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ねじきり加工の面取りの理由について
- ねじきり加工での面取りの理由や利点は何でしょうか?
- ねじを旋盤で切る際には面取りをすることが一般的ですが、その理由について教えてください。
- 面取りの大きさが重要な理由や利点についても教えてください。
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加工時の話ばかりですが 使用時の理由もあります 平面度にうるさいものなら 引張りによりねじの際が微妙に膨れたときに 面より出るのを防ぐ意味もあります プレスの金型を取り付ける面のねじ穴は 面は通常より大きく寸法を指定されます
おはようございます。 面取りはネジ刃の食い付き時に刃の欠損を防ぐためです。 面を大きく取るか小さく取るかは、その製品の使用用途によります。 特に指定が無い場合は、ネジ山の高さよりも少し大きめに面取りするのがベストでしょう。 ネジが入りやすくなります。
回答(3)のアキオ氏の見解で決まりでしょう。 ついでに言えば、手作業でハンドタップを使ってみれば分かります。 面取りが無い場合は、タップを立てにくいばかりでなく、 斜めに入りやすくなります。 (特に小径の場合、面取りを省くとタップ折損の原因になります。) ネジ山と同じ角度で面取りする(面から30°)のが標準です。 二輪メーカーでは、雌ネジの箇所には原則、面取りが義務づけられていました。 図面指示の際に書き漏らすと、上司に指摘されたものです。 回答(1)の > 旋盤によるネジ切りも同じ目的と思います。 > 面取り作業はネジ切りの前後どちらでも良いと思います。 ↑これは全くの間違いです。 ねじ切りした後で面取りをすれば、ネジ山の入り口部分を駄目にします。
旋削によるねじ切りは、初回切り込み時の負荷が大きく、 面取りが無いと食い付き時に過負荷からバイトが欠損する恐れがあります. 初回というのは、必ず切り屑の断面が三角になりますが、 面取りが無いとそれが一気に刃先にのしかかって来る訳です. 面取りがあれば、徐々に切削が始まります. ですから、最低でも初回切り込み分くらいは 45°か、送り方向から見てそれ以下にはしておきたいものです. 大きく面取りする理由は、製品の使い勝手です. 面取りが小さいと、ねじがはまり難くなります. 普通は最低でもピッチと同じくらいの面取りを施します.
ここで言うまでも無く、図面通りに加工するのが普通ですね。 面取りの寸法は図面にあるはずです。 その図面の面取り量が他の加工に比べて大きいのは相手方に挿入しやすく するのとバリを少なくする為でしょう。 通常はねじの切り込み深さより少し大きめにしますね。
一般的に面取り加工とは鋭利なコーナー部(90°以下)の面取りをし、鈍角にすることにより?危険な状態を解消する、?コーナー部の強度をアップするなどを目的とします。 旋盤によるネジ切りも同じ目的と思います。面取り作業はネジ切りの前後どちらでも良いと思います。面取りを大きくする意味は所謂「面取り作業」というより、別の設計上の意図がある場合もあります。 一般的には面取りの大きさはネジ底径までと思います。 ご質問の「面取りを大きくする理由」は一般的な面取りの点からは特に無いと思います。