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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:構造用鋼の炭化物確認)
構造用鋼の炭化物確認方法とは?
このQ&Aのポイント
- 構造用鋼(SCM420)でミクロ組織観察をして、炭化物の有無を調べる方法をご教示ください。
- 通常、構造用鋼のミクロ組織観察にはナイタールが使用されますが、炭化物の有無を調べる場合にはピクラルの方が適しているのでしょうか?
- エッチング液としてどのようなものを使用すれば、構造用鋼の炭化物を確認することができるのでしょうか?
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noname#230359
回答No.3
SCM420でしたら肌焼鋼ですから浸炭処理品の組織観察かと思います。 私の経験では ナイタールで少し強めにエッチングすれば、炭化物(セメタイト)は白く浮き出るように見えます。セメタイトは角が少し丸まった形をしているのでわかると思います。現れやすいのは 最表面でコーナー部です。エッチングの程度は 試行錯誤で試してみてください。 倍率は400倍で充分です。ごく微量の場合は 細かな球状に出ます。
noname#230359
回答No.2
過去に行った方法ですが、試してみてはいかがでしょうか。 エッチング液は蒸留水75ml・水酸化ナトリウム25g・ピクリン酸2gの割合で 混合。 この液をビーカー内で50~60℃に加熱し、鏡面研磨した試験片を10~20分 程度エッチングすれば炭化物だけが着色されます。 (浸炭材や工具鋼の炭化物観察での実績があります) エッチング時間は長いですが、エッチング液を沸騰させれば5分程度でも エッチングされるとの話は聞いたことがあります。 なお、今までは時間的に余裕があるためと沸騰させるのは何か怖いので 試したことはなく、正しい情報なのかはわかりません。
noname#230359
回答No.1
ナイタール、ピクラ-ル、共に可能と思います。 両エッチング液では炭化物を溶かさないため、白く見えます。 ピクリン酸ソーダ(電解エッチング)を使用すると、優先的 に炭化物を溶解するので、黒く見えます。