※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS440Cの焼き鈍しについて)
SUS440Cの焼き鈍しについて
このQ&Aのポイント
SUS440Cの焼き鈍しについて知恵を貸していただきたいです。
焼き鈍しの条件が安定せず、タップが持たないことがあります。
メッキの有無によって焼き鈍しの条件が変わる可能性があります。
知恵を貸していただきたいです。
外周に高周波焼き入れ済のΦ4の丸棒にM2のタップを切りたいのですが、そのままでは下穴も開きません。
そこで高周波加熱機を使い、局部のみ焼き鈍しを行い加工を行なっています。
ですが焼き鈍しの条件が安定せず、タップが数十本持つ時もあれば1本目で終わるときもあります。
また、焼き入れ無しのSUS440Cでは欠損なく加工出来てます。
条件と致しまして
SUS440C
高周波焼き入れ(浸透深さ片肉1mm)HRC55程度
M2x深さ7mm(食い付き4Pロールタップ)
下穴Φ1.85
同期タップ機能付きNC旋盤にて加工
現在タッピングペーストを付けてます。
高周波加熱機にて赤くなるまで過熱し、銅の受け板に置いて常温(25℃)にて冷却。
100A~250A、3~10秒まで試し、一番良いと思われる条件(径がΦ5にM3で条件を出しました)で加工してもその周辺で試してもタップが持ちません。
以前250Aで10秒で焼き鈍しを行なって加工したときは端面でセンタードリルが粉砕する(端面にはキズも入らず)ようになっていたので焼き鈍しをかけすぎると(冷却方法かもしれませんが)逆に硬くなってしまうようです。
条件というよりも根本的にやり方が間違っているような気もします。
皆様お忙しいとは思いますがご教授頂ければ幸いです。
皆様、回答が遅れ申し訳ありません。
当方海外在住なもので国営ネットが破綻しておりました。
今回の加工するワークですが外径に高周波焼き入れの入ったセンタレスシャフトを購入し追加工を施すといったもので、焼き入れ前にめねじをあけるというのは無理なのです。
今回色々な条件を試し電流値、時間のデータを取り、本社で硬度を測定したところ、一番良い物で40~45HRCが出ているとの事。
(ちなみに周波数は374kHzでしたがここは調整箇所なのでしょうか?)
ですが同じ条件で再度焼き鈍しを行なった所タップが持たず・・・
正直常温空冷で焼きが入ってしまうとは思いませんでした。
確かにまっかっかになるまで焼くとかなり硬い印象を受けます。
中量生産で安定させる上手い方法はないかと思案中です。
追信
メッキありのシャフトとメッキ無しのそれとではやはり焼き鈍しの条件は変わってしまうのでしょうか?
ちなみに硬質クロムメッキで膜厚5~10μm程度です