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アルミニウム製軸受けハウジングの材質選定について
- アルミニウム製軸受けハウジングの材質選定について質問があります。
- なぜアルミニウム材の軸受けハウジングでジュラルミンが使われるのか疑問です。
- 強度や力の問題、加工性からの観点など、ジュラルミンの必要性について教えてください。
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軸受は機構部を構成する重要部品であり、ハウジングが破損すると大きな損 傷を受ける可能性があります。したがって、最悪の条件を想定して設計する 事が望ましいと思います。 ハウジングの設計指針に基づいて計算してみれば判ると思いますが、軸受は 機械機構の重要な要素であり、半径方向(円周方向)力だけでなく軸のスラス トが加わり、振動要素も加わるので動的荷重での疲労強度にたいして、十分 な強度が必要です。また軸受サイズが機械全体に影響する要素も多く、でき るだけコンパクトにする必要があります。したがって、高強度の材料を用い た方が有利です。 実際の使用条件が緩く市販品の場合、過剰品質になる場合もありますが、 新規に設計するコストを考えれば、メリットはあると思います(生産個数にも よりますが)。
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カタログ見ると、A2017、表面処理は?白アルマイト? 設計自作するなら、仰るとおり強度は必要ないと思うし、悪条件も考えられないから A5052 の無処理で済ますと思う。結構コスト差は大きいはず。 それと強度上げたところで形は大して変わらないから材料節約にはならない。 溶接なんてしないで棒材からの切削だろうし <割れ>? ミスミはなるべく商品数を絞りながら、強度面、処理面でも大多数が満足するトコを狙ってるので、それで良いのかもしれないが、、、
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ありがとうございました。
A2017は引張強度375kg/mm2,A5052は195kg/mm2以上、約倍の強度を持っています、単純計算で板厚を半分に出来るので経済的にも、機構寸法も省スペースになる。 ハウジングにかかる負荷によって材質を決めるのが良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。 ミスミのカタログに載っているものをみると、 そんなに大きな力がかかるようなものではなさそうなので、 A5052でも大丈夫そうですが、安全を見ているのでしょうかね。
強度 があれば 肉厚を薄くできる = アルミの使用量が減る = 安くなる A2017 は 切削性もよい = 加工コスト低減 まあ、割れるので 何から何でもよい2017にすればいいものじゃないけどね 例 A2017は引張強度375kg/mm2 12x50x200 0.3kgf ¥2720 A5052は引張強度195kg/mm2 12x50x200 0.3kgf ¥2420 http://www13.ocn.ne.jp/~steel/newpage12.html です 重量比での値段は 2017のほうが高いです しかし 強度は 2017のほうが2倍ほど高いので 2017の寸法は 6mmにできます ← ものすごく乱暴に話してます ということは 重量は0.15kgf に なり 必要な材料費は ¥1360 となります 材料かえるだけで ¥1060 浮きます もちろん量産なので 年10万個売ったとすれば 1億600万円浮くわけです 他にも 軽くすると 輸送費も安くなります 上記の部品を3tトラックでは 5052では1万個 ですが 2017では2万個 運べます 輸送コストが半分になるわけです こうゆうのも VE/VAです http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0 (1)コストダウンによる価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)→ / コスト(Cost)↓ SSを絡めるとややこしくなるので 略
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回答ありがとうございました。 ありがとうございました。
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