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高炭素クロム鋼(SUJ-2)の電触の原因と対策
- 高炭素クロム鋼(SUJ-2)の電触の原因として、鋼球を洗浄する際にプラスチックボトルに炭化水素液を入れて試験を行ったことが挙げられます。
- この試験によって、鋼球及びプラスチックボトルには強い静電気が発生しました。
- この静電気の発生により、高炭素クロム鋼(SUJ-2)の鋼球が腐食される可能性があります。
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多分、炭化水素液(洗浄液)とプラスチックボトルの間で、回転揺動により帯電して いると考えます。 そして、洗浄後に移し替えた場所で、スパークして静電気がアースされるのでしょう。 炭化水素液(洗浄液)が帯電、移し替え時の容器が金属で、鋼球が重たいので、 炭化水素液(洗浄液)と移し替え時の容器の間に入った形となり、鋼球にスパークの 後が残り“電触と判定された”。 移し替え時の容器にも、似た様なスパーク痕がないでしょうか? 対策は、回転揺動の洗浄時に除電するか、移し替え時に除電するか、移し替え容器を 電気的に浮いた状態にするか等です。 洗浄の容器を導電率の良い物に変更するか、アースを取るか、移し替え容器に絶縁シート 置きその上に移し替える等々で。
仮に容器やその中の油が帯電したとしてもですね、 容器の中には電気の逃げ場が無いですから、スパークは発生しないと思います. その中に、地面に通じている何かしらを入れれば話は違ってくるでしょうけれども.
お礼
ご回答ありがとうございました。
鋼球(導電体)は静電気を帯びません。絶縁油が静電気をおび、鋼球を通じて放電していると考えられるかも知れません。スパークはその際見られるかも知れません。 仮に鋼球にスパークしているのであればその痕跡は電蝕に見えるでしょうね。
お礼
真にありがとうございます。 また疑問がでたら質問させて戴きます。
プラスチックと鋼球はたとえ電解液中でも電位差が発生することはありえません!その仮説は化学的根拠がありませんので間違っていると判断します。 鋼球の金属結晶の問題・・・例えば偏析とか、鋼球同士の衝撃による金属表面の結晶構造の変化とか・・・多方面から解析されると良いと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 大変勉強になりました。 済みませんが、電触ではなく静電気を帯びた鋼球どうしがスパークして電触の様に見える事は有りますでしょうか。ちなみに鋼球表面の錆は円形で赤茶けています。
お礼
貴重な意見をありがとうございました。