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海外メーカ品のリニアガイド・ボールネジについての経験と情報
- 海外メーカ品のリニアガイド・ボールネジについての経験と情報をまとめました。
- 海外メーカ品のリニアガイド・ボールネジはカタログ上の性能は満足しているが、実績がなく不安がある。
- 台湾製のHIWINさんとABBAさんが候補として上がっており、HIWINさんは社内テストで良好な結果が出ている。他のメーカーも検討中。
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弊社もある時期にHIWIN製のボールネジを使用した事が ありました(コンベア関係)。評価も行った上で採用し、 概ね良好でしたが下記の問題がありました。 ・スペックの上限品が多いので、設計のマージンを考える 必要がある。 ・不具合発生時のクレーム調査等において、技術的な内容の 回答に時間を要す(海外への問い合わせ)。 これらを上手くクリアすれば、コストダウンメリットは高いと 思われます。 海外調達部品についてですが、加工品を購入することを考えれば 規格品は安定していると思います。
以前(5年ほど前)コストダウンのためHIWIN製のリニアガイドを使用した事があります。 (ミニチュアスライドガイドです) ただし、使用するにあたり、メーカーの日本販社の営業マンから注意事項がありました。(代理店からの又聞きですが) 「初期精度は国産メーカー品と同等だが、しばらく使うと精度が悪くなります。頻繁に動く工作機械、ロボット等で使用するのであれば、国産メーカーの物をお勧めします。」 との事でした。 私のところでの使用状態は、ほとんど移動せず、荷重のたいしたことが無く、走り精度もまったく必要ないところで使用しておりましたので、まったく問題が有りませんでした。 ただし、若い設計者が上記のことを知らず、軽負荷で滑らかな動きをさせたい箇所に使用してしまい、まったく使い物にならず、国産メーカーの物に交換したということが有りました。 その頃から製造技術の向上しているでしょうから、現在ではそのような事はもうなくなってるかもしれませんが・・・・ いずれにしても、初期の性能の評価だけではなく、ある程度の耐久試験を行ってから採用されることをお勧めします。
お礼
お世話になります。 貴重な情報、ありがとうございます。 当方の使用場所も走行精度に対する要求は低いのですが、 機械要求走行距離が長く、メンテナンスも頻繁に出来ない為、 確かに耐久試験が必要ですね。 ありがとうございます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 それぞれが若いメーカで、弊社も採用経験がないと言うこともありまして、 のべ生産量におけるのノウハウだとか、 スペックのバラツキ範囲だとか、不安は残ります。 こうして生の声を聞かせて頂けるのは非常に助かります。 ありがとうございます。