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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:窒化処理について)
窒化処理の使い分けについて
このQ&Aのポイント
- タフトライドとガス軟窒化の使い分け方法について説明します。
- タフトライドは廃棄物や錆びのリスクがありますが、ガス軟窒化はSUSに施すのが難しいという特徴があります。
- 材質や目的によって、タフトライドやガス軟窒化を選ぶべきです。
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noname#230359
回答No.1
タフトライドは軟窒化と言い、靭性に富んだ対磨耗性の高い表面が形成されますが、窒化層深さは一般に0.15~0.35mmと浅く、表面硬度もガス窒化に比べて低くなります.ガス窒化の硬化深さは、一般的に0.2~0.5mmです.衝撃強度が必要な場合、このどちらかを選択するとすれば、ガス窒化となります.材質は、両者共にSACM645,SCM432,440,SCr440などがよく使われます.これらの特徴から、タフトライドは表面処理による歪を極力避けたい場合に使うのが基本です.例えば、自動車駆動装置のデファレンシャルギヤ部のスラストワッシャなどです.スラストワッシャなどの薄物は歪みやすく、対磨耗性と平面度が必要となるのでタフトライドを適用しています.ワッシャの場合、SK5などが使われます.タフトライドは、ガス窒化に比べて処理時間が短いのも魅力です.