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エンドミル選びに悩んでいます。穴あけ性能の高い製品を教えてください。
- ツーリングの都合でφ3のエンドミルを使用して穴あけ作業を行っていますが、エンドミルの不具合が頻発しているため、信頼性の高い製品を探しています。S45Cという被削材を使用しており、刃径φ3.5までなら許容できます。刃長は4.5mm以上あれば良いです。
- 現在使用中のエンドミルではコーナー欠損や刃の剥がれなどのトラブルが発生し、加工品質に影響が出ています。これまでの自己テストでも問題が見つかりました。このため、穴あけにおける信頼性の高いエンドミルを探しています。
- 穴あけ作業で信頼性の高いエンドミルを探しています。価格的には5000円〜6000円程度で購入できるものが良いです。また、コーナー部はピンカドではなく、0.1〜0.2のRやCがあっても問題ありません。穴あけ作業に実績のある製品を教えていただけると幸いです。
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穴あけのみで良いのでしたらOSGのFX-ZDSのようなザグリ専用工具の方が良いのでは?
それは、絶対にエンドミルで穴を空けなければならないのですか? ドリルで穴空けてから、φ3エンドミルで仕上げるのがベストではないでしょうか。
アキオ さんご自身が問題点には気付いておられる。 45Cならハイスでも行けそうな加工ですよね。 私も回転工具の軸が原因だと推察します。 対策としては 僅かな調整しか出来ないが ユキワのゼロダス 又は 少々荒っぽいがシャンクを軸の振れに合わして偏芯させて研削し コレットに挿入後 位相を合わせて振れを出す・・・ 条件的にはステップを細かくする位でしょうか。 ホルダーごと交換出来れば良いのですが このご時世ですからね。 ユキワ ゼロダス http://www.yukiwa.co.jp/ts/sgc_04.php#1 社内にデッドストックの新品ホルダーが3ケ 共立 150Z-SDC13 (図番T32 181 A04) 使う予定も、売るつもりも無いので 使えるなら1ケ位差し上げますよ。
できれば工具を分けた方が寿命的にも安定してると思うのですが・・・それができないとのことですので。 各社から突っ込み可能な3枚刃のハイヘリエンドミルが出されていますが、困った時は日立ツールのエンドミルを私は使用します。 MSZに該当してくる日立製品となれば、エポックCSパワーミル3枚刃ですね。 CSコートですが、S45Cくらいなら十分だと思います。 難点は、他社より価格が高いところなんですが、その分性能は上だと感じています。 また、刃長が1.5D程度で構わないとのことですので、不二越さんのGSXミルスロット1.5Dはいかがでしょうか? この1.5Dは使ったことがないですが、GSシリーズは他社さんと比べても遜色ない性能だと思います。 なにより、価格が他社より安い! 刃長も短いので、剛性もあるのでは?と思います。 OSGさんからも対抗品が出てますが、FXシリーズからWXシリーズに変わって以降、母材そのものの強度は落ちた感じはします。 この中で、御社の助けになるものがあればいいのですが・・・。
補足
回答ありがとうございます. そうですね、初めから上手く行かない事が判っていれば、 予めその様にツーリングしたところなのでしょうが、 今からやるとなると、ツーリングレイアウトが変わり過ぎ、 また、似た様な加工内容の品目が幾つもあるので、 それぞれのプログラムの大幅変更となると、 そのための時間をちょいと捻出できない状態です. モノをただカタチにするのと、数をこなすのとは 訳が違うというのを改めて実感しているところです. GSXSLTは、ちょっと前に知って試してはみましたが、 かなりあっさり逝ってしまいました. GSXシリーズは結局のところ廉価品なので、今思えば むしろより上等なSSUP3000ZXの方を試しておけば良かったかも知れません. WX-SHTSSも、GSXSLTほどあっさりはしていなかった様に記憶していますが、 以前、試してみた結果としては、良くはならなかったです. これまで、WXシリーズもモノや使い方によっては日進工具品と さほど変わらないくらいの結果が出ていたのですが、 ちょっと無理をするとなると、やはり比較的廉価品という事なんでしょう. 日立ツールは、積極的に推して来る商社さんがなかったせいもあり、 これまで殆ど使って来なかったですね. こちらにも同類のものがあるとは初めて知りました. 同類のエンドミルですと、もはや何を使っても 大して変わらない気もしますが、諦めついでに 日立ツール品を試しておくのも良いかも知れませんね. 商社に見積もりを出させてみます.
日進MSZと同じ系統と思いますが、MSTARの縦送りが可能な3枚刃 エンドミルを使ったことがあります。 http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b072j_msmhzd_4c_200610.pdf φ3.0、φ3.5両方あるので許容できるのであれば太いほうが良いかと。 ノンステップで突っ込めるとのフレコミですが、切屑噛み込みによる突発 欠損の予防として、書かれている切削条件にてクーラントを掛けながら 0.3~0.5mmずつステップ加工をしては如何でしょうか。
補足
回答ありがとうございます. MSMHZDφ3も今回の案件の初期にテストしましたが、 MSZと同じ条件ではあっさりと折れてしまいました. あれもこれも試してMSZ以上に良い結果が出ないので、 この類い(突っ込み対応3枚刃)の製品を諦めて、 2枚刃で何か探した方が良いのではないかと思っていたところです. 現状、ステップは2mmおきですが、やはりステップは 思い切ってもっと細かくした方が良かったのですかね. MSMHZDのφ3.5は、完全に見落としていました. MSMHZDなら標準在庫品で3.5があったんですね. 当初は、φ3.5がφ4よりも高くなる事からφ3へのこだわりがあり、 諦めたのがつい最近なんです. ステップをより細かにするのと併せて、 改めてこのφ3.5でもテストしてみようと思います. クーラント(不水溶性)は一応掛かっていますが、 高圧クーラントの使用は切り屑の出を逆に悪くしそうで躊躇っています.
刃物を二本で加工しては? 1本目はラジアスエンドミル(コーナー欠損に強い)であけて 2本目は普通の3.0エンドミルで底のRコーナー部分をピン角に
補足
早速の回答ありがとうございます. 工具本数に余裕があるなら、 穴あけとミリングを切り分けて考えるところなのですが、 ほぼ満載なため今のところはそれが考えられないのです. ラジアスエンドミルで突っ込みを掛けた事はないのですが、 そうですね、ラジアスで穴あけというのも悪くないかも知れません. 何か丈夫なやつをご存知でしたら紹介して頂けるとありがたいです. というのも、ラジアスエンドミルは これまでMSTARくらいしか使って来ていないのですが、 MSTARの性格からすると突っ込みなんぞしたら、 今の環境ではたぶんあっさり折れそうな気がするので.
補足
とりあえずハイス2枚刃も使ってみているのですが、 ハイス2枚刃だと工具剛性が低いせいか、同じ工法では 別の部分の壁面加工で面に傾斜が付いてしまうんですよね. エンドミルの先の方が逃げている感じで. 仕方ないので、ハイスを使うにあたっては壁面の加工法を全く変え、 そこに関しては数倍以上の時間を掛けています. (トータルとしては従来+2分ほど) そのワークに関しては新規に取り込んだものなので、 いずれ断ろうかとも思っていますが、今はとにかく 既に出てしまった注文を何とかこなさなければならない状態です. ゼロダスに関しては、ユキワ以外のツールに 上手く合う様なら今後考えてみますね. その機械の回転工具主軸は いわゆる“DIN6499”タイプ(ISO15488)のコレットしか 取り付かない仕様なので. また、振れを上手く見れるかどうかも課題です. その機械の回転工具主軸というのが、 回転を止めると自動的にロックが掛かって 普通に使う限り手では回せない仕様になってしまっているので... シャンクの研削は、うちの技術ではまず無理でしょう. 何はともあれ、アドバイスありがとうございます.