- 締切済み
CP値についての必要なデータ数と算出方法について教えてください
- CP値についての必要なデータ数と算出方法について教えてください。
- CP値の算出には最低限どれくらいのデータ数が必要でしょうか?
- 通例として、CP値を算出するためには一般的にどれくらいのデータ数を取得するべきですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
CP値算出の目的;そのロットのバラツキ→推定不良率の算出→工程改善ではないでしょうか。この件は宜しいでしょうか。 当然、安定した工程で造られているというのが前提です。 ?データ数;最低30個。バラツキが収束する数量。 ?最低10個 ?データ、工程が安定していることを確認できるまで。 追加のアドバイス 1、CP値 1以下;全数検査が必要 1(3σ)~1.33;工程改善要。平均値の移動、バラツキの低減。口で言うのは簡単。実際に実施すると? 1.33(4σ)以上;良好 2、分散分析も重要です。 日科技連発行、大村 平さんの書籍「やさしい実験計画法と分散分析」の一読を薦めます。 内容の概要;計算機で計算した平均値、バラツキはそのロットの平均値、バラツキとピッタリ一致しない。だからσn-1を使用します。
統計でよく理解されていない方が多いので、忠告含め述べたいと思います。 正規分布と言う決まった(平均とσから)グラフ関数がありますが、これは平均とσの値が決まっている上での、清く正しい確率関数です。 もちろん、平均やσはサンプリングデータをもとに、決まった計算にて出します。 ここで良く注意してもらいたいのは、測定したデータのヒストグラムが、正規分布のグラフの形をしているかどうかです。 その考え方からすると、150個ぐらいのデータが欲しいです。 30個と150個でどのぐらいの差か? というのは見比べた事が無いですが、とても30個のヒストグラムが正規分布的とは言いがたいです。 取ったデータのヒストグラムが2コブ型や片側に広がるデータだった場合、そのデータを元に平均やσを求めても、意味が無いです。 なぜなら、正規分布が平均やσから決まった形のグラフになるからです。 一度150個ぐらいのデータを取って、30個ぐらいのデータとの平均・σの差を確認される事をお勧めしまし、150個のヒストグラム(分割も大事ですが)見て見てみてください。
お礼
ありがとうございます。
CP値(工程能力指数)は標準偏差を算出して行います。データ数が少ない時は標準偏差が小さくでる可能性があり、データ数は最低30個を目標にしてください。どうしてもデータ数が確保できない時には、データ数に相当する補正係数を用いる方法も提案されています。 ?、?共に答えは同じです。サンプル数と共に重要なのが、サンプルがロットを代表しているかです。ロットの一部からサンプリングをしないで、ランダムサンプリングをしてください。 ?は何を調べたいのか特定できませんので、見方を変えて話しをします。 CP値はロットのバラツキの指標から、バラツキの最悪値を推定して、ロットの品質を推定する方法です。ですから、基本的には1ロットからサンプリングしたデータを用いて算出し、そのロットの評価とします。複数のロットをまとめて評価することも出来ますので、適宜数ロットから算出してもかまいません。ロットをまとめないとCP値が算出できないと、ロット保証ができなくなります。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。