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46番の砥石の限界は?
- 日立の平面研削機でWA、GC砥石を使い鋳物から鉄S45Cを研削しています。
- 鉄で精度が0.005以下の平面度が必要で、46番の砥石で加工する場合、どの位までが精度の限界なのでしょうか?
- ワークは初めにすてびきし、マグネットを弱くしてトラバースを使っています。
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WA、GC は減りやすく、片側からスパークアウトすると終わりが高くなった台形、両側からやっても中ほどが盛上がる山形になります。 平面度追求なら、やはりcBN、ダイヤの超砥粒砥石でしょう。 砥石を細かくとか硬さ上げるとか考えることも無くなります。 それにしても、平面度<0.003 必須というのは厳しい・・・サイズ大小によるが テーブル研磨の出来、ワークの残留歪みの大小とそれを読んで裏表からの攻めを何回繰返すか、マグネットの強さ、、、所詮は勘ですね。0.003 では機械精度の限界も見えてくる。 >駄目な時があります0.02とか 上記のどれかが原因してる。残留歪みが一番かな? 作業の途中経過から原因対策を読むしかない。残留歪みは熱処理工程への改善要求ができるはず。 【参考】ワーク、機械が理想形でのチャンピオンデータはありますが http://www.nagase-i.jp/works/heimen.html?PHPSESSID=ad4e7d06ca1d75e6eb450841692d2af4
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>そこで46番の砥石で加工する場合はどの位までが精度の限界でしょうか? 感覚的に「荒いな」と言うのが本音 60番程度の方が精度は出しやすいと思う。 後は経験と腕次第 精度の追求に重きを置くなら 前出の「岩魚内氏」のCBN・ダイヤの使用 精度はワークのサイズに大きく影響される (1000mmで0.003と100mmで0.003ではまるで違う) 所詮 平研はテーブルの精度の写し取り ワークの基準面が平面でなければ歪む事は避けられない ラップやキサゲで平面のすわりを良くしてやれば安定するはず (※キサゲは焼きが入っていれば出来ないが) 昔からの方法の一つにワークとテーブルの間に濡れた新聞紙をかませたりも・・・ 飛び出さないようにブロックを当りにする事を忘れずに。 WA・GC どちらを使うにしても砥石のバランスが重要 CBN・ダイヤの場合はそれに加えてツルーイング・ドレスが面粗さに影響大です。 余談 面粗さが荒い場合 油砥石で少し擦るだけでも寸法精度に影響大 細かければ少々擦っても精度に影響は少ない。
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回答有難うございます。 良い参考になりました。 砥石の変更を考えていましたので助かりました、価格が高い砥石は使えないみたいでして汗 検討してみます。 砥石のバランス、検査じょうばんの上にバランス台を置いてやってますが、いまだに難しいです・・・こつこつと粘り強くするしかないですね汗;
お礼
回答有難うございます。 大変今後の良い参考になりました。サイズは薄くて丸い物で100パイ位です。 旋盤からの歪が取れにくいです汗・・・ 早速載せて頂いたURLを見てみます。