動向として『非接触三次元表面粗さ測定機』が超精密分野の主流であり、これならXZを分解してZ方向は平行面で校正が出来、微少段差ゲージなどで簡単。粗さ数値も計算だけ。 触針式は平行段差だけでは無理。実際測定に近い凸凹の標準ゲージが必要となるが、レプリカ程度のゲージでは測る位置によって安定しないはずで、HALLE社の高価?な標準片の価値がある。 モグリさんに校正を依頼してみると面白いかも。。。 ?のなかに『校正用表面性状標準片の校正周期:3年』とあるので、これは周期の参考になると思います。
お礼
回答ありがとう御座います。大変参考になりました。 測定器メーカーでの校正は費用が結構掛かりますので、社内校正を検討 しておりました。標準片もあまりに高価すぎると別の方法も考えなく てはと思います。 専業の業者さんについても調べてみます。
お礼
早速、ご紹介いただきましたページを確認しに行きました。 大変、参考になりました。 若干ラフな感じで校正の手順・規格を考えてみます。 ありがとう御座いました。 度々ありがとう御座います。 費用については具体的に調べきれていないので分からないのですが、 その点も考慮し検討してみます。