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S45Cの溶接と焼きなましについて
- S45Cの溶接時の注意点とは?硬さを生材レベルにした状態で溶接することのメリット
- S45Cは炭素が多く含まれており、溶接時には割れやすいと言われています。しかし、焼きなましをして硬さを生材レベルにした状態で溶接すれば、余熱/後熱は必要ありません。
- 溶接作業においてS45Cの注意点は、炭素が多く含まれており割れやすいことです。しかし、硬さを生材レベルにした状態で溶接すれば、余熱や後熱の処理をする必要はありません。
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S45C溶接の場合、急冷して無い筈なのに焼きが入るのか? それは回りの金属 の熱伝導性が良いために、空冷よりも更に焼きが入りやすいということであり そうならないようにするために、周囲を加熱して溶着金属自体の割れを防ぐ 目的を予熱という筈。もし、そうしないなら硬く脆い溶接接合となってしまう それで前の回答時に強度部品なのかどうか?ということを申し上げました。。 また後熱に関しても前回のサイトにも詳しく書いてあるのですが。。。残念 S45Cを焼きなましとかTIGなめ付けという位なので強度部品ではなさそうだが 振動などにより、亀裂の発生する可能性が高くなってしまうので保証できない 強度的に問題は無くても不具合の可能性は高くなるので予熱することを薦める 最後に、簡便に予熱するなら温度チョークとガスバーナーという手もあります
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ご質問の文中にある、「S45Cは炭素が多く含まれており硬く」をもう少し 詳しく言いますと、「S45Cは炭素が多く含まれており加熱後の急冷により 焼きが入って硬くなり割れやすい」ということです。 なまし材からスタートしてもこれは避けられないので余熱、後熱は 省略できないかと。
お礼
お礼が遅くなりまして、申し訳ございません。 余熱、後熱。実践してみます。 ありがとうございました。
**重工の資料には、 炭素当量(%)=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 尚、炭素当量(相当炭素量)<0.44%なら溶接割れなし これ以上の場合は予熱の必要あり 〔C等の記号は元素記号です〕 となっていて、 S45Cは、Cだけでも0.42~0.48%あり、調質材等にかかわらず予熱が必要です。
お礼
御礼が遅くなりまして、申し訳ございません。 余熱の重要性が分かりました。 実践してみます。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりまして、もうしわけございません。 すごい強度が必要なわけではありませんが、おっしゃるとおり振動はかなり受ける部品ですので、余熱は必要ですね。 2回も御回答下さりまして、本当にありがとうございました。