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DLC皮膜の実力とは?最新情報を解説
- DLC(Diamond-Like Carbon)皮膜は、硬質な特性を持ちながら摩擦や損傷に強い特長があります。
- しかし、初期の研究段階では剥離が起こることが問題でしたが、現在では実用レベルまで向上しています。
- TICN TICコーティングも選択肢の一つですが、DLC皮膜の信頼性と高い性能に注目が集まっています。
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弊社ではDLCの表面処理を10年以上請け負っていますが 金型への処理は、CD/DVDのプレス型への処理経験があります。 DLCが出てきたのは20年以上前で、実用は15年以上前からされてると認識してます。 (それほど有名ではないのかな?) TICN TICに比べると、プラスチックの剥離性が良いので 金型の長寿命化にはなりました。 金型にDLC処理を施す場合、 TICN TICとの特性の違いを勘違いしている方が多く TICN TICの代わりに処理を希望される方への説明が結構大変でした。 金型への処理は、同時にDLCの剥離再生の技術が無いと 安定生産にはなりませんので、良い話はあまり無いのかもしれません。 個人的には「何の金型」に向いてるのか理解する必要があると思っています。 今では、DLCと言っても 導電性膜、透明膜、金属類との複合膜、撥水、低温処理 など求める機能も多岐にわたって、種類も色々ありますので 調べてみても良いかと思います。 弊社の現在のDLCの主力は装飾膜ですし。
DLC=ダイヤモンド・ライク・カーボン のことでいいでしょうか? 詳しいわけではありませんが、 >5.6年前にDLCと言う硬質皮膜が登場して ↑ 10年ほど前から頻繁に使用しています。また剥離の経験はありません。 >素地は超鋼 ↑ 超"硬" ですよね? 当方も超硬へのコーティングで絶大な効果を発揮していますよ。 私がなにか勘違いをしていたらごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。誤字がありまして失礼致しました。 差支えない範囲でご回答頂ければ幸いです。 コーテイングは超硬に施しているとのお話ですが、他のコーティング(TIC TICN等) からDLCに切り替えて効果が絶大だったのでしょうか? またお使いの用途は切削チップですか?それとも鍛造金型ですか? 貴重なお話に感謝致します。
DLC皮膜に関し、メーカーの紹介を見る限りそれぞれで工夫して、過去の欠点 を改善しているようです。それぞれ得意不得意があるようですから、直接処 理メーカーに問い合わせるのが良いかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 非常に貴重なお話をありがとうございました。私なりに調べてみます。