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白透明の光学フィルターについて
- 光学フィルターについての知識に乏しいので、皆さんの見解をお聞きしたいです。
- 黒色(スモーク)ガラス等のシートを通して、物を見ると光は減衰しますが、シートの向こうにある物体は鮮明に輪郭まで見えますよね(IRフィルター同様)。一方、白いシートを通すとシートの向こうの物体の輪郭がぼやけてほとんど見えなくなる(透明度によって見え方は様々ですが)。理論的には、白の物体は光を反射するから、シートの中で光が拡散しているからぼやけるのは分かるのですが、世の中に白のシートでも向こう側がくっきり見えるような、シート若しくはガラス等はないのでしょうか?(簡単にいうと、白のサングラスのようなもの)。理論的にありえないものでしょうか?
- 白くみえるのは、光を吸収せずにそのまま反射すると認識しているので、上のような代物は存在しないのでしょうかね。逆にあったら、色々と有効活用できそうですが。
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普通のセラミックは,光を拡散してしまいますが,中には透明ガラスのように光を透過させる性質の材質もあります。このような材質では,ある程度拡散性が有りながら,物体の見え方はぼやけない性質のものがあると思います。拡散せずに光を透過させる性質を「直線透過」といいます。
先ず、一般論で。 様々な波長の光を全部、拡散反射してしまえば白く見える筈です。 ですから、透けて見えるという訳にはいかないでしょう。 ところが世の中には、色々な事を考える人(会社)があるものでして、 R(赤),G(緑),B(青)の光だけをはね返す特性を持たせ、 外観は、一見、白っぽく見える様にし、実はそれ以外は透ける様にした 特殊なスクリーンを開発している って話なら、以前に読んだ事が有ります。 (外国の記事だったと思います。) 調べると見つかるかも知れません。
お礼
一般的には、やはり白の透明体は難しいというのが、一般的のようですね。 外国の特殊スクリーン。。。非常に興味深いです。 探し出すのは困難だと思いますが、 そんな技術が実現可能、もしくわ実現できるかもしれないという情報は、 大きいものです。 参考になりました、ありがとうございます。
記憶だけですが、 自動車用のガラスで、 プリントないし、フィルム貼付で一見白い物があったように思います。 理屈としては、白い線かドットが正体で、外からは光が当たるとなんとなく白く見えますが、 内側からは、そこそこ見えるという代物だった様な気がします。 お役に立ちますかどうか、、、
お礼
ご意見ありがとうございます。 OZUさんに紹介して頂いた、フィルムも用途が適していれば、 有効になりそうですね。 人間の目の特性を利用するのも、今回の私のテーマに沿っているので、 検討の余地がありそうです。 ご意見、ありがとうございます。
スモークガラス等は光を通過させると、特定波長を吸収したり反射したりして、結果として可視光の減衰により減光して見えます。 白く見えるガラス等は光(波長)が混ざり合って白く見えています。混ざり合うのは光が散乱しているためです。よって、その向こうの物体から出ている光は混ざり合ってぼやけます。同じ角度ではなく、見る角度を変えれば程度の問題はありますが、可能ではないですか。
お礼
スモークと白く見えるガラスについての、性質の違いをハッキリ指摘して頂いて、ありがとうございます。 角度を変えて、みると見え方が異なる観点は自分には全くありませんでした。。。 材質の角度による見え方の特性をどうやると意図しているものになるか、 理論的に一度検討してみます。 ご意見、ありがとうございます。
お礼
直線透過ですか、知らない単語でしたので、ネット検索したところ、 Ohkawaさんの仰るとおり、拡散性と透過性で透明体の見え方について考察できそうです。 透光性アルミナを用いて、クリアな白い透明性を有した材質があるかもしれませんね。 これからヒントを元に調査を続けたいと思います。 大変参考になりました、ありがとうございます。