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超硬ドリルφ12でのリーマー加工についての質問
- 超硬ドリルφ12でのリーマー加工について質問があります。リーマーはスキルカットリーマ(センタースルー無し)を使い、フランジスルードリルを使う予定です。また、ドリル表記に5Dや4Dがあるのですが、これは許容加工深さとして考えて良いのでしょうか?また、超硬ドリルの先端角は140度なので、90度のセンターリーディングドリルは必要ないのでしょうか?
- 材質はSF材の鍛造鋼で、加工深さはZ=-90mmです。超硬ドリルに関する加工技術と知識についての解答をお願いします。
- 質問:φ12のリーマー加工をする場合、超硬ドリルφ12を使うべきですか?ドリル表記の5Dや4Dは許容加工深さを表しているのか?また、超硬ドリルの先端角が140度の場合、90度のセンターリーディングドリルは必要ないのか?材質はSF材の鍛造鋼で、加工深さはZ=-90mmです。超硬ドリルに関する加工技術と知識について教えてください。
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私の意見も アキオさん とほぼ同じ 補足として ? 機械精度・剛性・ホルダー・取付け状態・加工速度 等々で下穴は変化します。 希望する公差に安定して入るように選定して下さい。 ?カタログや技術書など見て 自分で実践して確認して下さい。 ?先端角は超硬だから140度と言う訳では無い。 先端の剛性アップや切粉処理が主な目的で広角のドリルが多くなっているが 超硬でも118度・120度・130度・135度などがある 肝心なのはシンニングの形状です、位置決めの精度が良いシンニングならば 平面を加工するなら位置決め精度はセンター有りでも無しでも大差は無いと考えます。 斜面やR面などに加工する場合は同一角度でセンターをもむか センター無しで加工する方が位置決め精度は良い 先端部の寿命を考慮すればセンター加工は有効です。 以前に他の方が紹介された資料です。 ドリル加工の事が非常に詳しく説明されています。
1) 一般論としてはφ11.8とか大きくてもφ11.9とか だいたいそのあたりだと思いますけれど、 リーマの形態にもよるでしょうから、 どの程度が適切かはメーカーの冊子で確認して下さい. なお、超硬ドリルはリーマに対して ヒジョに相性が悪いと方々で言われておりますので、 とくにハイスのリーマの場合にはくれぐれも注意して下さい. リーマがあっという間に切れなくなっても私は知りません. 持ちが悪いなどとリーマやメーカーに文句を言わないで下さいね. 2) 「4D」「5D」の“D”は、Diameterの意味です. ドリルの直径の何倍までの深さを想定した溝の長さかを表しています. 溝の長さには幾分かゆとりがありますので、 「4D」のドリルだからと行って、一寸たりとも4Dを超えられない という訳でもありません. 逆に、切り屑の出方によっては、深さが4D未満でも危うい事はあります. 再研磨の事を考えても、可能であれば 長さには若干余裕を持たせておいて不都合はないと思います. まあ、“許容加工深さ”というよりはむしろ 「溝の長さの区分」という事になるでしょうね. 3) ドリル前の90度のリーディングドリルは、 入れたければ入れても良いし、入れたくなければ入れなくても自由です. ドリルの先端というのは食い付き性があまり良くないので、 少なくともチゼル部くらいは逃がしてやった方が無難だとは思います. 予め円錐状のポケットを作っておいて ドリルの先が勝手な振る舞いをしない様にしてやるのが、 ポインティングの目的です. ドリルの溝の長さや突き出しにもよりけりで、 スタブ長ならポインティングしなくても結構行けてしまいますが、 溝が長くなるほど、また突き出しが大きくなるほど、 だんだんとポインティング無しでは危うくなります. また、鋳肌や鍛造肌への穴あけは、 ポインティング無しでというのはあまり考えない方が良いでしょうね. 個人的には、90°でポインティングして その後のドリルに不都合があった経験は今までありません. 90°のリーディングドリルそのものに 不都合があった事というのはありますけれどもね.