製品出荷時の仮固定テープ糊残り加速テストについて

質問

各位様、お世話になっております。

製品を包装する時、開閉部などを仮に固定する為にビニール製のテープを使用しております。相手部品は、板金やプラスチックです。
お客様先に製品が到着し、このテープを剥がしたときに糊だけが製品側に残るときがあります。
テープを変えようと思い、いくつかの候補がありますが、これらの優劣を短期間で出す良い方法はありませんか？
製品は、場合によっては１年ほど包装状態で保管します。(倉庫環境について、冬は０℃、夏は４０℃程度になります)
尚、弊社にはチャンバーがありますので、環境を振ってのテストも可能です。
良い案があればアドバイスよろしくお願いいたします。

回答No.2

noname#230359

テープ糊が強度を保つ方が良いのか、固まって弱くなってた方が良いのか、何とも言えない条件だと思います。
従って、評価試験は難しい。。。

手法として初期に条件を満たすことを確認したら、経時変化が少ないことを条件にする、つまり選択肢を狭くするのが早道ではないか。

そうすると評価試験はアレニウス則：10℃２倍を適用し、あとその温度で化学的劣化が起きないことを上限にすれば良いかと思います。
湿度条件は当てずっぽうか？　これまで振って試験するとキリがないかと。。。

回答No.1

noname#230359

専門家でないので良く判りませんが、糊の乾燥状態が経時（経年）変化で発生している
その他は変化しない成分変化はしないと考えて良い糊でしょうか？
それなら、乾燥の加速試験をすれば良いのでは？
糊別に、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月後の乾燥データを入手し、
チャンバーに入れて乾燥の加速環境を、糊と製品とテープのデーターから設定して、
テストすれば良いと考えます。
でも、それよりテープの接触面を改良し、製品より固着し易い仕様にするか、
製品に影響が無く、客先クレームもでない、例えば撥水スプレーを塗布して、
接着仕様を満足する工夫はできないのでしょうか？

テープを剥がしたときに糊だけが製品側に残る現象は、テープ面と製品面の糊の状態が
同じであれば、どちらに糊が付きかは接触面の状態の差でしょう。
テープは破れる記述がないから、前述の内容を突き詰めた方が合理的と考えます。

両面テープのシートは、高分子シートみたいで撥水性のようです。
そのシートを剥がしても、粘着部のテープは剥がれません。
それを参考に、やはり両面テープの接着面状態を改良する事が、解決の近道と考えます。